過払い金請求でブラックにはさせない!事案の概要

 本件は,当事務所が2007年4月に受任した依頼者につき,過払い金を請求しただけであるにもかかわらず,大手消費者金融2社がその加盟する信用情報機関に「債務整理」という信用情報登録を依頼し,係る登録がなされたため,依頼者が他の金融機関から新たな融資を受けることができなかったという事件です。当事務所は,依頼者の精神的損害を賠償させるため,大手消費者金融2社・全国信用情報センター連合会(全情連)・全情連に加盟している信用情報機関に対して,合計400万円の慰謝料を請求したものです。

 被告である消費者金融業者は,原告である消費者に関する信用情報について適正な取扱をなし,情報自体の誤りや情報の取扱についての誤りがないように維持管理すべき契約上,あるいは信義則上の義務を負っていると考えられます。本件のように過払い金が発生している場合,法律上借金は完済していることが当然の前提となります。本来であれば,被告は「完済」と登録すべきであったところ,被告が信用情報機関に「債務整理」という登録依頼をした行為は,信用情報について適正な取扱をするという契約上・信義則上の義務を怠った行為であると認められます。

 また,全情連とそれに加盟する信用情報機関は,登録依頼があった信用情報の正誤を確認し,登録情報が誤っていることが発覚した場合には速やかに訂正する信義則上あるいは条理上の義務を負っていると考えられます。誤った信用情報を訂正せずに,これを登録し続けていた行為は,信義則上あるいは条理上の義務を怠った行為であると認められます。

 原告は,消費者金融業者2社・全情連・加盟する信用情報機関の上記義務違反により,「債務整理」と登録されたために,金融機関からの貸付を受けられず,多大な精神的苦痛を被りました。

 本件の訴訟によって,被告らの違法性が認められ,躊躇なく過払い金の返還請求をすることが出来るようになり,これによって多重債務問題の早期解決が実現することを祈っています。

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