キャッシング基礎知識(1)
申込・融資の方法
現在,貸金業界では,他社に先駆けて優良な顧客を獲得しようと,し烈な顧客獲得合戦が繰り広げられています。
一昔前は無人契約機が主流でしたが,現在ではその簡易版であるローン申込み機によるものが主流となりつつあります。
1.店頭での申込
各貸金業者の店頭に設置してある融資申込書に,氏名や住所・勤務先等必要事項を記入します。
その後,貸金業者の従業員が信用情報機関に申込者の信用情報を照会し,融資が可能かどうかの与信審査を行います。
与信審査の結果,融資が可能であると判断した場合には,契約書を作成の上,その場でローンカードが交付され,ATM等で融資を受けることが可能となります。
2.無人契約機での申込
各貸金業者の無人契約機のタッチパネルを操作し,融資申込を行います。
融資申込を受けた貸金業者は,信用情報機関に申込者の信用情報を照会し,融資が可能かどうかの与信審査を行います。
与信審査の結果,融資が可能であると判断した場合には,その場でローンカードが交付され,ATM等で融資を受けることが可能となります。
なお,契約書は後日自宅に郵送され,署名・捺印の上,返送します。
最近では、ATM機能のない申込専用のローン申込み機が主流となりつつあります。
3.インターネット・携帯電話での申込
各貸金業者のホームページより,融資申込フォームに必要事項を記入し,送信します。
融資の申込を受けた貸金業者は,信用情報機関に申込者の信用情報を照会し,与信審査を行います。
与信審査の結果,融資が可能と判断された場合には,後日貸金業者より申込者に対して電話やEメールで連絡があり,申込者の指定する銀行口座に融資金額が振り込まれます。
なお,契約書は後日自宅に郵送され,署名・捺印の上,返送します。
返済の方法
返済の方法は,各貸金業者によって異なります。- 口座引落し
- 指定口座への振込
- 各社ATMの入金
- 店頭窓口での返済
その他,返済の方法としては以下の方法があります。
- コンビニエンスストアでの収納代行
- 現金書留による送金
- 提携銀行などのATMでの振込
取立
以前は,高金利・過剰な貸付・過酷な取立が貸金業者の三種の神器といわれ,多重債務者に対して非常に過酷な取立が行われていました。
しかし,過酷な取立行為に起因した多重債務者の自殺が相次ぎ,貸金業規制法が大幅に見直されることになり,現在では以前のような過酷な取立は法律上禁止されています。
現状の多重債務者に対する貸金業者の取立は,延滞の期間に応じて,
- 1.郵送による督促通知の発送
- 2.自宅や携帯電話への督促の電話
- 3.実家や勤務先への督促の電話
- 4.自宅等への訪問
- 5.訴訟の提起等の取立行為
を行っています。
また,貸金業者の従業員には非常に厳しいノルマが課されており,法律は遵守しているものの,現在でも多重債務者に対する過酷な取立が行われていることが報道されています。


























