キャッシングとは
キャッシングとは,一般的には,金融機関が個人に対して行う,現金自動支払機(ATM)による小口金融を指します。
もっとも,厳密な定義があるわけではなく,銀行・消費者金融・クレジット会社等の金融機関が,個人ないし法人に融資を行うことを総称してキャッシング,ローン,キャッシングローンということもあります。
貸金業者からキャッシングをすると,借主(債務者)は借り入れた金額(元金)に返済日までの金利を加えた金額を返済しなければなりません。
高額のキャッシングをした場合には,通常,複数月に分割して返済を行うという契約がなされます。
分割返済の契約をした場合には,当初の契約どおりに返済をしてさえいれば,各返済期日が到来するまで残額の返済を行う必要はありません(このように,返済期日が到来するまで返済をしなくてもよいことを,「期限の利益」といいます)。
しかし,キャッシングをする際の貸金業者との契約には,1回でも返済期日までに返済をすることができなかった場合には,この「期限の利益」を失ってしまうという内容が盛り込まれます(これを「期限の利益喪失約款」といいます)。
そのため,返済を1回でも怠った場合には,借主である債務者は「期限の利益」を失い,将来の返済期限に支払う金額も含めた全額を一括で返済しなければならなくなってしまうのです。
高額のキャッシングをしている債務者は,残金を一括で返済することは困難です。
そこで,キャッシングをする際には,自分の収入で確実に返済できる金額を把握しておかなければなりません。


























