2006/05/27 自己破産を選択する基準 つづき(その2)

今回のテーマ

【自己破産を選択する基準】つづき(その2)

20代後半のAさん(女性)は,ご主人と結婚後,ご主人の実家に同居しています。2
人の子供にも恵まれ,幸せな結婚生活を送っていましたが,ご主人が勤務先の業績悪化 により退職してから生活費のために借入を開始しました。その後ご主人は再就職しまし たが,収入が減少し,毎月の生活費を補填するためにAさんは借入を増やしました。当事務所に相談にお越しになられたときには,Aさんには360万円もの借入があり,毎月の収入ではとても返済できない金額に膨れあがっていました。

Aさんはアルバイトで月5万円ほど収入があります。生命保険には加入していて,解約 返戻金が5万円ほどありますが,それ以外には高価な財産はお持ちでありませんでし た。

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さて,Aさんから自己破産手続のご依頼をいただいた私は,受任通知を発送し,債権者 からの取立と返済を止め,自己破産申立のための準備に取り掛かりました。

自己破産を裁判所へ申し立てるためには,まず債権者から開示された取引履歴を利息制 限法所定の法定利率(15~20%)に引き直し計算をし,Aさんの債務額を確定しま す。

その後,Aさんに裁判所に提出する書類を用意してもらいます。

裁判所に提出する書類には,主に以下の書類が必要となります(東京地方裁判所の場合)。

1 住民票
2 陳述書(自己破産に至った事情や収入等を申告する書類)
3 資産目録(財産状況等を申告する書類)
4 家計全体の状況(家庭の収支,2ヶ月分)
5 債権者一覧表
6 預金通帳のコピー(過去2年分,口座が複数あるときは全部)

以上のほか,Aさんはアルバイトでの収入があったため,給与明細書(直近2ヶ月分)
と源泉徴収票(直近1回分)が必要でした。また,生命保険にも加入していましたの
で,生命保険証書と解約返戻金計算書も用意していただきました。なお,解約返戻金計算書は保険会社から取得できます。

Aさんはアルバイト・家事・育児の合間を縫って,以上の書類を準備していただきまし
た。

陳述書や資産目録の作成には多少手間取ってしまったみたいですが,何度も打合せをして,ご依頼してから2週間ほどでご提出いただきました。

後日裁判所でAさんとお会いしたとき,Aさんはこのときの状況を「自分のことなのに
どのように書いていいか分からない私でしたが,何とかできました。資料収集は多少日程の調整で苦労しましたが,思ったよりも時間が掛かりませんでした。」と振り返っていらっしゃいました。

Aさんから提出していただいた資料をもとに,当事務所で申立書類を作成し,申立書類が完成しました。

ついにAさんの自己破産を裁判所へ申し立てることができます。

裁判所へ申立をする前日,私は再度Aさんの記録を見直していました。

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【編集後記】

皆さん,こんにちは。

昨日は夜12時ころまで,事務所で仕事をしていました(汗)。
仕事が終わったときには,疲労感と同時に空腹感が・・・。

事務員たちと総勢4名で,焼肉を食べにいくことになりました。

20代の頃は,焼肉といえば「カルビ」でした!もちろんご飯も大盛り!

30代となった今は,カルビよりも「ロース」がマイブームです。
カルビの脂が,胃を刺激しなくなりました・・・(笑)。

「俺にもそういう時代があったんだよ」と寂しそうに若い私に言ったかつての上司の言
葉を今は痛感します・・・。

そんな私を尻目に,当事務所の事務員は相変わらず元気です(笑)!

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