2006/06/10 自己破産を選択する基準 つづき(最終回)

今回のテーマ

【自己破産を選択する基準】つづき(最終回)

20代後半のAさん(女性)は,ご主人と結婚後,ご主人の実家に同居しています。2人の子供にも恵まれ,幸せな結婚生活を送っていましたが,ご主人が勤務先の業績悪化により退職してから生活費のために借入を開始しました。その後ご主人は再就職しまし たが,収入が減少し,毎月の生活費を補填するためにAさんは借入を増やしました。当事務所に相談にお越しになられたときには,Aさんには360万円もの借入があり,毎月の収入ではとても返済できない金額に膨れあがっていました。

Aさんはアルバイトで月5万円ほど収入があります。生命保険には加入していて,解約返戻金が5万円ほどありますが,それ以外には高価な財産はお持ちでありませんでした。

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Aさんの破産手続開始決定・廃止決定が出てから2ヶ月後の免責審尋期日を迎えました。

Aさんは東京地方裁判所へ行くのが初めてだということでしたので,事前に地図を渡し,待ち合わせ場所を東京地方裁判所1階ロビーで待ち合わせることを約束しました。

私が待ち合わせ場所に到着すると,Aさんは既に到着していました。

Aさんは以前と比べ少しふっくらしていました。Aさんと簡単な挨拶を交わし,法廷の中で順番を待っていました。

法廷の中には,大勢の方がAさんと同じように免責審尋を行っていました。

私とAさんは担当の裁判官の前に座りました。

裁判官からAさんに対し,本人であることの確認や変更事項の有無の確認がされました。一通りの質問を終えた後,免責審尋は終了しました。

法廷を出た後,Aさんは私に「こんなに簡単に終わってしまって,本当にいいんでしょうか。」と質問をされました。

同時廃止手続は,弁護士が代理人になっている場合にのみ認められる手続です。弁護士が裁判所への申告内容の真実性を担保するかわりに,手続が簡易化されているのです。

Aさんにそのことをお伝えし,私とAさんは別れました。

数日後,裁判所から免責許可決定正本が送達されました。Aさんに免責許可決定正本をお送りしたところ,Aさんからお礼のお手紙をいただきました。

免責許可決定は決定から1ヶ月~1ヶ月半後に確定し,税金等の一部の債務を除く債務が法的に免責されます。

Aさんの人生の再スタートが始まったのでした。

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【編集後記】

皆さん,こんにちは。

待ちに待ったワールド・カップが開催しました!
当事務所でも,特に男性の事務員たちの間では,W杯の話題で持ちきりのようです。

先日,事務員たちが優勝国予想をしていたので,会話に入ろうと試みました。

(事務員)「先生はどこの国が優勝すると思いますか?」

(私)「う~ん,前回日本が負けたから,トルコ!」

(事務員)「トルコは出場していないんですけど・・・」

事務員の間では,ブラジルやオランダが有力候補だということです。

普段はサッカーを観戦しない私ですが,話についていけるように少しは観戦したいと思います。

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