2006/10/14 不動産を守れ!<パート1>(第1回)

今回のテーマ

【不動産を守れ!<パート1>】(第1回)

40代のDさん(男性)は,遠方から上京されて東京で働いていました。しかし,8年
前お母様が病に倒れたため,長男であったDさんはご実家に戻られ,地元で勤務しながら,お母様の看病や医療費・生活費を援助されていました。しかし,東京で勤務していたときよりも収入が減少し,Dさんの家族の生活費も余裕がない状況でしたので,毎月足りない分を消費者金融から用立てるようになりました。Dさんが当事務所へご相談された際には700万円にも借金が膨らんでいました。現在Dさんは,ご実家でご両親と奥様,子供3人と生活をしています。3年前にはお母様のために,ご実家をバリアフリーにリフォームもしていました。

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「お電話ありがとうございます。アディーレ法律事務所でございます。」

事務所に1本の相談の電話が掛かってきました。

「あのう,インターネットを見て電話したのですが。遠方に住んでいるのですが,石丸
先生に相談に乗っていただくことはできますか?」

「はい。当事務所では,債務整理のご相談は何度でも無料にて受け付けております。また,遠方にお住まいの方のご相談・ご依頼もお引き受けしておりますので,ご安心ください。」

電話を掛けてきたのは,遠方にお住まいのDさんでした。

「あぁ,よかったぁ。こっちの弁護士さんは費用を一括で支払わなきゃ依頼を受けてく
れないって言うし。費用の分割をしていただけるアディーレさんに頼むしかないと思っ
て・・・。」

「ありがとうございます。ご相談はお電話でもお受けしております。ただ,事前にDさ
んの具体的なご事情を把握する必要がございますので,『受付カード』と『債権者一覧表』に必要事項をご記入の上,当事務所にFAXにてお送りいただけますでしょう
か?」

『受付カード』とは,当事務所が使用している相談者の方に簡単に財産の状況を記入していただく書面です。また,『債権者一覧表』とは,相談者の方の借金の状況を記入していただく書面です。

相談の際には,事前に『受付カード』と『債権者一覧表』を相談者の方にご記入いただき,それをもとに具体的なご事情を把握していくことから始まります。

『受付カード』と『債権者一覧表』は当事務所のホームページからダウンロードするこ
とができます。

→ http://www.adire.jp/jikohasan_syorui.html

翌日Dさんから『受付カード』と『債権者一覧表』が届きました。

Dさんは,合計13社から700万円の借金がありました。取引期間は長いところで6
年くらいでしたが,比較的最近の借入が多く,利息制限法所定の法定利息で引き直しを行ってもおよそ500~600万円程度は残ってしまう見込みでした。

Dさんのご収入は毎月手取りで30万円。ご両親とご家族の生活費を差し引くと,返済に充てられる金額はほとんどありません。

「自己破産しかないかなぁ・・・。」

私は資料をざっと見て,Dさんは支払不能であると思われたため,自己破産が最善ではないかと考えました。しかし,自己破産をした場合に一つ問題がありました。

「先生,自己破産をするとDさんの所有不動産はどうなるんですか?」

問題をストレートに質問してきたのは,Dさんの電話を受け付けた女性の事務員でし
た。

Dさんが自己破産をした場合の問題とは,Dさんが不動産を所有していたことでした。

「自己破産をすると,住宅ローンの有無にかかわらず,不動産を処分しなければならないのが原則だよ。」

私は,女性事務員にこう答えました。

「そうなんですか・・・。Dさん,病気のお母さんのためにリフォームもされたんです
って。」

初めての電話でDさんから簡単なご事情を聞いていた女性事務員は,私の回答にがっかりした様子でした。

「原則は処分されるけど,維持できる方法もないわけではないんだ。ただ,住宅ローンがあるかどうかや,不動産の価格,第三者の協力が得られるかどうかといった事情によっても異なるけどね。とにかく,Dさんのご事情を聞いてみないとね。」

そう言って,私はDさんにお電話しようと受話器を手にしました。

『自己破産をすると自宅は処分されてしまうんでしょ?』

勝手に思い込んでいませんか?真実とは異なる思い込みで毎月返済に悩み続ける方が大勢います。債務整理を弁護士に依頼すれば,取立・返済が止まります。毎月返済のことで悩む前に,まずは専門家に相談を!

債務整理については小冊子『are you happy?』で詳しく解説しています。限定50名様に無料贈呈中。

□ご請求は当事務所のホームページから・・・

 → http://www.adire.jp/step/book.html

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【編集後記】

皆さん,こんにちは。

前回のメルマガで『行列のできる法律相談所・若手弁護士スペシャル』に出演すること
をお伝えしましたが,実は昨日別のTV番組の取材を受けました。

テレビ東京系列で放送している『ケンちゃんの晩めし前!』という番組です。

取材依頼が来たとき,「また志村けんさんの番組かぁ」と思ってしまいましたが(決し
て嫌なわけではありませんよ!),実はテレビ東京で月~金曜日の17:25分から5
分間放送している子供や主婦向けの真面目な経済番組でした。

天才小学生ケンちゃんが,今話題になっている経済の出来事を「キーワード」として取り上げ,分かりやすく説明するという番組です。

今回取材を受けたキーワードは「グレーゾーン金利」です。

「いつも接している分野だから大丈夫。」と簡単に考えていたのですが,ディレクターさんからのリクエストは「小学生にも分かりやすいように。」というこれまでの取材に はないリクエストでした。

「グレーゾーン金利を小学生にも分かりやすく・・・?」

「そもそもグレーゾーン金利っていう言葉は,小学生も分かるのか・・・?」

いきなり投げつけられた難題に,終始困惑・・・。しかも,一昨日から右目が急性結膜
炎で真っ赤になっていました(泣)

「小学生が見たら怖いんだろうなぁ・・・。」と思いながらも,何とか撮影も無事終
了。

取材はTV・雑誌・新聞と色々と受けるのですが,まだまだ慣れるには程遠いと感じた
一日でした・・・。

すったもんだの取材でしたが,皆さんよろしければご視聴ください!

『ケンちゃんの晩めし前!』
10月26日(木)17:25~(5分間)
テレビ東京系列

番組を見忘れた方は,日経新聞のホームページでも視聴できるそうです。

→ http://www.nikkei.co.jp/bb/index.html

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アディーレ法律事務所