2006/12/02 不動産を守れ!<パート2>(第1回)

今回のテーマ

【不動産を守れ!<パート2>】(第1回)

30代後半のEさん(男性)と奥様は,5年前奥様のお母様が交通事故で亡くなられた際に,お母様に300万円の借金があったことが発覚したため,2人でその借金を背負うことになり,その返済のために消費者金融から借入を開始しました。また,当時はアパートに住んでいましたが,義母の死亡により奥様のお父様と同居することになったため,義父の毎月の援助の約束のもと4年前にマンションを購入し,ご家族4人で生活をされていました。ところが,マンションを購入してから1年もたたないうちに義父の経営していた会社が倒産し,たちまち住宅ローンや消費者金融からの借入の返済が立ち行かなくなり,さらに借入を増大させてしまいました。Eさんが当事務所にご相談に来られた際には,2800万円もの債務がありました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「先生,Eさんがお見えになりました。」

女性の事務員がEさんに記載してもらった資料を私のもとに持ってきました。

私はEさん夫妻の資料に目を通しました。
Eさんは,住宅ローンが2100万円とその他の借金が約700万円ありました。Eさんの奥様も600万円の借金を負っていました。
Eさんはマンションを所有しており,住宅ローンには保証人はついていません。

Eさんは会社員としての収入が30万円,新聞配達のアルバイト収入が10万円ありました。奥様もパートの収入が10万円ありました。

私は,一通り資料に目を通してから,Eさん夫妻の待つ会議室に入りました。

「はじめまして,弁護士の石丸です。」
私はEさん夫妻に挨拶をし,名刺を差し出しました。
すると奥様が「石丸先生,テレビで拝見するのと印象が違いますね!」
私は少し戸惑いながら「そんなに印象が違いますか?」
Eさん夫妻は,私が若手弁護士として出演した『行列のできる法律相談所』をご覧いたようでした(笑)。

私たちは席につき,Eさん夫妻の負債状況・財産状況を再度確認しました。

「Eさんはマンションをお持ちということですが,本日は不動産の登記簿謄本をお持ちいただけましたか。」
Eさんの奥様が封筒の中から登記簿謄本と住宅ローンの契約書を取り出し,私に手渡しました。

「ご自宅はEさんのご名義で,住宅ローンは住宅金融公庫のみですね?住宅ローンに保証人の方はいらっしゃいませんか?」

「はい。保証人はついていません。」

一通り負債状況と財産状況を確認した後に,私は小冊子を広げて3つの債務整理手続について簡単に説明をしました。
「債務整理には,法的に借金をなくしてしまう自己破産という手続,利息制限法所定の利息まで減額された元金を原則として3年間で返済する任意整理という手続,さらに住宅をお持ちの場合に,住宅ローンとおよそ5分の1程度に減額されたその他の債務を返済していくという民事再生という手続の3つがあります。」

各手続のメリット・デメリットをお伝えし,私はEさん夫妻の状況からEさんは自己破産か民事再生,奥様は自己破産が最善と考えていることをお伝えしました。

「先生,私達には小学生の子供がいるのですが,転校をさせるのはどうしても避けたいんです。何とか自宅を維持する方法でお願いしたいのですが・・・」

「分かりました。ただ,債務額から任意整理で返済をしていくことは困難だと思いますので,民事再生を検討してみましょう。」
私は,Eさん夫妻に民事再生についての詳しい説明を行いました。

『家族に秘密にしているので,自己破産は絶対にできません』

勝手に思い込んでいませんか?真実とは異なる思い込みで毎月返済に悩み続ける方が大勢います。債務整理を弁護士に依頼すれば,取立・返済が止まります。毎月返済のことで悩む前に,まずは専門家に相談を!

債務整理については小冊子『are you happy?』で詳しく解説しています。限定50名様に無料贈呈中。

□ご請求は当事務所のホームページから・・・

 → http://www.adire.jp/step/book.html

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【編集後記】

皆さん,こんにちは。

今年も残すところあと1ヶ月となりました。本当に早いものですね。

12月はクリスマスや忘年会といったイベントが目白押しです。

当事務所でも恒例の忘年会が開催されるようですが,現在80名近くの大所帯となっており,忘年会シーズンにこの人数を収容する場所を確保することは難しいため,今回は部署毎に3つに分割して開催ということになりました。

代表者である私は,全部に出席することになっているようですが,今から胃腸が心配です(笑)・・・。

【忘年会のネタ探しには,ほのぼのブログ!】

忘年会で一人一芸・・・。どうしよう・・・。
悩む前にほのぼのブログを読んでみてください。きっとアイデアが浮かんできますよ。
当事務所のブログ「弁護士と法律事務職員のほのぼのブログ」はこちらからどうぞ!

ページトップへ

アディーレ法律事務所