2006/12/16 不動産を守れ!<パート2>(第3回)

今回のテーマ

【不動産を守れ!<パート2>】(第3回)

30代後半のEさん(男性)と奥様は,5年前奥様のお母様が交通事故で亡くなられた際に,お母様に300万円の借金があったことが発覚したため,2人でその借金を背負うことになり,その返済のために消費者金融から借入を開始しました。また,当時はアパートに住んでいましたが,義母の死亡により奥様のお父様と同居することになったため,義父の毎月の援助の約束のもと4年前にマンションを購入し,ご家族4人で生活をされていました。ところが,マンションを購入してから1年もたたないうちに義父の経営していた会社が倒産し,たちまち住宅ローンや消費者金融からの借入の返済が立ち行かなくなり,さらに借入を増大させてしまいました。Eさんが当事務所にご相談に来られた際には,2800万円もの借金がありました。

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Eさんご夫妻との面談の結果,Eさんは民事再生を,Eさんの奥様は自己破産の手続を行うこととなりました。

「私がEさんの債権者に受任通知を発送すると,住宅ローン以外の借入の返済を止めることが可能です。住宅ローンについては,延滞してしまうと,民事再生をしても住宅を維持できなくなってしまう可能性がありますので,これからもしっかりとお支払ください。」

Eさんのように住宅を維持するために民事再生をする場合は,裁判所へ提出する返済方法を定めた再生計画案に「住宅融資特別条項」をつける必要があります。

住宅ローンの支払が長期間延滞してしまうと保証会社が債務者の代わりに住宅ローン会社へ支払い,債権が保証会社に移りますが(これを代位弁済といいます。),代位弁済が行われてから6ヶ月間を経過してしまうと「住宅融資特別条項」を利用することができなくなってしまいます。

そのため,住宅融資特別条項を利用するために,弁護士に依頼した後も住宅ローンはしっかりと返済を続ける必要があるのです。

Eさんご夫妻からご依頼を受けて1ヶ月間が経過すると,各債権者から取引履歴が開示され始めました。

私は,開示された取引履歴を利息制限法所定の利息に引き直して計算を行い,Eさんの借金額を確定する作業を行いました。

その間にEさんには,民事再生の申立書類を作成するために以下の必要な書類を収集してもらいました。

住民票(世帯全員が記載されたもの)
全ての預金通帳の過去2年分のコピー
直近2ヶ月分の給与明細書
課税証明書
源泉徴収票
各種保険証書・解約返戻金計算書
自動車権査証・簡易査定書
不動産登記簿謄本・固定資産税評価証明書
住宅ローン契約書・償還予定表

Eさんはお仕事の合間を縫って,上記の資料を集めていただきました。

「本業とアルバイトが忙しく,なかなか時間を見つけられずに多少苦労しました。でも,資料の収集で不安な事やわからない事は事務員さんに色々サポートしていただいたので,おかげでなんとか収集することができました」

再生計画案の認可決定が出た後にEさんとお話したときに,このときの感想を以上のように述べていました。

Eさんの債務額も確定し,必要な資料も整いました。私はEさんの申立書の作成に取り掛かりました。

『自己破産をすると,会社に知られてしまいますか?』

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【編集後記】

皆さん,こんにちは。

今年も残すところ2週間となりました。
当事務所がある池袋駅周辺では,毎晩忘年会などの宴席に行き交う人々でごった返しています。

当事務所も今週から忘年会が開催されています。前々回お知らせしたとおり,人数の関係上今年は3回に分けて開催されるため,今週は忘年会ラッシュです。

つい先日開催された忘年会では,当事務所自慢の従業員による様々な出し物(笑)が行われ,警察官,浜崎あゆみさんに始まって,電撃ネットワーク,孫悟空(ドラゴンボール),剣道家,ケンシロウ(北斗の拳)などなど豪華キャストとなりました(今度忘年会の様子を撮影した写真をブログに掲載するかもです)。

今年一年一緒にがんばった従業員達と一年を振り帰りながら,楽しいひとときを過ごすことができました。

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アディーレ法律事務所