2007/01/13 不動産を守れ!<パート2>(第4回)

今回のテーマ

【不動産を守れ!<パート2>】(第4回)

30代後半のEさん(男性)と奥様は,5年前奥様のお母様が交通事故で亡くなられた際に,お母様に300万円の借金があったことが発覚したため,2人でその借金を背負うことになり,その返済のために消費者金融から借入を開始しました。また,当時はアパートに住んでいましたが,義母の死亡により奥様のお父様と同居することになったため,義父の毎月の援助の約束のもと4年前にマンションを購入し,ご家族4人で生活をされていました。ところが,マンションを購入してから1年もたたないうちに義父の経営していた会社が倒産し,たちまち住宅ローンや消費者金融からの借入の返済が立ち行かなくなり,さらに借入を増大させてしまいました。Eさんが当事務所にご相談に来られた際には,2800万円もの借金がありました。

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Eさんに収集してもらった民事再生の申立に必要な資料をもとに,私はEさんの申立書類の作成に取り掛かりました。

民事再生の申立書類は自己破産の申立書類と似たような内容ですが,自己破産と異なり,今後返済をしていく必要があることから,返済見込み額を記載した「返済総額算出シート」を作成する必要があります。

小規模個人再生では,法律で定められた最低弁済額(借金のおよそ5分の1)か清算価値(持っている財産の総額)のいずれか高い金額を返済していかなければなりません。

「返済総額算出シート」には,最低弁済額と清算価値の金額をそれぞれ記入します。

Eさんの場合には,住宅ローンを除く債務が650万円ありましたので,最低弁済額は5分の1の130万円となりました。

また,Eさんには,預金が30万円と生命保険の解約返戻金が21万円ありましたので,清算価値は51万円です。

Eさんが民事再生をして返済しなければならない最低額は,130万円と計算されました。

また,民事再生申立後も住宅ローンを毎月返済していく必要があるため,通常の申立書と一緒に「住宅資金貸付債権の一部弁済許可申立書」も併せて作成しました。

Eさんに申立書類の内容を確認していただき,ついにEさんの申立書類が完成しました。

翌日は,梅雨が明け,強い日差しが降り注ぐ日でした。私は,Eさんの申立書を手に,東京地方裁判所に出掛け,裁判所の2階にある民事第20部の再生申立受付で受付を済ませました。

事務所に戻ると,早速裁判所から連絡があり,個人再生委員が選任された旨の連絡がありました。

私は,選任された個人再生委員の弁護士と面接の日程を決めるために電話をしました。

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【編集後記】

皆さん,こんにちは。

本日NHK教育テレビの取材を受けました。
『10min.ボックス』という中高生向けの教育番組で,《カード社会》をテーマにローンとクレジットの正しい利用法や金利と返済についての正しい認識を伝えるという番組だそうです。

昨年の11月末に取材依頼の連絡があり,準備等で1ヶ月半も要しましたので,取材が終わったときには,どっと疲れが襲ってきました。

いつも依頼者の方に説明しているのとは違って,テレビカメラに向かって話をするのは緊張してしまいますね・・・。

放送は,2月6日(火)午前11:30~ということです。
お時間があれば,是非ご覧ください。

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