2007/02/24 不動産を守れ!<パート2>(第7回)

今回のテーマ

【不動産を守れ!<パート2>】(第7回)

30代後半のEさん(男性)と奥様は,5年前奥様のお母様が交通事故で亡くなられた際に,お母様に300万円の借金があったことが発覚したため,2人でその借金を背負うことになり,その返済のために消費者金融から借入を開始しました。また,当時はアパートに住んでいましたが,義母の死亡により奥様のお父様と同居することになったため,義父の毎月の援助の約束のもと4年前にマンションを購入し,ご家族4人で生活をされていました。ところが,マンションを購入してから1年もたたないうちに義父の経営していた会社が倒産し,たちまち住宅ローンや消費者金融からの借入の返済が立ち行かなくなり,さらに借入を増大させてしまいました。Eさんが当事務所にご相談に来られた際には,2800万円もの借金がありました。

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Eさんの個人再生を裁判所に申し立ててから約1ヶ月後,裁判所から開始決定と今後のスケジュール表が届きました。

個人再生では,開始決定が出た後,裁判所から各債権者へ開始決定とともに,債権者一覧表と再生債権届出書が送付されます。

各債権者は,債権者一覧表に記載された金額に違いがある場合,債権者が主張する金額を裁判所に届け出ることができます(再生債権届出)。この届出は,開始決定が出た後1ヶ月以内に行う必要があります。

Eさんの場合,大手消費者金融2社から再生債権届出書が提出されていました。

裁判所から再生債権届出書を受け取った私は,再生委員に,債権認否一覧表と報告書を提出しました。

債権認否一覧表とは,債権者から提出された再生債権の金額が正しいかどうかを回答する書面です。債権者,債務者双方から金額を申告することによって再生債権の金額を確定させるのです。

私はEさんの債権者から提出された再生債権届出書の金額に問題がないことを確認し,債権認否一覧表に全ての金額を認める旨の認否をしました。

再生委員に債権認否一覧表を提出した後,2ヶ月以内に再生計画案を提出する必要があります。

ちなみに債権認否一覧表と一緒に提出する報告書というのは,再生手続が開始された後,債務者の財産状況に変更がある場合に,変更した内容や理由を記載する書面です。
Eさんは,特に変更がなかったので,簡単に変更がない旨を記入して提出しました。

再生債権届出書に遅延損害金も含めて金額の届出がなされていたため,Eさんの債務額は当初よりも数万円程度ですが増額となりました。

Eさんの財産は合計で30万円程度だったため,再生計画案に記載する返済総額は,最低弁済額である5分の1の金額で計算されることとなりました(最低弁済額については前回までのメルマガを参照下さい)。

私は,毎月の各債権者への返済予定額を記載した再生計画案を再生委員の弁護士に提出しました。

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【編集後記】

皆さん,こんにちは。

昨日は2月末で事務員が1人退職するため,約20人ほどで送別会を行いました。

その彼がアディーレに入所したのは,サンシャインに事務所を移転してから3ヶ月ほどたった後でした。

その当時は人数も少なかったこともあり,全員が毎日11時近くまで働いているという状況でした・・・。

彼もそんな状況の中,一生懸命働いてアディーレを支えてくれた1人です。

送別会で彼にアディーレでの思い出を聞いてみたところ,入所した当時みんなで夜遅くまで励まし合いながら働いていたときがとても楽しかったと言ってくれました。

私は心の中で,彼に忙しい思いをさせてしまったことを謝りながら,今のアディーレがあるのは彼をはじめとするみんなが一生懸命頑張ってくれたおかげであることを改めて思い,感謝をしました。

送別会は笑いあり,涙ありと非常に楽しい会となりました。

これからも彼の活躍を見守っていきたいと思います。

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