2010/10/15 ある依頼者の事例〈独学で占いを勉強 ~一人前になったとたんに雇い主に逃げられて~〉

今回のテーマ
【ある依頼者の事例〈独学で占いを勉強 ~一人前になったとたんに雇い主に逃げられて~〉】

 Sさん(41歳・女性)は月収11万円の掃除のアルバイトをしながら,占師を目指して02年に勉強を開始しました。勉強もさることながら,実戦での練習が必要でした。経験を積むため多くの人を占いたいと,ブティックでは洋服を買い,エステでは施術を受け,その代償として人を紹介してもらっていました。それらの費用を賄うために,アルバイトで得た収入では当然間に合わず,毎月10万円ぐらいずつ借金をするようになりました。
 2年後,時給2000円で占い師として採用され,売上も月に40万円ほど上がるようになり,借金も返済していくことができました。しかしある日突然,雇い主が消息不明に。仕事を引き継いだものの,賃料・未払いの内装費・その他必要経費に毎月約30万円かかり,またもや借金で賄う日々。Sさんは店を解約し,自宅や喫茶店を仕事場にして占師を続けています。
 そんな中,Sさんは10年6月より総量規制(※)が行われることを知り,自転車操業のままではいくら仕事をしても利益が出ないと考え,当事務所での相談を決意して来訪なさいました。その時のSさんの債務は,消費者金融を含む6社から総計385万円,月々の返済は17.6万円にのぼっていました。本人の希望どおり,自己破産(同時廃止)の手続を進めることにし,消費者金融への返済に終止符を打つことができました。

〈Sさんからひとこと〉
 前は死にたいと考えていましたが,依頼後は明日のことで悩むことがなくなり,死にたいとも思わなくなりました。人間,やり直しができるんだと考え,無理に見栄を張ったりしなくなり,地道に生活しております。始めは何とか自分で手続をと,考えておりましたが,自分ひとりではどうにもなりませんでした。相談してよかったと思っております。
 弁護士費用は自分の収入があったので分割で対応し,返済が止まれば支払はできる範囲でした。
 進捗報告や書類の案内などで何度も電話をくださった事務員様,弁護士様,ありがとうございました。これからは自分の身に合った生活をしていきたいと考えています。

(※)過剰融資を防止するため,貸金業者からの総借入残高が,年収の3分の1を超える借入は原則として禁止するという規制。

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【編集後記】
 9月28日(火)に、消費者金融の大手である株式会社武富士が会社更生手続の申立を行いました。更生手続の開始決定後4ヵ月以内に、過払い金債権を届け出る必要があることもあり、当事務所にも多くの過払い手続に関するお問い合わせをいただいています。
 また、武富士のみならず、その他の消費者金融よりお借入中であったり、完済されて過払いの可能性があるという方からも同様にお問い合わせをいただいています。
 当事務所では、皆様がよりお手続がしやすいよう過払い金返還手続の着手費用を無料にするキャンペーンを実施することとなりました。11月5日までのとなりますので、下記ご参照の上お問い合わせいただければと思います。

「逃げ得は許さない! 過払い金消滅防止キャンペーン
                ~あなたの過払い金は消滅寸前~」
http://www.adire.jp/campaign/kabarai.html

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