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アスベスト訴訟等の弁護士相談とは?予約・相談・契約までの流れについて

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kiriu_sakura

※アディーレ法律事務所では様々な法律相談を承っておりますが、具体的な事情によってはご相談を承れない場合もございます。予め、ご了承ください。

「給付金を受給したくて弁護士に相談したいんだけれど、弁護士に相談するのは不安。相談ってどんな感じなんだろうか……」

はじめての法律相談は大変不安だと思います。弁護士としゃべったことがないから上手く話せるかどうかわからない、どんなことを聞かれるんだろう、そもそも自分は受給対象かどうかわからないけれど相談してもよいのか……などなど。

本記事では、アスベスト訴訟等の法律相談について具体的なイメージをもっていただくために、

  • 弁護士事務所への予約
  • 弁護士との相談
  • 弁護士との契約

について弁護士が解説します。

この記事の監修弁護士
弁護士 大西 亜希子

香川大学、早稲田大学大学院、及び広島修道大学法科大学院卒。2017年よりB型肝炎部門の統括者。また、2019年よりアスベスト(石綿)訴訟の統括者も兼任。被害を受けた方々に寄り添うことを第一とし、「身近な」法律事務所であり続けられるよう奮闘している。東京弁護士会所属。

弁護士に相談する場合の大まかな流れ

弁護士に相談する場合の大まかな流れは以下のようになります。

以下では、それぞれのSTEPについて解説していきます。

アスベストに関するご相談は何度でも無料

弁護士費用は安心の成功報酬制!

石綿健康被害救済法や労災保険の給付を受けている方でも、賠償金の対象になります!

STEP1 相談の予約

まずは、弁護士に相談の予約をしてみましょう。
ここで、相談の予約に関してのよくある質問、そして、相談の予約の具体例をご紹介します。

(1)よくある質問

Q:相談の予約はどのようにして行うんでしょうか?

A:相談の予約は、電話またはウェブから行うことがほとんどです。ウェブからの予約の場合、専用のフォーム等に必要事項を記載します。なお、この段階では予約が完了しておらず、あとで事務所から電話連絡がきたのち予約完了となる事務所もあります。

Q:予約しないとダメでしょうか?飛び込みでの相談は難しいですか?

A:弁護士は裁判への出廷等で事務所にいないことも多いので、相談は予約が必要というところが多いです。飛び込みでの相談は断られることも多いと思いますので、事前に予約をしておいた方がよいでしょう。
なお、予約した当日に弁護士と相談できる場合もあります。

Q:受給対象者かどうか全くわかりません。相談してもよいですか?

A:ぜひとも、相談してください。過去にアスベスト工場に勤めていた、建設業に従事していてアスベスト建材を使っていた方は、受給対象者の可能性があります。

Q:家族がアスベスト被害に遭ったんだけれど、本人以外が予約しても大丈夫でしょうか?

A:本人以外の方のご予約・ご相談でも問題ないとする法律事務所は多いです。ただし、ご相談の際は本人またはその遺族から直接お話を伺いたいとしている法律事務所が多いです。相談の際、家族の同席が可能な事務所も多いので、心配な場合は、事前に確認の上、同席するとよいでしょう。

Q:予約の段階でいろいろ聞かれることが多いんでしょうか?準備しておいた方がいいことはありますか?

A:予約段階でどのようなことが聞かれるかは事務所によって様々です。
例えば、予約段階では、ご本人様の病状等の簡単な質問にとどめる事務所もあります。他方で、弁護士との相談がスムーズに進むように、予約の段階で詳細な質問をする事務所もあります(例:どこで作業をしていたのか、どの時期からどの時期までどれくらいの期間作業をしていたか等)

ただ、詳しい事情は弁護士との相談の際にお答えいただければ大丈夫ですので、予約段階では基本的に分かる範囲でお答えいただければ大丈夫です。まずは、問い合わせをするということが大切です。

(2)相談予約の具体例

ここでは、相談の予約の具体例を紹介しましょう。なお、以下では、建設型アスベストにおける給付金(※)の相談を想定しています。

※アスベスト建材を用いて建設作業に従事したことによってアスベスト被害に遭われた方、または、そのご遺族に対して支給される給付金のことをいいます。「特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律」に基づき支給されます。

専門のスタッフが対応しますので、スタッフの案内に従えば、そのまま予約がとれるようになっています。うまく話せるかわからないと不安の方も、スタッフの案内に任せておけば大丈夫ですので、ご安心ください。

ご本人様以外の相談の場合、お電話されている方とご本人様がどのような関係にあたるのか聞かれる可能性があります。

お名前(フルネーム)、電話番号、住所等の基本情報について質問がなされます。

ご本人の病名(死因)等について簡単な質問がされます。事務所によっては、予約段階で、ある程度詳しい質問がされることがあります。

弁護士のスケジュールにあわせて予約がとられます。すぐに対応できる弁護士がいる場合には、ご予約の電話からただちに電話での無料相談へとうつる場合もあるようです。

STEP2 弁護士との相談

予約が済んだら、いよいよ弁護士との相談です。
弁護士との相談に関するよくある質問と、相談の具体例をご紹介します。

(1)よくある質問

Q:相談はどんなところでやるんでしょうか?

A:お客様のプライバシー保護のため、相談は個室で行われることがほとんどです。ウェブページ上での相談室の写真を参考にしたり、事前に電話で確認するなどしておきましょう。

Q:相談は電話でも可能でしょうか?

A:対面だけでなく、電話での相談も承っているところが多いようです。

Q:無料だと、途中までしか相談できないんでしょうか?契約しないでも最後まで相談できますか?

A:無料の相談でも途中までというわけではありませんのでご安心ください。契約をしないでももちろん最後までご相談いただけます。弁護士の方から、契約を迫ることはございません。

Q:相談にはどれくらいの時間がかかりますか?

A:事案の内容にもよりますが、おおよそ、30分~1時間程度であることがほとんどだと思います。

Q:一回の相談では満足できなかった場合、もう一度相談しても大丈夫でしょうか?

A:アスベスト訴訟等のご相談に関しては、何度ご相談いただいても無料としている事務所もございます。そのような事務所の場合、仮に、1回の相談ではご満足いただけなかった場合、何度でもご相談されればよいかと思います。

Q:相談ではどのようなことが聞かれますか?

A:例えば次のようなことが聞かれます。

  • アスベスト粉じんばく露作業にどこで従事したか、
  • いつからいつまでの間に従事したか
  • 作業内容はどのようなものだったか
  • どのような疾病を発症しているか
  • 医師の診断を受けているか(受けている場合、いつ受けたか)
  • じん肺管理区分の決定は受けているか(受けている場合、いつ受けたか)
  • 労災認定がおりているか
  • 喫煙歴の有無
  • 遺族による請求の場合は家族構成

Q:相談したら給付金の受給対象者かわかりますか?

A:相談でお客様から事情を聴取させてもらったあとに、給付金の受給可能性についての見通しが弁護士から述べられることがほとんどであるかと思います。ただし、あくまでも資料が揃っていない段階での一弁護士の法的見解であって、結果が確約されるわけではございませんので、あらかじめご承知おきください。

(2)相談の具体例(電話での相談)

それでは、相談の具体例を見ていきましょう。なお、以下では、建設型アスベストにおける給付金の相談を想定しています。

弁護士にもよりますが、建設アスベスト給付金に関するご相談の場合、相談内容はおおむね次のようになることが多いです。

  • 制度の説明
  • 事情の聴取
  • 給付金の受給可能性、給付金額に関する見通し

建設アスベスト給付金は、2021年6月9日に成立した『特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律』に基づき、建設アスベスト被害者に対して、訴訟によらずに、最大1300万円の給付金を支給するというものです。
給付金の支給要件は、『特定石綿被害建設業務労働者等である』こと、および、『期間制限を経過していない』ことの2つです。
給付金額は、『疾病の類型によって基本的な給付金額を算出→減額事由の有無により減額』というプロセスで決定されます。
そのため、要件を満たしているか、減額事由はないかの判断をするために必要な事情が聴取されます。

相談時に詳しく答えられなくても、後ほど改めてお答えいただければ大丈夫ですので、ご安心ください。また、調べてもわからないことがあった場合には、弁護士に依頼後、弁護士が調査をして判明することもありますので、まずは、質問に対してわかる範囲で答えてみましょう。

建設アスベスト給付金はご遺族による請求も可能です。
ただし、請求できるご遺族は、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹に限られます。
また、ご遺族が複数いる場合、給付金の支給を受けることができるご遺族について順位付けがなされており、上位の順位のご遺族がいる場合、下位のご遺族は給付金の支給を受けることができません。順位は、上位から、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹となっています。
このように、給付金を請求できるご遺族は限定されていることから、相続人を把握する必要があります。

給付金の受給可能性、給付金額についての見通しが述べられたあとは、契約するかどうかという話になります。契約を希望される場合は、そのまま契約の話に移りますし、契約を希望しない場合は、契約をせず終了となります。

STEP3 契約

弁護士との相談が終わったら、契約をするかどうか決めましょう。
契約する場合は、契約書を含む資料一式が渡されます。契約書に必要事項を記入し、事務所に渡しましょう。

(1)よくある質問

Q:相談だけして契約しないってことも可能?

A:もちろん可能です。相談をしたからといって必ず相談をした弁護士と契約をしなければならないわけではありません。

Q:相談したあとに気が変わって手続きをやめたくなった場合、解約できる?

A:いつでも解約可能です。ただし、解除までの費用として事案の進行状況に応じた弁護士費用を支払わなければいけないケースもあります。事前に解除した場合の、費用の取り扱いについて、相談した弁護士に確認しておきましょう。

(2)契約するときの注意点

弁護士と契約するときは、以下の点に注意しましょう。

  • 契約書の内容をきちんとすべて読む
  • 契約書の内容等でわからないことがあったら契約する前にすべて質問をする

【まとめ】法律相談では、事件の見通しなどを教えてもらえます

本記事をまとめると以下のようになります。

  • 法律相談は一般的に「予約→相談→(契約することにした場合は)契約」という順序で進む
  • 飛び込みでの相談はお断りされる可能性があるので、予約は取った方がいい
    予約した当日に弁護士と相談できる場合もあり
  • 賠償金や給付金の支給対象者かどうかわからない方でも相談OK
  • 予約段階で、ある程度詳しい質問がされることはあるが、特に準備する必要はない
  • 相談では、給付金の支給対象者かどうか等を判断するためいくつか質問がなされる。質問が終わったら、弁護士によって、支給対象者かどうかに関する見通しや、賠償金額、給付金額に関する見通しが示される
  • 契約する前にわからないことをきちんと聞くことが大切

アディーレ法律事務所では、アスベスト訴訟等の手続きに関し、相談料、着手金ともにいただかず、原則として成果があった場合のみを報酬をいただくという成功報酬制です。

そして、原則として、この報酬は獲得した賠償金や給付金からお支払いとなり、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要はありません。
また、当該事件につき、原則として、成果を超える弁護士費用の負担はないため費用倒れの心配がありません。
※以上につき、2023年1月時点

アディーレ法律事務所では、アスベスト(石綿)被害に悩まれておられる方を一人でも多く救いたいとの想いから、アスベスト(石綿)被害についてのご相談もお待ちしております。

アスベスト(石綿)被害に遭われた方またはそのご遺族は、アディーレ法律事務所にお気軽にご相談ください。

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