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浮気を見破る方法4選と見破った後とるべき対応を解説

作成日:更新日:
リーガライフラボ

※アディーレ法律事務所では様々な法律相談を承っておりますが、具体的な事情によってはご相談を承れない場合もございます。予め、ご了承ください。

夫婦が一緒に暮らしている中で、「なんだか怪しい」「もしかして浮気をしているのでは?」という疑いを抱くことがあるかもしれません。

疑問を持ったまま夫婦生活を送るのは大変ですから、配偶者に浮気について問い詰めたくなるのも当然です。

そうはいっても、何の証拠もないまま問い詰めることは避けた方がよいでしょう。

なぜなら、証拠がなく浮気を問い詰めても、シラを切られれば浮気を追及することは困難だからです。

また、実際には浮気をしていなかった場合でも問い詰める行為により信頼を失って、夫婦関係悪化の原因になりかねないためです。

そこで、今回の記事では、

  • 浮気をした人によく見られる生活の変化
  • 浮気を見破る会話術
  • 浮気を見破る方法4選
  • 浮気が事実だった場合に取るべき対応

などについて、具体例とともに弁護士が解説します。

この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

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浮気をした人によくみられる生活の変化にはどんなものがある?

「あれ、何かいつもと違う」「もしかして浮気している?」と配偶者を疑ったときには、次のように、浮気をしている人によくみられる生活の変化というものがあるので、その部分を重点的にチェックしてみましょう。

ただし、生活や言動などに変化があったとしても、必ずしも浮気が原因であるとは限りません。複数の変化がみられて、浮気が疑われる際でも、感情的・断定的に「浮気をするなんて許せない!」などと配偶者を責め立てるのはやめた方がよいでしょう。配偶者が浮気をしていない場合、信頼関係を失うことになりかねないためです。今後どうすべきか、冷静に状況を分析することが大切になってきます。

(1)スマートフォン・携帯電話にみられる変化

浮気相手との連絡方法は、ほとんどがスマートフォン・携帯ですので、スマホをきっかけに浮気がバレることは大変多いです。利用方法に次のような変化があったら、それは浮気が原因かもしれません。

  • 暗証番号がロックされるようになった
  • トイレやお風呂にまで持ち歩くようになった
  • 着信やメッセージを受信してもすぐに確認しなくなった
  • 以前は画面をスクロールするだけだったのに、何やら文字を打つようになった
  • 着信・発信履歴や、メッセージが削除されている
  • 「メッセージが来たよ」などと言ったり、電話を触ると慌てる
  • 「今日は楽しかった」「また一緒にいたい」などというメッセージが届く
  • こちらからの電話に出ない、こちらからのメッセージに対する返信が遅くなることが増えた

(2)行動にみられる変化

次のように、今までになかった、いつもと違う異なる行動が見られるようになった場合には、その行動は浮気が原因である可能性があります。

  • 仕事といって、残業・出張・休日出勤などで家にいない時間が増えた
  • 自分の見た目に気をつかうようになった
  • 着ているもの、音楽、テレビなどの好みが変わった
  • 自分に対して急に優しくなった、あるいは逆に急に冷たくなった
  • 急に原因不明の出費が増えた
  • セックスレスになった
  • スキンシップを嫌がるようになった
  • 自分が家に不在の予定をしきりに確認するようになった

(3)持ち物にみられる変化

次のように、知らない持ち物、今までの趣味とは違う持ち物が増えていたりすると、浮気相手の趣味に合わせたり、プレゼントされたり、ペアで用意したものかもしれません。

  • 今まで見たことがないような洋服や下着、装飾品を持っていた
  • 持ち物の趣味が変わった
  • 興味のなかったブランドの服や小物を持つようになった

(4)車にみられる変化

公共交通機関が少なく、車での移動が主となる地域では、特に、浮気相手とのデートに車がよく使われる傾向にあります。

そうでなくても、次のように、今まであまり車で出かけることがなかったのに、頻繁に出かけるようになったり、なぜか頻繁に掃除するようになったりすると、それは浮気が原因かもしれません。デートで車を利用した場合、浮気の痕跡を残さないように、掃除する必要があるためです。

  • 車を頻繁に洗車したり掃除したりするようになった
  • カーナビの履歴に知らない場所がある、履歴が削除されている

浮気を見破る会話術

夫婦として生活をしていると、「なんとなく相手が嘘をついているときはわかる」という方も少なくありません。

嘘をついているときは、罪悪感から特徴的な癖がみられたり(顔を一方に傾けるなど)、口調に自信が無かったり、隠そうとして不自然な回答になったり、つじつまが合わなかったりするためです。

そこで、日常会話の中に、自然に、浮気が原因と思われる生活の変化について聞いてみると、相手の反応から、浮気を見破るきっかけになることがあります。質問は、具体的なものにしましょう。次の例を参考にしてみてください。

【例1】

妻:この前「車で会社に行く、仕事だ」って言ってたけど、たまたま買い物で会社の近くを通ったら車がなかったよ。心配になっちゃった。
夫:…!ああ、ちょうど外回りで車で出かけてたんだ。
妻:へー!珍しく、長い時間外回りだったんだね。午前と午後通ったけど、両方車がなかったから。
夫:……。そ、そうなんだ!

【例2】

妻:昨日は仕事で帰りが遅かったみたいだね、先に寝ちゃってごめんね。
夫:トラブルがあって帰れなかったんだ。大変だったよ。
妻:そういえば、たまたま夜中起きたときに、携帯に「今日は楽しかったです」っていうメッセージが届いてたよ。仕事だったのにどういうこと?
夫:…っ。仕事のあとみんなで飲みに行ったから、そのお礼だよ!

浮気を見破る方法4選

浮気が原因と思われる生活の変化が見られると、配偶者のことを信じていても、「浮気されているのではないか」と心配になってしまいます。

浮気をしていなければよいですが、浮気が事実であれば、放置することはおすすめできません。夫婦関係を修復するにしても、離婚するにしても、話し合いをすることが大切です。

そのためにも、浮気を見破って証拠を確保する必要があります。そこで、ここでは浮気を見破る方法を4つ紹介します。

(1)スマートフォン・携帯電話で見破る

着信履歴やメッセージ、保管されている写真や動画などの中身を調べることで浮気を見破れることがあります。

SNS(LINE、Facebook、twitter、Instagramなど)の投稿によっても、浮気相手との交流を持っていることが分かるケースはよくあります。

メッセージやSNSの投稿を不貞行為の証拠としたい場合には、スマートフォンや携帯電話の画面に表示させて、その画面を自分のスマートフォンや携帯電話で写真に撮ります。

スクリーンショットや、メッセージの文面をコピーしたデジタルデータは、加工しやすいため、証拠として認められないこともあります。

そうして収集したSNSの投稿、写真や動画といった証拠が、配偶者と不倫相手との間に肉体関係があったと推定できるような内容であれば、「不貞行為」(※)の証拠として認められる可能性はかなり高くなってくるでしょう。

※不貞行為って何?
「不貞行為」とは、婚姻共同生活を侵害・破壊に導く可能性のある行為のことをいいます。
具体的には、既婚者が配偶者以外の者と自由な意思に基づいて性行為を行うこと(肉体関係を持つこと)や、肉体関係に準ずる行為(性交類似行為を行う、体を直接触って愛撫するなど)を行うことをいいます。
離婚原因としての浮気や、慰謝料を請求できる浮気は、単なるデートでは足りず、肉体関係等をともなう不貞行為である必要があります。

(2)レシートなどを調べて見破る

クレジットカードの利用明細やレシートを確認できれば、自分が受け取っていない大きな買い物をしたことや、デートスポットやレストラン、宿泊施設などの利用をしたことの証明になりますから、これで浮気を見破れることがあります。

手紙やメモ・手帳などからでも、それぞれの日程・時刻についての予定が分かりますので、それを根拠に浮気を見破れることもあります。

そのレシート等が、例えばラブホテルの領収書であったなど、肉体関係があったと推定できる内容であれば、不貞行為の証拠として認められやすいでしょう。

(3)車の中を調べて見破る

シートの角度が変わっている、ラジオの局が変わっているなどの変化、浮気相手の忘れ物が発見された、ドライブレコーダーに配偶者と浮気相手の会話が録音されていた、などがきっかけで、浮気を見破れることもあります。

カーナビの履歴に知らない場所があったり、デートスポットやレストラン、宿泊施設が見つかったりすることで、浮気を見破れることもあります。

(4)探偵・調査会社に依頼して見破る

浮気調査を行っている探偵・調査会社に依頼し、浮気について写真や動画、目撃情報などの証拠を収集してもらえば、そこから浮気を見破ることもできます。
探偵・調査会社の報告書は一定の信頼があるため、浮気の有力な証拠として認められやすい傾向にあります。

浮気調査を得意とする探偵・調査会社は、肉体関係が推定できる効果的な証拠を集めたり、相手に気づかれず調査したりすることに長けています。

証拠を集めるときに注意すること

このように、浮気を見破るためには、証拠集めをする必要があります。

証拠を集めるときには、後で自分に不利にならないよう、次のようなことに注意してください。

配偶者や浮気相手に気づかれないようにする

気付かれてしまうと、証拠を隠されたり捨てられたりしまうおそれがありますし、また警戒されてしばらく浮気をやめてしまって証拠が得られなくおそれがあります。

違法な手段で証拠を集めない

浮気相手の家に忍び込んだり、盗聴器を仕掛けたり、外から家の中を盗撮したりといった手段は、違法ですので、決してしないようにしましょう。

また、このような違法な手段で証拠を集めても、証拠として認められないおそれがあります。証拠として認めてしまうと、違法な手段を許容することになりかねず、妥当ではないためです。

調査を依頼する場合は費用に気をつける

自分では証拠を集められない場合には探偵・調査会社に依頼するという方法もあります。しかし、自分の代わりに人を雇うわけですから、費用がかかります。また、費用をかけても証拠が得られない場合もあります。実際に依頼する際には、しっかりと説明を受けて、納得したうえで依頼するようにしましょう。

浮気を見破った場合はどうする?

では、証拠を集めて浮気を見破った場合には、どうすればいいのでしょうか。
これは、関係を修復する場合と、離婚する場合によって、対応が異なってきます。

(1)関係修復する

浮気があくまで一時的なものであったり、浮気をしたことを真摯に反省して関係を解消することを約束しているような場合には、夫婦関係を修復できる可能性があります。

夫婦関係の継続を希望する場合には、配偶者と、二人の関係を修復すること、その方法、今後の取り決め、もしまた同じようなことが起こった場合にどうするのかなど、さまざまな点について話し合って取り決めておくとよいでしょう。

肉体関係を持った浮気相手との関係を終わらせるために、浮気相手に対して、慰謝料の請求とともに、配偶者と浮気相手がもう2度と会わないという「接触禁止」の約束をするよう求めることができます。

その際には、接触禁止の約束を書面で作成し、署名させておくとよいでしょう。もし約束を破った場合の罰則についても合意しておくと、約束を守らなければ経済的なペナルティを負うことになりますので、約束の実効性を高めることができます。

離婚せずに慰謝料を請求することについて、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

不倫の慰謝料請求は離婚しなくてもできる?慰謝料の相場や事例を紹介

接触禁止について、詳しくはこちらの記事もご確認ください。

(2)離婚する

浮気が許せない場合には、離婚するという選択もあります。

肉体関係を伴う浮気をされた場合には、円満な夫婦生活を送る権利を侵害されたとして、配偶者及び浮気相手に対して、受けた精神的損害について慰謝料を請求することができます。

浮気が原因で離婚する場合は、離婚しない場合と比べて、受けた精神的苦痛が大きいとされているため、一般的に慰謝料は高額になります。

その他慰謝料請求の際には、時効など気を付けるべき点がありますので、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

【まとめ】浮気を見破るためには冷静に行動を!証拠や慰謝料でお悩みの方は弁護士にご相談ください

今回の記事のまとめは、次のとおりです。

  • 浮気を疑った際には、いきなり感情的になって相手を責め立てたりせず、今後の対応のため冷静に状況を分析する。

  • 相手の行動やスマートフォン・携帯電話、その他の持ち物を調べると、有力な証拠が見つかることがある。

  • 夫婦関係を継続する場合、浮気相手に慰謝料を請求したり、接触禁止を求めることで浮気関係を断つ。

慰謝料請求のための証拠集めや、浮気相手を特定する調査、浮気相手に慰謝料を請求して実際に交渉することなどをすべて1人で行うのは大変な困難が伴います。

アディーレ法律事務所では、浮気・不倫の慰謝料請求につき、相談料、着手金をいただかず、原則として成果があった場合のみ報酬をいただくという成功報酬制です。原則として、この報酬は獲得した賠償金等からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要がありません。

また、当該事件につき、原則として、成果を超える弁護士費用の負担はないため費用倒れの心配がありません。
(以上につき、2022年11月時点)

次のサイトで、浮気を疑ってから勇気を持って行動し、弁護士に依頼して慰謝料を獲得した事例について紹介しますので、参考にしてください。

この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

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