あなたの法律のお悩み一発解決サイト
リーガライフラボ

浮気相手に接触禁止の約束をさせるときの注意点

作成日:
リーガライフラボ

【本日の法律相談】30代女性
最近夫の様子がおかしかったのですが、夫から、「部下と浮気していた」と言われました。
浮気相手と話して、今後、職場で会うのは仕方がないにしても、プライベートでは夫とは会わないと約束してもらいました。
口約束でもよいでしょうか。
書面を作る場合、注意することはありますか。

今回の相談者は、浮気相手と話をして、夫ともう会わないよう約束させることができました。
夫婦関係を修復して再構築する場合には、浮気相手とこのような接触禁止の約束をするのは効果的です。
では、約束の際、どのような点に注意すればよいでしょうか。

今回は、浮気相手に接触禁止の約束をさせるときの注意点を説明します。

書面を作成する

口約束でも約束です。
しかし、証拠がなければ、後で「そんな約束はしていない」と言い逃れされてしまうかもしれません。
そこで、証拠として残すためにも、書面を作成するようにしましょう。
書面は二部作成して、一部を浮気相手に渡し、一部は自分で保管しましょう。
書面の最後には、約束の当事者である自分の氏名・住所、浮気相手の氏名・住所を記載し、それぞれ押印しましょう。
浮気相手の氏名・住所は、運転免許証や保険証を見せてもらい、間違いがないか確認するようにしましょう。

接触禁止の具体的な文言

「接触」とは

「接触」とは、一般的に、面会、電話、メール、FAX、手紙、SNS等あらゆる手段で連絡をとることを指します。

仕事上に関して―仕事上は必要最低限の接触のみ認める

同じ会社に勤めていれば、仕事上の関りは出てきてしまうでしょう。
そこで、仕事に関わる必要最低限の接触は認めざるを得ません。

プライベートに関してー合理的理由のない連絡・接触を認めない

仕事以外では、浮気相手と夫の一切の連絡・接触を断ちたいところですが、なかなかそうもいきません。
浮気相手が慰謝料を全額支払った場合は、相談者の夫に、一部を自分に支払うよう請求できますから(求償権の行使)、そのために夫に連絡するかもしれません。

また、万が一、道でばったり出会ってしまうかもしれません。
そのような場合にまで、約束を破った責任を負わせるのは、妥当ではありませんね。
そこで、「合理的理由」のない連絡・接触を禁止するのです。

違約金の合意

接触禁止の約束を破った場合に、浮気相手に違約金を支払う義務を負わせれば、約束が守られる可能性は高まります。
そこで、「浮気相手が接触禁止の約束に違反した場合は、違約金として1回あたりいくら支払う」という違約金の合意もするとよいでしょう。
違約金の額はいくらでもよいと言うわけではありません。
高すぎると、公序良俗に反するとして(民法90条)、高すぎる部分について無効となる場合があります。

1000万円の違約金の合意について争われた裁判で、裁判所は、150万円を超える部分について、公序良俗に反し無効と判断しています(東京地方裁判所判決2013年12月4日)。

裁判例を考慮すると、数十万~100万円程度の範囲で合意するとよいでしょう。

弁護士に依頼するメリット

今回は、接触禁止の約束について注意すべき点を説明しました。
合意書には、慰謝料や口外禁止の約束を記載することも多いです。
法的に有効な合意・書面を残すためには、ご自身で対応するより、書面の作成や交渉のプロである弁護士に依頼することを検討するとよいでしょう。

浮気・不貞による慰謝料の
ご相談は何度でも無料

0120-783-184

朝9時〜夜10時・土日祝も受付中

メールでお問い合わせ