労働トラブルコラム

退職代行を弁護士に依頼した場合の費用はいくら?

公開日:

「退職代行を弁護士に頼みたい。でも、これから仕事をやめてしまうのに高い弁護士費用は支払えない」

退職代行サービスの利用を検討する際、真っ先に思い浮かぶのはこのようなことではないでしょうか。

実は、退職代行を弁護士に頼んでも、必ずしも高額な弁護士費用がかかるわけではありません。事務所によっては、退職代行の弁護士費用が手ごろな価格に抑えられているところもあります。

本ページで、退職代行を弁護士に依頼した場合の費用相場について、詳しく見ていきましょう。

今回の記事でわかること
  • 退職代行を弁護士に依頼した場合の費用相場
  • 退職代行を弁護士に依頼した場合にかかる費用の種類
  • アディーレ法律事務所の退職代行サービスの費用と特長
目次
  1. 退職代行の弁護士費用の相場はどのくらい?
    1. 【退職代行の弁護士費用の種類と相場
      1. (1)法律相談料
      2. (2)手数料(基本費用など)
      3. (3)実費
  2. アディーレ法律事務所の退職代行の費用と特長
    1. (1)アディーレ法律事務所の退職代行サービスの費用
    2. アディーレ法律事務所の退職代行サービスの特長
  3. 【まとめ】退職代行に含まれるサービスは弁護士事務所によって異なるため、費用と内容をしっかりと比較検討しよう
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退職代行の弁護士費用の相場はどのくらい?

一般的な弁護士費用の相場は次のとおりです。

退職代行の弁護士費用の相場はどのくらい?

なお、弁護士事務所によって、退職代行に含まれるサービスは異なります。
たとえば、退職代行の意思表示だけをしてくれるというサービスもあれば、これに加えて次のような退職に付随する交渉全般やその一部が含まれることもあります。

  • 有給休暇の消化申入れ
  • 離職票などの請求
  • 返還物の取り次ぎ
  • 未払給与や最終給与の請求
  • 積立金などの返還請求
  • 退職金の請求
  • 会社からの不当な要求に対する対応

そのため、弁護士費用だけでなく、依頼しようとする弁護士事務所が、どのようなサービスを行ってくれるのかを事前にしっかり確認しておくことが大切です。

退職代行の弁護士費用の種類と相場

退職代行を弁護士に依頼した場合、一般的には以下のような費用がかかります。

  • 法律相談料
  • 手数料(基本費用)
  • 実費

それぞれの費用について、以下で詳しく見ていきます。

法律相談料

法律相談料とは、法律相談の対価として相談時にお支払いいただく費用のことです。
相談料がかかる場合は、30分で5,500円(税込)が一般的な相場です。「初めてのご相談なら無料」としている事務所もあります。

手数料(基本費用など)

手数料(基本費用など)とは、退職代行手続のために、最低限必要となるお金です。
55,000円(税込)~77,000円(税込)が一般的な相場になっています。

ただし、手数料のほかに成功報酬(退職が実現できた場合の報酬です)がかかる事務所も少なくありません。
また、退職代行に伴い、有給の取得交渉や、会社からの要求への対応などに別途料金がかかることもあります。そのため、退職にあたり、実際にかかる弁護士費用が20万円くらいになることも珍しくないようです。

退職代行を依頼する場合、退職以外にどんなことを依頼したいのか、最終的に費用がいくらかかるのか、事前にしっかりと確認することをおすすめします。

実費

実費とは、事務的な作業について実際に必要となったお金です。
具体的には郵便料金や通信費、コピー代、交通費などのことを指します。

アディーレ法律事務所の退職代行の費用と特長

次に、アディーレ法律事務所の退職代行の費用と特長についてご説明します。

アディーレ法律事務所の退職代行サービスの費用

アディーレ法律事務所の退職代行費用は、一律77,000円(税込)です。
原則として、退職代行費用に追加料金はかかりません。

アディーレの退職代行費用77,000円(税込)には、次の内容が含まれています。

  • 退職時に残っている有給の取得交渉
  • 離職票、源泉徴収票の請求等
  • 退職に伴って必要な各種対応や会社への連絡
  • 会社への返還物の取り次ぎ
  • 未払給与や最終給与の請求
  • (旅行)積立金などの返還請求
  • 退職金の請求
  • 会社からの不当な要求に対する対応
  • その他、退職にあたって一般的に付随する事項についての交渉など
  • 退職代行の委任関係は雇用契約終了日(退職日)までとなりますので、退職日以降の対応を希望、依頼される場合には、別途弁護士費用が発生します。
  • 退職に付随する事項を超えた交渉や、退職後に発生したトラブルなどの対応を依頼される場合には、別途弁護士費用が発生します。

アディーレ法律事務所の退職代行サービスの特長

アディーレ法律事務所の退職代行サービスには、次のような特長があります。

  • 退職代行のご相談は何度でも無料
  • 退職できない場合は退職代行費用を全額返金(※1)
  • 労働問題に詳しい弁護士がトラブル解決
  • 退職後の未払い残業代などの請求や損害賠償請求もサポート(※2)
  • 安心の全国対応、土日祝日も休まず電話受付

アディーレ法律事務所では、退職代行を依頼したにもかかわらず退職できなかった場合の弁護士費用について全額返金保証がある(※1)。
そのほか、ご希望の方については退職後の未払い残業代請求などのサポートも可能(※2)です。

  • (※1)「退職できなかった場合」の内容は、「期間の定めのない雇用契約」もしくは「期間の定めのある雇用契約」で、当初の契約期間満了以前に退職できなかった場合を指します。
  • (※2)残業代請求、退職後の損害賠償請求への対応などは、別途ご契約・弁護士費用が必要となります。

【まとめ】退職代行に含まれるサービスは弁護士事務所によって異なるため、費用と内容をしっかりと比較検討しよう

今回の記事のまとめは次のとおりです。

  • 退職代行の弁護士費用には、法律相談料、手数料(基本費用)、実費がある
  • 法律相談料は無料の弁護士事務所もある
  • 弁護士事務所によって実際にかかる弁護士費用は異なるので、事前にしっかり確認することが大切
  • アディーレ法律事務所に退職代行を頼んだ場合の費用は、一律77,000円(税込)
  • アディーレ法律事務所では、退職代行に関する相談は何度でも無料

退職代行に含まれるサービスは弁護士事務所によって異なるため、契約する前にしっかりと内容を確認することが大切です。

また、そもそも弁護士資格を持たない民間の退職代行業者の場合、退職の意思を伝言することしかできず、会社と交渉することはできません。

退職の条件や時期などの交渉が必要な事態になれば、結局、自分で会社と直接交渉するか、あらためて弁護士に依頼する必要が生じるため、退職代行サービスを利用するのであれば、初めから弁護士に依頼することをおすすめします。

アディーレ法律事務所では退職代行に関するご相談は何度でも無料です。
「退職できなくて困っている…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

  • 現在アディーレでは、残業代請求を含む労働トラブルと、退職代行のみご相談・ご依頼をお引き受けしております。 残業代請求と退職代行に関するご相談は何度でも無料ですので、お気軽にお問合せください。

監修者情報

髙野 文幸
弁護士

髙野 文幸

たかの ふみゆき
資格
弁護士
所属
東京弁護士会
出身大学
中央大学法学部

弁護士に相談に来られる方々の事案は千差万別であり、相談を受けた弁護士には事案に応じた適格な法的助言が求められます。しかしながら、単なる法的助言の提供に終始してはいけません。依頼者の方と共に事案に向き合い、できるだけ依頼者の方の利益となる解決ができないかと真撃に取り組む姿勢がなければ、弁護士は依頼者の方から信頼を得られません。私は、そうした姿勢をもってご相談を受けた事案に取り組み、皆様方のお役に立てられますよう努力する所存であります。

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