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揉めない相続?一人っ子でも「相続」と無縁ではいられない

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「相続」というフレーズを一度も耳にしたことのない人はいないでしょう。
向井理主演の『遺産争族』のように“相続で家庭が崩壊する”ストーリーはたくさんあります。
世間では揉める相続ばかり注目されていますよね。
そのため、「相続」を自分とは関係ない話として感じている人も多いのではないでしょうか。

「一人っ子だから相続は関係ない」
「両親が財産を持っている話は聞いたことがないから相続は関係ない」

しかし、実際にはこの2つはどちらも「相続が関係ない」理由にはなりません。

第1次ベビーブーム(1947~1949年)、第2次ベビーブーム(1971~1974年)を過ぎ、1人の子どもしか産まないのが日本における平均的な家庭なので、あちこちで「一人っ子の相続」が起きていることになります。

今回は、一人っ子の相続についてご説明しましょう。

参照:第1部 少子化対策の現状と課題|内閣府

そもそも相続とは?

相続とは、亡くなった人(被相続人)と一定の関係にある人(相続人)が被相続人の亡くなった時点で持っていた財産や負債をすべて受け継ぐことです。

父親・母親・子どもの3人家族で、父親が亡くなった場合、母親とその子供が父親の相続人となります。たとえば、父親が銀行に預けていた預金は、法律上2分の1の割合で母親と子どもが受け継ぎます。もっとも、被相続人の遺言や遺産分割協議書のない場合、相続人全員の同意を確認できなければ払戻しを拒否している銀行もあります。

参照:誰がどれだけ相続するか|三井住友銀行

一人っ子でも相続する?

相続は、被相続人が亡くなったら必ず発生し、誰が相続人となるかは法律で決められています。
一人っ子の場合、両親のどちらかが存命であれば2分の1、もし2人とも亡くなっていればすべての財産を受け継ぎます。

財産を持っていなくても相続する?

「両親が財産を持っている話は聞いたことがない」という発言の“財産”は、きっと高額な資産をいうのでしょう。
しかし、相続は高額な資産に限られず、極端な話100円の貯金でも受け継ぎます。
親が田舎にマイホームを持っていれば、それも相続の対象です。

また、相続するのは価値のある財産だけではなく借金を返済する義務のような法的義務も受け継ぎます。
相続は被相続人の死亡によって当然に発生しますが、その相続を受け継ぐかは相続人が決めることができます。
借金のほうが多ければ一切財産を受け継がない相続放棄や現金や貯金のような価値のある財産と同じ金額だけ借金を受け継ぐ限定承認を選ぶのも1つの手です。

一人っ子であっても相続とは無縁ではいられません。
親がどのような財産を持っているかについて、あらかじめ聞いておいた方がいざというときに慌てなくて済むでしょう。

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