PayPayカードの支払いに遅れたらどうなる?滞納時の対処法を解説

PayPayカードの支払いに遅れたらどうなる?滞納時の対処法を解説
  • 更新日: 2024年04月17日

「PayPayカードの支払いに遅れると、いわゆるブラックリストに載るのかな?」
「PayPayカードを返せない。どうすればいいんだろう?」

本ページではこのような疑問を解消していきます。

あなたがPayPayカードの支払いに遅れた原因は以下のどちらかではないでしょうか?

  • 必要な資金が不足していて支払えない
  • お金はあるけど引き落とし口座に入金していなかった

それぞれ解決策は異なりますが、1日も早く支払い遅れに対処することが重要です。

本ページでは、支払いに充てるお金がある場合とない場合に分けて、PayPayカードの支払い遅れへの対処法を解説していきます。

また、どれくらいの支払い遅れでいわゆるブラックリストに載るのかにも触れていきます。

PayPayカードの締め日・支払日

PayPayカードの締め日・支払日

PayPayカード(旧ヤフーカード)の締め日は毎月月末で、支払日は翌月の27日です(支払日が非営業日の場合は翌営業日)。

毎月15日または20日に支払金額が確定(※)し、支払金額確定後に引き落とし金額が記載されたメールが届きます。

支払い前日までに、お金を引き落とし口座に用意しておかなければ、支払い遅れの原因となりますので気をつけましょう。

※金融機関によって異なる。口座未登録の場合は10日。

PayPayカードの支払いに遅れたらどうなる?

「PayPayカードの支払いに遅れると、いわゆるブラックリストに載るのかな?」

このように考える方がいらっしゃるかもしれませんが、すぐに事故情報が登録される(いわゆるブラックリストに載る)わけではありません。

事故情報に登録されるのは、支払日から2ヵ月程度経過しているかどうかが目安となります。

ここでは、PayPayカードの引き落とし日に支払えなかったときにどうなるかを詳しく見ていきます。

PayPayカードの利用停止

PayPayカードの支払いに遅れると、早い場合には支払日の翌日からカードを利用できなくなります。

もし公共料金の支払いや家賃をPayPayカードでの支払いにしている場合、支払いが行われず気づかないうちに滞納となるリスクがあるので注意が必要です。

このタイミングで支払いを済ませて数日が経てば、再びPayPayカードを利用できるようになります。

遅延損害金の発生

PayPayカードの支払いに遅れると遅延損害金が発生します。遅延損害金とは、返済が遅れた際の罰金のようなものです。

PayPayカードの遅延損害金の年率は14.6%と高めに設定されており、1日遅れるごとにどんどん増えていくので注意が必要です。

PayPayカードの遅延損害金の算出方法

遅延額×遅延日数×14.6%÷365日(※)

※うるう年は366日で計算

たとえば、10万円を20日間滞納すると以下のように800円の遅延損害金が発生します。

10万円×20日×14.6%÷365日=800円

「800円ならいいか」と感じる方もいらっしゃると思います。

たとえば、200円のつもりで買い物していたのに、1,000円取られることを想像してみてください。

「800円ならいいか」と感じる方はいないと思います。

遅れずに返せていれば、遅延損害金を支払わずに済んだことを理解しておきましょう。

督促

支払い遅れがしばらく続くと、電話・SMS(電話番号:0570005046)やはがきを通じて督促が届きます。

督促に応じなければ、いわゆるブラックリストに載ったり一括払いを要求されたり、大きなリスクを背負うことになるので、早めに対応しましょう。

また、支払いが厳しいなら弁護士に相談して債務整理を検討するなどの対応が必要です。

ブラックリストへの登録

本来の支払日から2ヵ月程度が経過すると、「滞納」の事故情報が信用情報機関に登録されます。いわゆるブラックリストに載った状態です。

信用情報機関に事故情報が登録されると、新たにカードを作ったりローンを組んだりするのが難しくなります。

強制解約と一括請求

事故情報が登録されるタイミングと同時期にPayPayカードは強制解約されて、支払完了していない元金と利息、遅延損害金を一括請求されます。

一括請求に応じない場合は、法的措置を取られることになります。

法的措置の実施

支払日から3ヵ月ほど経過すると、裁判所から訴状や支払督促が届きます。

もし訴状や支払督促を無視すると財産や給与の一部などを差し押さえられるリスクがありますので必ず対応しましょう。

PayPayカードの支払い遅れが発生しそうな場合の対策

給料が入れば支払いできそうだけど、一時的に支払いが難しいという場合は、リボ払い(PayPayカードの場合「これだけスキップリボ」という名称)に変更することで対処できる可能性があります。

リボ払いを利用すると利息は発生しますが、支払い遅れにはならないので、カードが止まってほかの支払いに影響が出る等のリスクを避けられます。

ただし、長期にわたってリボ払いを行うと、借金元本が減らなくなる、気づかないうちに借金が増えている等のリスクが発生します。リボ払いはあくまで返済の目途が立っているときの対処法です。

PayPayカードの支払いに遅れたときの対処法

PayPayカードの支払いに遅れたときの対処法

PayPayカードの支払いに遅れた場合のリスクについて、ご理解いただけたと思います。

ここでは、ご紹介したリスクを回避するための対処法を、支払い可能な場合とそうではない場合の2通りに分けて解説していきます。

支払い可能なら銀行振込などで支払う

「お金はあるのに引き落としの口座にお金を移すのを忘れていた」というような場合は、できるだけ早いタイミングで支払いを行いましょう。

PayPayカードの公式サイトには、支払日に引き落としができなかった対処法として以下の2つを紹介しています。

  • 振込依頼書での支払い
  • 口座への銀行振り込み

詳しく解説していきます。

振込依頼書での支払いの場合

引き落としができなかった場合、数日後に振込依頼書が届きます。

この振込依頼書に従って、銀行やコンビニで支払いを行いカード会社側が支払いを確認できれば再びカードを利用できるようになります。

ただし、振込依頼書が届くまでには1週間から10日程度かかります。その間も遅延損害金は発生するので注意が必要です。

口座への銀行振り込みの場合

指定された口座に銀行振り込みする方法もあります。

銀行の振込手数料は自己負担になりますが、支払日に振り込みを行えば遅延損害金が発生しないというメリットがあります。

振込先の口座情報等については、PayPayアプリやWebサイトから確認できます。

支払いが難しいなら弁護士に早めに相談する

返済に充てるお金がないことが原因で、PayPayカードの支払いが遅れている場合は、早めに弁護士へ相談し、債務整理を検討しましょう。

債務整理には3つの手続があり、それぞれ以下のような特徴があります。

任意整理:将来利息カットや長期分割払いを交渉する
個人再生:借金元本を減額して長期分割払いで返済していく
自己破産:借金を法的にゼロにする

本ページ内でもお伝えしたとおり、PayPayカードの支払いが遅れてた状態が続けば、一括請求されたり法的措置をとられたりするリスクがあります。

弁護士に債務整理を依頼することで、支払いが難しい状況を解決し、借金の悩みから解放されるきっかけになるはずです!

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アディーレ法律事務所は、これまでに数多くの借金問題を解決してきました。

PayPayカード(旧ヤフーカード)との任意整理により利息カットや長期分割払いを実現できた事例もあります。

アディーレは債務整理に関するご相談が無料なので、PayPayカードの滞納でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください!

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監修者情報

谷崎 翔

弁護士

谷崎 翔

たにざき しょう

資格
弁護士
所属
第一東京弁護士会
出身大学
早稲田大学法学部,首都大学東京法科大学院

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