「B型肝炎訴訟をして給付金をもらうために弁護士に依頼したいけど、どんな弁護士に依頼したらいいのかよくわからない」
このような悩みを持つ方も多いことでしょう。
実は、B型肝炎訴訟をするためには、様々な必要書類を収集しなければなりませんが、
- これを依頼者が全部自分でしなければいけないのか、
- 弁護士が大部分を代行してくれるのか
は弁護士によって異なります。
さらに、B型肝炎訴訟に詳しい弁護士もいれば、そうでない弁護士もいます。
この記事では、次のことについて弁護士が解説します。
- B型肝炎訴訟での弁護士を選ぶポイント3つ
ここを押さえればOK!
必要書類の収集: 弁護士によっては、依頼者自身がすべての必要書類を収集しなければならない場合もあれば、弁護士が大部分を代行してくれる場合もあります。特に医療記録の収集は大変で、複数の病院から何度も記録を取り寄せる必要が生じることがあります。こうした作業を弁護士が代行してくれると、依頼者の負担が大幅に軽減されます。書類の収集を代行してくれる弁護士を選ぶことが重要です。
弁護士費用: 給付金をもらえなかった場合でも、弁護士費用の一部を支払わなければならない場合があります。これは通常「着手金」と呼ばれ、弁護士が事件に着手する前に支払う必要があります。しかし、着手金を取らず、給付金をもらえた場合のみ費用を請求する弁護士もいます。着手金の負担を避けたい場合は、着手金不要の弁護士を選ぶことを検討すると良いでしょう。
専門性: B型肝炎訴訟には特有の専門知識とノウハウが必要です。すべての弁護士がこれらの知識を持っているわけではありません。そのため、B型肝炎訴訟を専門的に手掛けている弁護士を選ぶことが推奨されます。
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香川大学、早稲田大学大学院、及び広島修道大学法科大学院卒。2017年よりB型肝炎部門の統括者。また、2019年よりアスベスト(石綿)訴訟の統括者も兼任。被害を受けた方々に寄り添うことを第一とし、「身近な」法律事務所であり続けられるよう奮闘している。東京弁護士会所属。
1.必要書類の収集を弁護士が代わりにしてくれるか
どの弁護士に依頼するかによって、必要書類の収集を
- 依頼者がすべて自分でしなければならないのか、
- 弁護士が大部分を代行してくれるのか
が変わってきます。
そのため、どの弁護士を選ぶかによって、B型肝炎訴訟の手続きの負担は全く違ってきます。
B型肝炎訴訟にはたくさんの必要書類があり、収集には非常に労力がかかります。
この必要書類の中でも、最も収集が大変なのが、医療記録です。
例えば、ある病院の医療記録を取り付けてみると、B型肝炎の治療を別の病院でも受けていたことが疑われる記載があったとします。そうすると、さらに、その別の病院からも医療記録を取りつける必要が生じることがあります。
医療記録を取り付けるたびに、新たな医療記録を取り付ける必要性が判明するというループが長々と続く場合も少なくありません。
そのため、何度も何度も、平日の日中に、依頼者が自分で病院へ連絡しなければならない場合があります。
この大変な収集の作業を弁護士が代わりに行ってくれると、かなり負担が減ります。
もっとも収集の代行をしてくれない弁護士も多いため、書類の収集の負担を軽減したい方は、収集の代行をしてくれる弁護士を意識的に選ぶようにするとよいでしょう。
収集代行をしてくれる弁護士を選ぶと楽になります。
参考:B型肝炎訴訟について(救済対象の方に給付金をお支払いします)|厚生労働省
参考:B型肝炎訴訟の手引き|厚生労働省
2.給付金をもらえなかった場合まで、弁護士費用が発生するのか
弁護士によっては、最終的に給付金をもらえなかった場合でも、事件を依頼した対価として弁護士費用の一部を払わなければならないことがあります。
こうしたお金は通常、着手金と呼ばれます。着手金は通常、弁護士が事件に着手する前に必要となります。
他方で、着手金を取らず、最終的に給付金をもらえた場合のみ、弁護士費用を払えばいいという弁護士もいます。
「給付金をもらえるかどうかわからないのに着手金の負担をしたくない」という方は、着手金のいらない弁護士を意識的に選ぶようにするとよいでしょう。
着手金無料の弁護士もいます。
3.B型肝炎訴訟を専門的に手掛けている弁護士か
B型肝炎訴訟には、特有の専門知識とノウハウが必要です。
こうした知識やノウハウは弁護士であれば誰でも持っているわけではありません。
そのため、B型肝炎訴訟を専門的に手掛けている弁護士を選ぶとよいでしょう。
B型肝炎訴訟を専門的に手掛けている弁護士か確認してみましょう。

【まとめ】どの弁護士に依頼するかによって、書類を集める大変さ・弁護士費用・専門性が違う
今回の記事のまとめは次の通りです。
弁護士を選ぶ際は次の3つをポイントにするとよいでしょう。
- 必要書類の収集を弁護士が代わりにしてくれるか
- 給付金をもらえなかった場合まで、弁護士費用が発生するのか
- B型肝炎訴訟を専門的に手掛けている弁護士か
アディーレ法律事務所では、訴訟のために必要となる戸籍や医療記録(カルテなど)をご依頼者の代わりに収集し、給付金の受給を全力でサポートいたします(※)。
(※)母子手帳など、弁護士では収集できない一部資料を除きます。
また、必要資料の収集のほか、訴状等の専門文書の作成や、期日の出廷についても、弁護士が依頼者に代わって対応させていだきます。
また、アディーレ法律事務所では、B型肝炎訴訟・給付金請求に関し、着手金、相談料はいただいておらず、原則として報酬は給付金受け取り後の後払いとなっております。
なお、B型肝炎給付金の支給が決定すれば、和解協議にあたり、弁護士等に報酬を支払った方に対して、各給付金額の4%の額が訴訟手当金として国から給付されます。
※以上につき、2024年8月時点
アディーレ法律事務所では、B型肝炎に悩まれている方を一人でも多く救いたいという思いから、B型肝炎給付金の受給をお考えの方のご相談を心からお待ちしております。
B型肝炎訴訟・給付金請求に関しては、B型肝炎訴訟・給付金請求を得意とするアディーレ法律事務所にご相談ください。
