交通事故に遭って弁護士に依頼したはいいけど、「なんか後悔してる」「このまま任せて大丈夫かな」って不安に思っていませんか?
交通事故の弁護士選びで後悔する人は、残念ながらいます。でも、安心してください。事前に弁護士選びのコツを知っておけば、後悔するリスクはグッと減らせるでしょう。
この記事では、みんながどんなことで後悔しているのか、そしてそうならないための具体的な対処法を、弁護士の視点からわかりやすく解説していきます。
信頼できる弁護士を見つけて、交通事故の交渉を進め、穏やかな日常を取り戻しましょう。
ここを押さえればOK!
後悔を避けるためには、以下の点が大切です。
・費用を明確に
・目標を共有する
・弁護士変更の検討
・積極的に質問する
・実績と得意分野の確認
交通事故案件に強い弁護士を探すには、インターネット検索や無料相談の活用が有効です。実際に弁護士と話し、対応の丁寧さや説明の分かりやすさ、相性を確認してください。
弁護士に依頼するメリットは、適切な賠償額の獲得、煩雑な交渉や手続きからの解放、後遺障害等級認定の強力なサポート、過失割合の適正な判断、そして早期解決の可能性です。
後悔しない弁護士選びで、ご自身の納得のいく解決を目指しましょう。
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交通事故で弁護士に頼んで「後悔した」って、どんなケース?
「せっかく弁護士に頼んだのに、なぜかモヤモヤする…」。そう感じるのは、もしかしたら以下のようなケースに当てはまるからかもしれません。これらの状況を知っておくことで、事前に後悔の芽を摘むことができます。
(1)弁護士費用、思ったより高くて後悔
「弁護士に依頼したら費用倒れになった」という話を聞くことがあります。
これは、受け取った賠償金よりも弁護士費用の方が高くなってしまい、結果的に損をしてしまうケースです。
特に、軽微な物損事故で賠償額が少額になる場合や、依頼前に費用体系を十分に確認しなかった場合に起こりえます。
(2)弁護士からの連絡が遅い・対応が悪いと感じて後悔
弁護士は何件も事件を抱えており、裁判所対応や依頼者対応などで多忙なことが多く、依頼者への連絡が滞ったり、質問への回答が遅れたりすることがあります。
また、専門用語を多用した説明で内容が理解できなかったり、こちらの意見に耳を傾けてくれないと感じたりすることもあります。
このような状況は、依頼者の不安を増大させ、弁護士への不信感につながります。
(3)弁護士との相性が悪くて後悔
弁護士も依頼者も同じ人間です。したがって、弁護士と依頼者との間に相性の問題が生じることもあります。
例えば、弁護士の人柄や態度が自分に合わないと感じる、高圧的に感じる、感情に寄り添ってくれないといったケースです。信頼関係が築けないと、安心して案件を任せることができず、精神的なストレスを抱えてしまうことになります。
(4)依頼したのに、案件が後回しにされている気がして後悔
弁護士に依頼したものの、なかなか案件が進展しない、連絡がない、後回しにされていないか、といった不満を抱くこともあります。
示談交渉が長引いたり、状況報告がないと、依頼者は不安になり、「本当に自分のために動いてくれているのか」と疑問を感じて後悔につながることがあります。
(5)弁護士の解決案、なんか納得いかなくて後悔
最終的に弁護士が提示した示談金額や過失割合、後遺障害等級の認定結果などに納得できないケースもあります。
弁護士は過去の裁判例や実務基準に基づいて解決を目指しますが、依頼者の期待値とズレがあったり、十分な説明がないまま結果を伝えられたりすると、「これで本当に良かったのか」という後悔が残る可能性があります。
後悔しないために!弁護士選びと依頼後の対処法
弁護士に依頼する際、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
事前の準備と依頼後のコミュニケーションを工夫することで、安心して弁護士に任せ、より良い解決を目指せるでしょう。
(1)費用は契約前に、しっかり確認しよう
最も重要なのは、費用に関する透明性です。
契約前に、着手金、成功報酬、実費、日当など、すべての費用項目とそれぞれの計算方法をしっかり確認しましょう。
ただし、弁護士費用特約に加入していてそれを利用して弁護士に依頼する場合には、基本的に自己負担は生じません(一般的な限度額は300万円です)。
成功報酬制を採用している法律事務所を選ぶと、弁護士依頼時に持ち出す費用はないので、弁護士に依頼しやすいでしょう。
(2)どんな解決を目指すか、しっかり弁護士と話し合っておこう
依頼する前に、あなたが何を最も重視しているのか、具体的な希望や目標を弁護士に明確に伝えてください。たとえば、「とにかく精神的な負担を減らしたい」「適正な賠償額を得たい」「後遺障害等級認定を目指したい」などです。
弁護士はあなたの希望を理解した上で、法的な見地から実現可能性を判断し、適切な提案をしてくれるでしょう。
(3)「どうしても合わないな」と思ったら、弁護士変更もアリ
万が一、依頼後に弁護士の対応に不満を感じたり、どうしても相性が合わないと感じたりした場合は、弁護士の変更も選択肢の一つとして検討しましょう。弁護士との契約は委任契約で、依頼者には、いつでも弁護士との委任契約を解除する権利があるからです。
まずは弁護士に具体的に不満を伝え、改善が見られないようであれば、別の弁護士に依頼することを検討してもよいでしょう。
(4)わからないことは、遠慮なく何度でも質問しよう
法律用語や手続は複雑で、一般の方には理解しにくいのは当然です。少しでも疑問に感じたことや、説明が不明瞭だと感じた場合は、遠慮せずに弁護士に質問しましょう。
「こんなこと聞いてもいいのかな」と躊躇する必要はありません。
弁護士は、依頼者が納得して手続きを進められるよう、丁寧に説明する姿勢が求められます。
(5)弁護士の「実績」と「得意分野」を事前にチェック!
弁護士選びの段階で、その弁護士(法律事務所)が交通事故案件において実績があるかどうか、積極的にあつかっているかどうかを確認することは非常に重要です。
過去の解決事例や、特にあなたが抱えている問題(例:後遺障害の等級認定、高次脳機能障害など)に対応できるかを確認しましょう。
法律事務所のウェブサイトに解決事例やアンケートが掲載されていることも多いので、事前に確認することをお勧めします。
交通事故に強い弁護士を選ぶことで、より適切なアドバイスと迅速な解決が期待でき、後悔するリスクを大幅に減らせるでしょう。
交通事故案件に強い弁護士を探す方法
交通事故案件に強い弁護士を探すには、いくつかの方法と確認すべきポイントがあります。
まず、インターネットでの検索は有効な手段です。
「交通事故 〇〇(地域)弁護士」などのキーワードで検索し、法律事務所のウェブサイトで「解決実績」や「交通事故案件への注力」が明記されているかを確認しましょう。
交通事故に強い弁護士の選び方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
次に、無料相談を積極的に活用してください。
電話で相談が可能な法律事務所もあります。
弁護士と実際に話し、弁護士の対応が丁寧か、説明がわかりやすいか、そしてあなたとの相性が良いかを直接確認しましょう。費用体系が明確であるか、リスクについてもきちんと説明してくれるかも、確認しましょう。
交通事故の示談で後悔しないために!弁護士に依頼するメリット
弁護士への依頼自体に不安を感じている方もいるかもしれません。
また、弁護士との相性が合わないから、依頼をやめて一人でやろうと思っているかもしれません。
しかし、結論として、交通事故の示談で後悔しないためには、弁護士に依頼するメリットは非常に大きいです。弁護士は単なる「代弁者」ではなく、あなたの権利を守り、1円でも得られる利益を増やして適切に解決できるよう、粘り強く加害者側の保険会社と交渉します。
(1)適切な賠償額の獲得
保険会社が提示する示談金額は、必ずしも法的に適正な金額とは限りません。多くの場合、保険会社は自社の基準で金額を算出しており、裁判で認められる基準(弁護士の基準)よりも低いことがほとんどです。
弁護士に依頼することで、この裁判基準に基づいた適正な賠償額を算出し、保険会社との交渉を進めることができます。慰謝料(入通院慰謝料、後遺障害慰謝料など)はもちろんのこと、休業損害、逸失利益、将来の介護費用など、一般の方が気づきにくい損害項目も漏れなく請求し、一人で交渉するよりも賠償額を引き上げることが期待できます。
弁護士を依頼するメリットについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(2)面倒な交渉や手続からの解放
交通事故に遭うと、治療に専念したいにも関わらず、保険会社との煩雑な交渉や、書類作成、手続きに追われることになります。これらは時間や労力がかかりますので、治療の妨げになったり、精神的な負担になったりすることも少なくありません。
弁護士に依頼すれば、これらの交渉や手続を代行してもらうことが可能です。
保険会社からの連絡は基本的に全て弁護士が対応します。大変なやり取りから解放されることで、事故以前の穏やかな日常を取り戻す一助となるでしょう。
(3)後遺障害等級認定の強力なサポート
交通事故の示談において、後遺障害等級が適切に認定されるかどうかは、最終的な賠償額に大きく影響します。
しかし、後遺障害の認定は医学的・法律的な専門知識が必要であり、一般の方が単独で行うのは非常に困難です。
弁護士は、適切な後遺障害診断書を作成するためのアドバイスを行ったり、主治医との連携をサポートしたり、必要に応じて異議申立ての手続を代行したりと、後遺障害等級認定を強力にサポートします。
これにより、適切な後遺障害等級の認定を受け、本来得られるべき賠償金を受け取れる可能性が高まります。
後遺障害認定申請手続きを弁護士に依頼すべき理由について、より詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(4)過失割合の適正な判断
交通事故の過失割合は、最終的な賠償額を左右する重要な要素です。
保険会社が提示する過失割合が必ずしも適正とは限らず、被害者にとって不利な内容であることもあります。弁護士は、事故状況を客観的に分析し、過去の判例や事故類型に基づき、適正な過失割合を主張・交渉します。
ご自身にとって不当な過失割合を主張された場合でも、弁護士が裁判例や実務上の運用や経験に基づいて交渉にあたるため、納得のいく過失割合での解決を目指せるでしょう。
交通事故の過失割合と、納得できないときの対処法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(5)早期解決の可能性
示談交渉にかかる時間は、ケガの治療期間や症状固定にかかる時間など事情によって異なりますので、ケースバイケースです。
しかし、弁護士が介入することで、示談交渉がスムーズに進み、早期の解決が期待できるケースも多くあります。
保険会社は、弁護士が介入することで裁判になるリスクを考慮し、より早期かつ適正な金額での和解に応じる傾向があるからです。示談交渉が長引くと、精神的・経済的な負担が増大するため、早期解決は被害者にとって大きなメリットとなります。あなたが本来の生活に戻るための手助けとなるでしょう。
交通事故の示談期間と、早期解決のポイントについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
【まとめ】後悔しない弁護士選びで、あなたにとってよりよい解決を目指そう!
交通事故の弁護士選びで後悔しないためには、弁護士費用、対応の質、相性、そして実績を契約前にしっかり確認することが大切です。
もし、既に不満を感じている場合は、弁護士変更も選択肢に入ります。あなたにとって適切な弁護士を見つけることで、より満足感の得られる解決を目指せるでしょう。
交通事故の被害にあい、お悩みの方は、一度アディーレ法律事務所にご相談ください。