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パートナーが浮気しているかも?不貞行為の証拠は何を集めるべき?

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パートナーが浮気や不倫(法律上は「不貞行為」といいます)をしていたら、浮気や不倫をされた側は、大きな精神的ショックを受けることでしょう。
この精神的損害に対する賠償金が、いわゆる慰謝料と呼ばれるものです。

もっとも、慰謝料を請求して獲得するためには、当然ながら、不貞行為があった事実を証拠とともに証明しなければなりません。

そうした証拠も、何でも集めればよいというものではなく、不貞行為があったことを示す証拠を積み上げていく必要があります。

多くの慰謝料を獲得するためにはどのような証拠をどうやって集めればよいのかについて、今回は解説していきます。

この記事の監修弁護士
弁護士 林 頼信

慶應義塾大学卒。大手住宅設備機器メーカーの営業部門や法務部での勤務を経て司法試験合格。2016年弁護士登録。アディーレ法律事務所へ入所以来、不倫慰謝料事件、離婚事件を一貫して担当。ご相談者・ご依頼者に可能な限りわかりやすい説明を心掛けており、「身近な」法律事務所を実現すべく職務にまい進している。現在、東京弁護士会所属。

浮気・不倫の証拠になるものとは?

浮気や不倫(法律上は「不貞行為」といいます)のもっとも有力な証拠は、2人が肉体関係にあったことを示すものです。

写真や動画があればベストですが、他のものでも、肉体関係にあったことが示せれば有力な証拠になりえます。

以下で具体的に見ていきましょう。

(1)写真や動画

2人が不貞行為をしている現場を押さえた写真や動画が、もっとも有力な不貞行為の証拠であるといっていいでしょう。

しかし、不貞行為をしている現場の写真・動画を入手するのはなかなか難しいことが多いものです。
それでも、ラブホテルに2人がそろって出入りしているような写真や動画があれば、それも立派な不貞行為の証拠になります。

(2)メールやSNS

メールやSNSについては、「また会おうね」「この間はごちそうさま」程度の内容のやり取りでは、浮気や不倫の証拠にはなりません。

不貞行為とは、一般的に、配偶者のある者が、配偶者以外の者と自由な意思で性行為を行うことをいうと解されています。

ですから、上記のような程度のやり取りだけでは、性行為を行ったことが分からない以上、不貞行為の証拠にはならないのです。

ただし、そのやり取りが、性行為を匂わせるような内容のものであれば、不貞行為の証拠になる可能性はあります。

例えば、「この間一緒に行ったラブホテルはよかったね」「一晩中一緒にいられて幸せだった」などといった、性行為があったという推定が可能なレベルの内容のやりとりがあった場合には、不貞行為の証拠には十分なりうるでしょう。

(3)音声データ・通話記録

同じ電話番号に何度も電話をかけていることが分かる通話記録があれば、浮気・不倫相手がいるという疑いが出てきます。

さらに浮気や不倫をしていたという自白をしている内容の会話の音声データまであれば有力な証拠となります。

(4)探偵・調査会社の報告書

探偵や調査会社に浮気調査を依頼すると、浮気や不倫の証拠を押さえるべく動き、調査内容を報告書にまとめてくれます。うまく証拠を押さえることができれば、それらは不貞行為の有力な証拠として大きな価値を持つことがあります。

また、この方法には、証拠を集めていることが配偶者や不倫相手に発覚しにくいというメリットもあります。

ただし、浮気調査を依頼するには高額な費用がかかるので、得られる慰謝料よりも出費のほうが大きくなり、費用倒れになる可能性もあります。

また、探偵・調査会社を使っても必ずしも証拠を押さえられないことがあります。

得られると考えられる慰謝料の金額と、探偵や調査会社に依頼した場合にかかる費用、また証拠を押さえられないリスクなどを比較検討して、依頼するかどうかを決めるのがよいでしょう。

探偵や調査会社への依頼を検討している場合には、まずはその探偵や調査会社等に相談してみましょう。

浮気・不倫の証拠がない場合はどうする?

浮気や不倫(不貞行為)をしている証拠がどうやっても見つからないときは、あきらめなければならないかというと、決してそうではありません。

不貞行為を証明できるものは上記以外にもあります。
どのようなものが証拠になりうるか、あきらめずに弁護士に相談することをおすすめします。

実際に不貞行為をしている現場の写真のような決定的な証拠がなくとも、以下のような証拠がないかどうか探してみましょう。

ただし、これらのものだけでは浮気や不倫の証拠とはなりませんので、浮気や不倫をしていた事実を証明するには、他の証拠と組み合わせて使う必要があります。

(1)手帳・メモ

浮気・不倫相手と会う日になんらかの印をしている手帳や、浮気・不倫相手と密会していたことをにおわせる内容の日記、知らない電話番号やアドレスが書かれたメモなどは、不貞行為があったという疑いを生じさせます。

手帳にいくつも印があったり、日記に度々だれかと宿泊しているようなことが書いてあったりするような場合には、不貞行為があったと推測できる証拠となることがあります。

(2)交通系ICカードやETCの記録

交通系ICカードやETCの記録は、比較的容易に取得することが可能である上に、本人の行動の記録としては高い正確性を持っているといえます。

何度も同じ経路を使って同じ場所に行っていた記録がある場合には、浮気・不倫相手の家に足しげく通っていた可能性があります。

ただ、これだけでは証拠としては弱いので、ラブホテルの領収書や、通っていた場所の近くで避妊具を購入したレシートなどもあれば、浮気や不倫をしていたことをさらに強く証明する証拠の1つとなりえます。

(3)領収書・レシート

ラブホテルの領収書やレシートが、財布等の中から発見されれば、不倫相手が存在し、肉体関係があったということが推測できます。

それがシティホテルや旅館の領収書・レシートであった場合であればなおさらですが、それらの領収書・レシートだけでは相手が特定できないため不貞行為の証拠にはなりにくい面はあるものの、写真など、他の証拠と合わせることができれば、有力な証拠となることもあり得ます。

(4)住民票の写し

浮気・不倫相手とパートナーが同じ場所に住んでいることを示す住民票の写しがあれば、不貞行為があったということが推測されやすくなるでしょう。

ただしこれも、住民票の写しだけでは、単に「大家と借主の関係なだけ」という言い逃れをされる可能性もあるので、証拠として活用するには、写真などほかの証拠と組み合わせる必要があります。

浮気・不倫の証拠集めをする際の注意点

それでは、証拠を集める際に注意しておいた方がよい点について説明いたします。

(1)見つからないように行う

浮気や不倫の証拠を集めるときには、見つからないように慎重に行うことが大切です。
証拠を集めていることをパートナーに気づかれてしまうと、すぐに証拠を隠されたり、廃棄されたりしてしまいかねません。

(2)違法なことはしない

また、証拠を集めたいがために違法なこと(住居侵入や盗撮、脅迫など)をすると、かえって慰謝料請求の時に不利になったり、逆にプライバシー侵害で訴えられたりする可能性もあります。

(3)できるだけ複数・継続的に集める

高額な慰謝料を獲得するには、継続的かつ反復的に浮気や不倫をしていたことを示す必要があります。

ひとつひとつの証拠だけでは証拠能力が弱いことが多いので、写真や動画、メール、LINE、ラブホテルの領収書など、複数の証拠を数多く集めるのがよいでしょう。

浮気・不倫相手との長期的かつ継続的な関係を示すためには、長期間にわたって、レストランやレジャー施設、ホテルなどの領収書やレシートをこまめに集めておくことが有効です。

【まとめ】決定的証拠を押さえられなくともあきらめないで

今回の記事をまとめると次の通りです。

  • 2人の肉体関係の現場を押さえた写真や動画が、もっとも有力な不貞行為の証拠となる。
  • その他、肉体関係があることを示すメール、SNS、音声データ、探偵・調査会社の報告書なども有力な証拠となることがある。
  • これらの有力な証拠がなくとも、その他の証拠を複数組み合わせることで不貞関係を証明できることもある。

このように証拠の中にも、証明する力が強いもの、弱いものがあります。

決定的な証拠がなくとも、その他の証拠を複数組み合わせることによって不貞行為を証明できることもありますので、あきらめずに証拠を集めることをお勧めします。

この記事の監修弁護士
弁護士 林 頼信

慶應義塾大学卒。大手住宅設備機器メーカーの営業部門や法務部での勤務を経て司法試験合格。2016年弁護士登録。アディーレ法律事務所へ入所以来、不倫慰謝料事件、離婚事件を一貫して担当。ご相談者・ご依頼者に可能な限りわかりやすい説明を心掛けており、「身近な」法律事務所を実現すべく職務にまい進している。現在、東京弁護士会所属。

※本記事の内容に関しては執筆時点の情報となります。

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