最近、妻の様子がおかしいと感じていませんか?急に外出が増えた、スマホを離さなくなった、あるいは夫婦間のスキンシップが減った…。これらは単なる偶然かもしれません。しかし、妻の浮気を示す重要なサインかもしれないのです。
本記事では、弁護士の視点から、妻の浮気を示す8つの具体的なサインと、妻が浮気に走る5つの主な理由を詳しく解説します。さらに、万が一浮気が発覚した場合の適切な対処法や、避けるべき行動についても触れていきます。ぜひ最後までお読みください。
ここを押さえればOK!
浮気が発覚した場合は、証拠集めや慰謝料請求、誓約書の作成など冷静な対応が重要です。離婚や慰謝料などの今後どうすればいいのかわからない方は一度弁護士へ相談してみましょう。アディーレの弁護士があなたの味方となってくれます。
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妻の浮気を示す8つのサイン・兆候とは
いくら浮気を隠そうと思っても、やはり無意識的に浮気のサインや兆候が出てしまうものです。
ここでは妻の浮気を示す8つのサインや兆候を紹介します。ただし、これらの兆候が見られたからといって、必ずしも浮気を意味するわけではありません。しかし、あなたの妻がこれらの兆候やサインに当てはまる場合には、浮気をしているかどうか注意深く見ておいた方が良いかもしれません。
(1)スマートフォンをずっと持ち歩くようになった
妻がスマートフォンを常に持ち歩き、離さなくなったのは浮気の可能性を示す重要なサインです。この行動の裏には、スマートフォンを夫に見られたくない、不倫相手と常に連絡をとっていたいとの気持ちがある可能性があります。
例えば、 トイレや入浴時にもスマホを持ち込んだり、 画面を夫から隠すようになったりするなどです。
(2)連絡の返信が遅くなった
妻からの連絡の返信が遅くなったり、途絶えがちになったりするのも、浮気のサインかもしれません。この行動の裏には、不倫相手と日中会っていて夫への連絡の返信が出来なくなったり、夫への気持ちが冷めて夫をないがしろにしたりする気持ちがある可能性があります。
例えば、「忙しかった」「電話に出られなかった」という言い訳が増えたり、 連絡がつかない時間帯が増えたりするなどです。
(3)外出頻度が増えた
外出頻度の増加は、浮気の可能性を示す重要なサインの1つです。例えば、「友人との食事」や「残業」が急に増えたり、 説明のつかない外出が増えたりするなどです。
ただし、急に忙しくなる理由があった場合でも、外出が多くなれば、その分、新たな男性との出会いの機会も当然増えますので、浮気予備軍になる可能性もあるということにも気にとどめておきましょう。
(4)下着が派手になった
妻の下着が突然派手になったり、新しい下着が増えたりするのは、浮気のサインかもしれません。
下着は他人に見られるものではありません。その下着のデザインが派手になったり、新調したりする行為は浮気相手に下着を見られることを意識している可能性があります。
(5)メイクや髪形など雰囲気が変わった
妻の外見や雰囲気の変化は、浮気の可能性があります。例えば、今までしなかった派手なメイクをするようになったり、服装のスタイルが変わったりなどです。
単に服装やメイクの趣味を変えただけの可能性もありますが、服装やメイクの趣味が変わった理由(例:職場が変わり、服装に気を付ける必要があるなど)について心当たりがない場合には、注意が必要になります。
(6)夫婦間のスキンシップを拒むようになった
女性は嘘をつくのは上手ですが、態度まで隠すことはできないことがあります。
浮気相手のことが好きになり、あなたに対する気持ちが冷めていると、あなたとのキスやセックスを嫌がるようなそぶりを無意識にしてしまうことがあるようです。
例えば、性的な接触を避けるようになったり、キスや抱擁を拒むようになったりするなどが当てはまります。
(7)夫の予定を気にするようになった
妻が突然夫の予定を細かく確認するようになったのは、浮気の兆候かもしれません。この行動の裏には、夫の不在時に浮気相手と会いたい、浮気中に夫と遭遇するのを防ぎたいという気持ちがある可能性があるからです。
例えば、 夫の帰宅時間を頻繁に確認したり、夫の休日の予定を詳しく聞くようになったりするなどが当てはまります。
(8)出費が以前より増えた
妻の出費の急激な増加は、浮気の可能性を示す1つのサインです。
浮気をするにはデートをするにも、浮気相手へのプレゼントを購入するにもお金が必要となります。これまでに比べて急に出費が増えた場合には注意が必要でしょう。
例えば、クレジットカードの利用額が急に増えたり、ネットのショッピング履歴に高額な買い物の履歴が残っていたりするなどです。
妻が浮気に走る5つの主な理由とは
夫がいるにもかかわらず、妻が浮気に走ってしまう理由とは何でしょうか。
ここでは、妻が浮気に走ってしまう主な5つの理由を紹介します。理由がわかれば、妻が浮気しているかどうか見抜くきっかけにもなるかもしれません。
(1)女性として見てもらいたかったから
妻は「女性として認められたい」という欲求から浮気に走ることがあります。
夫との関係が長くなると、やはりマンネリ化してしまうものです。夫が自身のことを女性として扱ってくれなくなると、新たに自身をチヤホヤしてくれる男性を探し、浮気に走ってしまうことがあるようです。
(2)生活に刺激がなかったから
日常生活のマンネリ化も、妻が浮気に走る理由の1つです。
当然なのですが、夫と長く一緒にいることで、新鮮さはなくなってしまいます。夫以外の男性を過ごすことでドキドキしたり、新鮮さを感じたりしたいという女性がいるようです。
(3)日常生活のストレスや孤独感を発散したかったから
ストレスや孤独感も妻を浮気に走らせる要因になり得ます。
ストレスが溜まっていたり、夫が仕事にかかり切りで寂しい気持ちになっているときに、話を聞いてくれたり、寂しさを埋めてくれる他の男性が現れると、つい浮気に走ってしまうことがあるようです。
(4)性欲を発散したかったから
夫との性生活に不満があり、性欲が満たされていない場合に、新たな男性と身体関係を持ってしまうということがあるようです。
特にセックスレスだったり、性生活がマンネリ化していたりする場合には注意が必要でしょう。
(5)浮気をすることに罪悪感がないから
浮気をすることに罪悪感がない女性もいます。浮気がバレなければいいと思っているのです。
こういう女性は、夫以外の男性と躊躇なくキスやハグをしたり、性的関係を持ったりと遊び感覚で浮気を繰り返している可能性があります。
妻の浮気が発覚した場合の対処法 とは|冷静な対応が重要
妻の浮気が発覚した場合、冷静に対処することが最も重要です。 感情的に対応してしまうと、後々に不利になってしまったり、夫婦関係がより悪化してしまったりする可能性があります。
ここでは妻の浮気が発覚した場合の対処法を紹介します。
(1)浮気の証拠を集める
浮気の証拠を集めるのは、慰謝料などを請求する時だけと思われているかもしれません。
しかし、そうではない時、例えば「浮気をやめさせて夫婦関係を続ける場合」や「妻と離婚する場合」であっても浮気の証拠を集めておくのがよいでしょう。
なぜかというと、妻に対し浮気を問い詰めても、浮気を頑なに認めないケースも少なくないからです。
浮気をやめさせて夫婦関係を続けるにしろ、離婚するにしろ、妻に浮気をしていたことを認めさせないと話が進みません。証拠を集めておき、浮気を認めさせることがおすすめです。
(2)浮気相手や妻に慰謝料を請求する
妻に浮気された場合、浮気相手や妻に対して慰謝料を請求することができます。
離婚しなくても慰謝料を請求することができます。
慰謝料を払わせることで、これ以上浮気を続けないようにする効果もあります。
(3)離婚しないなら妻に誓約書を書かせる
離婚を選択しない場合、再発防止のために妻に誓約書を書かせることが有効です。
例えば、浮気の再発防止や家族への誠実な対応を誓約させるとよいでしょう。さらに、誓約書で合意したことを破った場合の違約金も定めておくと浮気の再発防止の効果を高めることができます。
離婚するか夫婦関係を続けるかを決めるポイントとは|離婚するメリット・デメリット
妻の浮気が発覚した場合、離婚するかやり直すかの決断は非常に重要です。
離婚するか再構築するかを、メリットとデメリットを理解した上で冷静に判断するようにしましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
離婚をする場合 | 新たなスタートを切ることができる 。 けじめをつけられる。 | 子どもと離ればなれになる可能性がある。 親権や財産分与でもめる可能性がある。 |
やり直しをする場合 | 妻との関係が改善し、良好な夫婦関係に戻れる可能性がある。 子どものために安定した家庭環境を保てる。 | 再度浮気をされるリスクがある。 信頼関係の再構築が難しく、妻との関係がさらに悪化する可能性がある。 |
妻の浮気が発覚したときのNG行動とは
妻の浮気が発覚した際には、冷静な対応が求められます。感情的な行動は、後々不利になってしまうことがあります。ここでは、避けるべきNGな行動を紹介します。
(1)証拠を集める前に浮気の追及をする
浮気の証拠を集める前に追及することは絶対に避けるべきでしょう。
例えば、証拠を集める前に浮気の追及をしても、「浮気していない」と言い逃れされてしまうおそれがあります。さらに、浮気がバレていることがわかると、妻の行動が慎重になり、浮気の証拠を集めづらくなってしまいます。
(2)浮気を理由に妻を家から追い出す
浮気を理由に感情的に妻を家から追い出すことも避けるべき行動です。
一方的に妻を追い出す行為は「悪意の遺棄」と言って、夫婦の同居義務に反する行為です。
また、浮気を理由に妻を家から追い出すと、証拠を集めづらくなるほか、離婚する場合ややり直す場合に話し合うことが難しくなってしまいます。
妻が浮気をしていた場合によくある質問(Q&A)
妻の浮気が発覚した際、多くの方が抱える疑問をQ&A形式で解説します。
離婚時の親権、財産分与について詳しく説明します。
Q1 妻の浮気で慰謝料を請求する場合の相場は?
妻の浮気が発覚した場合、妻や浮気相手に対して慰謝料を請求することができます。一般的な慰謝料の相場は数十万から300万円程度です。
- 妻の浮気で離婚する場合:100万~300万円程度
- 妻の浮気で離婚をしない場合:数十~100万円程度
Q2 妻の浮気で離婚する場合の親権はどうなる?
親権は浮気の有無に関係ありません。子どもの福祉が最優先です。
親権を決める際には、夫婦の経済力、養育環境、子どもの意向などが考慮されます。
Q3 妻の浮気で離婚する場合でも財産分与はするの?
妻の浮気で離婚する場合でも、財産分与はしなければなりません。
ただし、夫婦の話し合い次第では、1/2以下での財産分与も可能です。また、本来請求するはずだった慰謝料を財産分与する財産から差し引くということもできます。
【まとめ】妻が浮気していたら冷静な対応が必要!感情的な行動はNG
妻の浮気を示す8つのサインと5つの理由を理解すると、もしかすると妻の浮気に気づけるかもしれません。
妻の浮気が発覚した場合、感情的な行動は避け、冷静に証拠を集めることが重要です。妻の浮気の疑いがある場合、一人で悩まず弁護士への相談をおすすめします。弁護士に相談することで、法的な観点から適切なアドバイスを受けられ、最善の対処方法を見つけることができるでしょう。
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