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バイク事故の現状とは?事故の原因や対策について詳しく解説

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2020年、新型コロナウィルスの影響を受け、人々は外出を自粛しました。
そのため、警察庁の発表によると、交通事故の発生件数は減少したとのことです。
一方、バイク事故は急増しており、警察は安全運転を呼び掛けています。
バイク事故の件数が増えた原因としては、交通量が減少したためスピードを出しやすくなった、密な環境を避けるためにバイクを利用する人が増えたと分析されています。

参考:令和2年上半期における交通死亡事故の発生状況等|警察庁

バイク事故の現状

バイク事故の現状をお伝えします。

(1)バイク事故の死亡率・重傷リスク

四輪車事故に比べると、バイク事故は死亡につながりやすく、バイク事故による死亡リスクは四輪車事故の死亡リスクの3倍です。車体で覆われている四輪車と異なり、バイクは運転手の身体がむき出しになっているため、運転手に対するダメージが大きくなりやすいのです。

さらに、重傷になるリスクは、自転車事故や歩行中の事故と比べてもバイク事故が最も高く、全体の約3分の1を占めています。自転車や歩行者と異なり、速いスピードを出せることが原因になっているのでしょう。

参考:道路の交通に関する統計 / 交通事故の発生状況|e-Stat
参考:二輪車事故の特徴―「見落とし」に注意!―|ITRADA

(2)通勤時間帯に多くみられる

発生件数をみると、早朝(4~8時)や夜(18~22時)に多いのが特徴です。
もっとも、これはバイク事故に限った話ではなく、交通事故一般にあてはまることです。
通勤や帰宅時には焦ってしまうかもしれませんが、ゆとりをもって運転したいところです。

(3)出会い頭や右折時に事故が発生しやすい

バイク事故として多いのは、単独事故を除くと出会い頭や右折時における事故です。

出会い頭の事故は、交差点などに異なる方向から入ってきた車両同士が衝突するものです。
出会い頭の事故は、次のような原因から起こるといわれています。

  • わき見などをしていて左右をきちんと確認せずに交差点に進入した
  • 相手を発見したにもかかわらず「自分の方が先に行ける」と判断し交差点に進入した
  • 自分の道が優先道路なので「相手が止まるはずだ」と思い交差点に進入した

見通しの良い交差点でも、事故は起こるので注意しましょう。

右直(うちょく)事故は、右折車と直進車が接触するものです。
直進するバイクと右折する四輪車が接触するのが典型例で、「サンキュー事故」といわれています。サンキュー事故には2つの類型があります。

  1. 本線から右折しようとしたところ、対向車が停車してくれたので、急いで右折した。そうしたところ、停車した車の死角から現れたバイクと接触した。
  2. 駐車場などから本線に戻ろうとしていたところ、本線の車が停車したので、急いで右折した。そうしたところ、自分が入ろうしていた車線を直進するバイクを見落として接触した。
    「道を譲ってくれて“サンキュー”」という気持ちが災いするため、このように呼ばれています。バイクを運転しているときには「自分は直進しているのだから」と優先意識を持たずに、周囲の状況を適切に分析して、場合によっては自分自身も停止しましょう。

(4)命に関わる部位を損傷しやすい

バイク事故で最も怪我をしやすいのは、脚部です。
転倒時にバイクと地面に挟まれてしまうからでしょう。
また、転倒時に最初に地面につくと思われる腕部の怪我も多いのがバイク事故の特徴です。

もっとも、死亡事故をみると、頭部を損傷するケースが半数を占めています。
バイクを運転するときには、ヘルメットを装着しなければなりません(道路交通法71条の4第1項)。実際にヘルメットを装着している人が多いでしょう。しかし、顎のヒモが緩んでいるなどの理由でいざというときにきちんとヘルメットが機能してくれないことがあるのです。

参考:道路の交通に関する統計 / 交通事故の発生状況|e-Stat

バイク事故の原因

バイク事故の原因として多いものを把握して、事故を起こさないように注意しましょう。

(1)加速し過ぎ

一般道路における50ccの原付バイクの最高速度は時速30キロメートルですが、50cc以上のバイクであれば四輪車同様時速60キロメートルまで出すことができます。ただし、スピードを上げることにより、自分や相手が反応できる可能性が下がりますし、事故発生時の衝撃が大きくなります。

(2)四輪車の死角に入る

バイクに乗っていると、「車の横を走っているのだから当然四輪車の運転手は知っているはず」と思うかもしれません。しかし、知らず知らずのうちに死角に入り込んでいると事故に巻き込まれるおそれがあります。
四輪車からみて左サイドミラーの数メートル後ろは死角になりやすいといわれています。また、ボディと屋根をつなぐピラーの横も死角になっている可能性があります。
事故を防ぐために、四輪車と適切な車間距離をとることが大切です。近づく場合にも、死角に入らないように、運転席より前に出る、あるいは、ミラーに移る後方で走るようにしましょう。

(3)追い抜きやすり抜け

四輪車で走行中、前の四輪車を抜くときには右側から追い抜くでしょう。
一番左側の車線を走行している車の左側に車が入るスペースはありませんから、当然です。

道路交通法28条1項にも次のように規定されています。

車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下この節において「前車」という。)の右側を通行しなければならない。

引用:道路交通法28条1項

バイクで前の四輪車を追い抜こうとするとき、左側から追い抜こうとする人がいます。しかし、道路交通法28条1項をみてもわかるように、右側から追い抜くのが基本です。また、バイクは、車道横に設けられた路側帯を通行することもできません。そのため、バイクが信号待ちの四輪車の左側を通って追い抜く行為は法律違反なのです。
さらに、四輪車の左側は死角になっていることが多いので、四輪車が左折するときに巻き込まれてしまう可能性もあります。転倒事故に発展しないまでもバイクのミラーが四輪車のミラーやボディを傷つけてしまうかもしれません。

右側から追い抜くことや車線変更のできる場所で右側から追い越すことは禁止されていないので、周囲の安全を確認したうえで、追い抜き・追越しをしましょう。

(4)バイクを煽る四輪車の増加

近年、ニュースであおり運転による被害が大きく取り上げられています。
四輪車対四輪車に限らず、四輪車対バイクの被害も報告されており、2018年にはバイクに追い抜かれたことに腹を立て、自動車をわざとバイクに衝突させた事件が起こりました。
四輪車に狙われるとバイクには為す術がありませんので、あおり行為をする運転手には関わらずに距離を置くことが大切です。執拗に追いかけられるようであれば、公共施設など人目に付きやすい場所に移動し、場合によっては警察を呼びましょう。

参考:ライダーが気をつけたいあおり運転への対処法|Yahoo!ニュース

事前にすべきバイク事故対策

バイクで事故を起こさないための対策と起こしてしまった場合の対策を事前にしっかりしておきましょう。運転者がバイクの特性を深く理解し安全運転に努めることが大切です。気を付けていても事故が起きてしまった場合には、弁護士に相談しましょう。

(1)バイクの特性を把握しておく

四輪車に比べると、バイクは運転手のバランス能力など個人の能力に左右されます。
そのため、四輪車以上に自分の体に合ったものを選ばなければなりません。

  • 自分の力で支えられるバイクか
  • バイクをまたいだときに片足に地面が付くか
  • バイクを押して8の字を描くことができるか

全くの初心者ならば、中古の原付から始めてみてもいいのではないでしょうか。

そのうえで、バイク一般にどのような特性があるかを把握しておきましょう。

  • スピードを出せば出すほど視界が悪くなる
  • 体重の重い人ほどバイクが完全に停車するのに時間がかかる
  • 急ブレーキをかけるとタイヤがロックするおそれがある

バイクの特性を知ることで、より安全な運転を心がけることができるはずです。

(2)バイクのメンテナンス

バイク事故は運転中の不注意のみならず、メンテナンス不良によっても起こります。
特に次のようなものがないかはしっかり確認しましょう。

  • すり減ったタイヤ
  • 緩んでいるボルト
  • 汚れの付着したチェーン
  • オイル漏れ
  • ライトの不灯
  • ブレーキの故障

定期的なメンテナンスを行うことで、メンテナンス不良による事故を防ぐことができます。

251cc以上のバイクであれば、初回登録から3年で車検を受けた後、2年に1度のペースで車検が義務付けられており、ディーラーなどから案内書面が届くはずです。1回あたりの車検費用は5、6万しますが、きちんと検査を受ければ安心して乗ることができるでしょう。

自分でできるバイクメンテナンスの基本は、バイク磨きです。
まずは鍵穴とマフラーの排気口をテープで塞ぎ、水洗いをしてホコリなどを落とします。
次に、バイク用シャンプーを付けた布で上から下に洗っていきます。タンクに傷がついてしまわないように、タイヤ周りとタンクを磨く布は分けたほうが良いでしょう。磨き終わった後にコーティング剤を塗布しておくと、綺麗な状態を長く保つことができます。
バイクを隅々まで磨くので、いち早く車体の異変にも気づくことができるはずです。
1ヶ月に1度のペースで行うと良いでしょう。

(3)胸部プロテクタをつける

バイクに乗るときには、ヘルメットだけでなく胸部プロテクタをつけるようにしましょう。
バイクが四輪車に接触すると、バイクの運転手は前方に放り出され、胸部や腹部が四輪車の屋根やピラーに激突した結果、鎖骨や肋骨などを骨折し命を落とす危険性があります。
その危険性を下げるため、胸部プロテクタをつけるのです。女性の身体にフィットするものや軽量なものも多く販売されているので、お気に入りの物を探してみましょう。

(4)バイク保険(任意保険)に加入する

四輪車保険同様、バイクにも強制保険と任意保険があります。
四輪車の任意保険の加入率が約9割であるのに対して、バイク保険の加入率はわずか4割です。四輪車同様、交通事故が起きると高額の賠償額が必要になるにもかかわらず、バイク保険に加入していない人のほうが多いのです。
自賠責保険では限られた範囲内でしか補償されないため、あわせてバイク保険にも加入しておくのが安心でしょう。

また、自賠責保険は相手方に対する保障なので、自分の怪我に対して保険金は支払われません。バイクは重傷を負いやすいため、バイク保険で備えておくのが良いでしょう。

バイク保険の内容は、保険によって異なりますので、バイクに乗る頻度などに応じて自分で選ぶことになります。自らの怪我に備えるためにも人身傷害保険や搭乗者傷害保険には加入しておくことをおすすめします。
自動車保険に加入している場合でも、等級を引き継ぐことはできず、一律に6等級からスタートするので、注意してください。

参考:自動車保険(任意保険)の加入率は何%?|イーデザイン損保

(5)ドライブレコーダーを搭載しておく

バイク事故が起きてしまった場合に備えて、ドライブレコーダーを搭載しておきましょう。
実際に事故に遭った場合に事故状況の検証などにあたって信頼性の高い証拠になりますし、特にあおり運転や当たり屋の被害に遭った場合には効果的です。

バイクのドライブレコーダーには、バイクのバッテリーから給電できる直結タイプと、バッテリー内蔵タイプがあります。バイクに乗る頻度が高い方であれば、バッテリーから給電できるタイプが良いでしょう。また、雨の中でも撮影できるように、IPX5以上の高い防水性能を持つ、前後セットの商品がおすすめです(2020年11月時点)。

【まとめ】バイク事故でお困りの方はアディーレ法律事務所にご相談を!

バイクは、四輪車と異なり、運転手の身体が車体で覆われていないため、いったん事故が起こると命を落としかねません。出会い頭や右折時にバイク事故が多いことを踏まえ、交通事故に巻き込まれないように自分の身をしっかり守っておきたいところです。
単独事故や加害者が任意保険に加入していなかった場合に備えて、バイク保険に加入しておくことをおすすめします。

もしも交通事故に巻き込まれてしまった際は、アディーレ法律事務所にお任せください。

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