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単身赴任中の夫が浮気?4つのチェック方法と3つの防止策を紹介

作成日:
yamazaki_sakura

※アディーレ法律事務所では様々な法律相談を承っておりますが、具体的な事情によってはご相談を承れない場合もございます。予め、ご了承ください。

「夫が単身赴任中に浮気しないか不安…離れて暮らしていても、浮気を防ぐ方法はないの?」

このような状況でお悩みの方は少なくありません。
単身赴任中に、家族から離れて寂しさを感じる男性は多いです。寂しさから、妻以外の女性とのつながりを求めてしまう男性もいます。また、妻が傍にいないから浮気するチャンスだと考える不謹慎な男性もいるようです。

家族のために単身赴任して仕事をしてくれているのだから、みだりに浮気を疑うことはしたくないでしょう。夫を信頼できる人物だと思っていればなおさらです。
しかし、浮気は一時の気の迷いで起こることもあります。もし単身赴任中の夫の言動に不審な点を感じたのであれば、できるだけ早いうちに浮気の芽を摘んでしまいましょう。

夫の単身赴任で浮気の心配をしている方は、この記事を参考にしてみてください。

今回の記事では次のことについて弁護士が解説します。

  • 単身赴任中の浮気のチェックポイント
  • 単身赴任中の浮気防止策
この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

単身赴任は浮気のきっかけになり得る

家庭を持っている男性が単身赴任した場合、家族と一緒に暮らしていた環境から急にひとり暮らしになるのですから、寂しさを感じることがあるでしょう。
反対の立場に自分を置いてみると、よくわかります。
一日仕事をして家に帰っても、話をする相手もいない、かわいい子どももいない、食事の準備も家事も全部自分でしなければならないし、体調が悪くても身の回りのことをしなければなりません。

寂しさや、やるせなさ、孤独を感じることがあるのは当然です。
この寂しさが、夫婦の絆を強めることもあります。離れたことでお互いの大切さを再認識し、よく連絡するようになったり、愛情を伝えあったり、「仕事してくれてありがとう」「子どもの世話をありがとう」などとお礼の言葉を伝えたりするようになるのです。
しかし一方で、単身赴任の寂しさを紛らわせるために浮気に走る男性は、一定数いるようです。

単身赴任でひとり暮らしを始めたことで独身に戻ったように感じ、自由を謳歌する男性もいます。
飲み会などの付き合いが多くなり、帰りが遅くなる程度であれば良いのですが、なかには飲みの席などで他の女性に関心が向かい、浮気に発展してしまうこともあります。

また、単身赴任中であれば当然、妻とは別々に暮らすことになるわけですから、浮気がバレにくい環境であるといえます。ふだんは真面目な男性であっても、「絶対にバレないはずだ」と気が大きくなって、チャンスがあれば浮気しようかと考えてしまうこともあるようです。

単身赴任中に浮気しているか確かめる4つのポイント

次に、単身赴任中の夫が浮気していないかのチェックポイントをご紹介します。

(1)自宅に戻る回数や連絡の頻度が減少したか

単身赴任した当初に比べて、「仕事が忙しい」などと言う理由で、自宅に戻ってくる回数が減ったり、夫の方から連絡してくる頻度が減ったりしていないでしょうか。
浮気にのめり込むほど、他のことに対する注意が散漫になる男性は多いようです。
いくら仕事が忙しいと言っても、週末や連休、ゴールデンウィーク、お盆、年末も帰ってこなかったり、帰ってきても日帰りなど滞在日数が極めて短い場合には、仕事を言い訳にしている可能性があります。
自宅に戻る回数や連絡の頻度について、単身赴任が始まった時期からさかのぼって確認してみることをおすすめします。

(2)オンライン通話に積極的かどうか

最近では無料通話アプリなどが豊富にあり、離れていてもお互いの顔を見ながら話すことも昔より簡単にできるようになりました。
もしも夫が浮気しており、部屋に浮気相手が出入りしているのであれば、浮気相手の痕跡が画面に映ってしまい、妻であるあなたに浮気の証拠が見つかってしまう危険があります。
そのため、オンライン通話を拒否したり、何かと理由を付けてカメラをオフにしたがるようであれば、浮気をしている可能性があるでしょう。
特に、以前はオンライン通話に積極的だったにもかかわらず、急にオンライン通話を嫌がるようになったのであれば、浮気の可能性が高くなります。

(3)部屋の中に不自然なところはないか

オンライン通話であれば、画面に映る部分にさえ注意していればいいので、浮気していてもオンライン通話を嫌がらない男性もいるでしょう。
いつも同じ場所や同じ画面が移る場合には、「あなたの生活している環境が知りたい」などといって、部屋全体や、洗面台、風呂場、寝室などを見せてもらう方法があります。夫がうろたえたり、嫌がるようであれば、浮気が分かってしまうようなものがあるために、嫌がっている可能性があります。

また、あなたが実際に夫の部屋を訪問した際に、不自然だと感じるところがないかどうかをチェックしてみる方法もあります。
例えば、あなたの物ではない化粧品や女性用のアクセサリーがあれば当然怪しいですね。いつもあまり清潔でない部屋なのに、ごみが一切なく、シーツも新品、トイレもお風呂の排水溝もピカピカ、という事情があったら、誰かが来た痕跡を掃除してなくそうとしたのかもしれません。置いてある避妊具の数が前よりもなぜか減っていたら、他の女性と使ったのかもしれません。

また、通常男性が持っていても不自然ではない物であったとしても、夫の趣味ではないと感じたのであれば、「これ買ったの?」「趣味と違うよね」と聞いてみましょう。
うろたえたり、逆に冗舌になって詳しい説明をしたりするようであれば、浮気している可能性があるでしょう。

(4)アポなし訪問を嫌がるかどうか

夫の性格にもよりますが、急にアポなし訪問を嫌がるようになり、あなたが部屋に訪れる日時を事前に連絡するように言ってきたのであれば、浮気の可能性があります。
あなたに見られたらまずい物が部屋にある可能性がありますし、そもそも休日は浮気相手と出掛けていて、不在にしていることが多いという理由も考えられるからです。

浮気を見破る方法について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

浮気を見破る方法4選と見破った後とるべき対応を解説

単身赴任中の浮気防止策3つ

単身赴任中の浮気を防止するための具体的な行動をご紹介します。

(1)部屋の中に妻や家族の痕跡を残しておく

あなたが夫の部屋に訪問する機会があれば、次のようなことをして、部屋に妻であるあなたや家族の痕跡を残しておきましょう。

  • 玄関やリビングなど、目立つところに家族写真を飾る
  • 洗面所にあなたの化粧品、櫛、歯ブラシなどを置く
  • 寝室にあなたの着替えを置く
  • あなたが選んだ食器を置く(夫婦茶碗やセットのカップなど)
  • 記念日(あなたの誕生日、結婚記念日、子どもの誕生日など)を記載したカレンダーを飾る

あなたの痕跡があれば、浮気相手を部屋に入れる前に、一度それらの物を片づける必要があります。そのような片づけ作業は、「自分は何をしているんだ…」と罪の意識を感じるきっかけにもなり得るため、部屋に女性を入れる心理的ハードルが高くなると考えられます。したがって、部屋に痕跡を残しておくことには、浮気を防止する効果が期待できるでしょう。

また、次回夫の部屋に訪問した時、家族写真やカレンダーの場所が変わっていたりしたら、夫が一度片づけて、あなたが来る前に再度設置した可能性があります。「あれ?場所変わってない?どうしたの?」などと質問し、夫がうろたえたりすれば浮気の可能性があります。

万が一、すでに浮気相手がいて部屋に出入りしている場合であっても、浮気相手に対するけん制になるでしょう。

(2)浮気のリスクを知らせておく

あなたに離婚の覚悟があるのであれば、夫に対して、「もし浮気したら離婚して、子どもの親権は譲らない」などの浮気のリスクを伝えておいても良いでしょう。
しかし、浮気しているかどうかも分からないのに、離婚の覚悟ができている人はあまりいません。そこで、夫が単身赴任をするにあたり、あなたが浮気についてどう考えているのか伝えてみるのはいかがでしょうか。

その際には、「私は浮気を軽く考えていない」「発覚すればあなたや不倫相手に慰謝料を請求する」というリスクを伝えるだけではなく、「あなたを信頼している」「浮気されたらとても傷つくからしないでほしい」と正直な気持ちも話すとよいでしょう。
話をするときには、一方的に話すのではなく、夫の気持ちも聞くようにしましょう。
浮気について話し合いをしておけば、いざ浮気の誘惑が発生した際に、軽率な行動にストップをかける効果が期待できます。
自分の行動がどのような結果につながるのかを具体的にイメージできれば、軽い気持ちで浮気に走ってしまうことに対する抑止力になるでしょう。

(3)頻繁に会いに行く・連絡を取る

単身赴任中もできるだけ頻繁に会いに行き、あなたの存在を常に意識させるようにしておきましょう。
単身赴任先が遠い、仕事があるなどの事情で頻繁には会いに行けない場合も、オンライン通話などでお互いの顔が見えるようなコミュニケーションを図ることをおすすめします。
お子さんがいるのであれば、お子さんも交えてオンライン通話ができるとなお良いです。
夫が家族の存在を常に感じられれば、浮気に走る可能性を減らすことが期待できるでしょう。
また、その際にはしっかりと愛情や感謝、あなたや子どもも寂しいと感じていることを伝え、家族のつながりを意識してもらうことがポイントです。

【まとめ】単身赴任中の浮気をチェックし、浮気防止策を講じておきましょう

今回の記事のまとめは次のとおりです。

  • 単身赴任は寂しさを感じることが多く、自由に使える時間が増え、なおかつ浮気したとしてもバレにくい環境であるため、浮気のきっかけになり得る
  • 単身赴任中の浮気を確かめるポイント
    1. 自宅に戻る回数や連絡の頻度が減少したか
    2. オンライン通話に積極的かどうか
    3. 部屋の中に不自然なところはないか
    4. アポなし訪問を嫌がるかどうか
  • 単身赴任中の浮気防止策
    1. 部屋の中に妻や家族の痕跡を残しておく
    2. 浮気のリスクを知らせておく
    3. 頻繁に会いに行く・連絡を取る

単身赴任中は、家族と暮らしていた頃に比べて自由になる時間が多く、また浮気がバレにくい環境にあるといえます。
そのため、真面目なタイプの男性であっても、ついつい魔が差して、チャンスがあれば浮気をしてしまうことがあります。
万が一、夫の不貞行為(肉体関係をともなう浮気)が発覚したのであれば、慰謝料を請求することができます。
慰謝料は、離婚する・離婚しないにかかわらず請求できますし、条件を満たせば夫と浮気相手のどちらか一方または両方に請求することもできます。

もし、単身赴任中の夫が浮気していることが判明し、離婚や慰謝料請求を検討しているのであれば、弁護士に相談してみることをおすすめします。

この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

※本記事の内容に関しては執筆時点の情報となります。

※¹:2024年4月時点。拠点数は、弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所の合計です。

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