役職者に昇格後、支払われなくなった残業代。弁護士が管理監督者にあたらないことを主張し解決金約130万円を獲得!
※以下にご紹介する解決事例は、当時の状況や条件等によるもので、同様の結果を保証するものではありません。
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- 40代
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- ご依頼内容
- 残業代請求
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- 雇用形態
- 正社員
相談までのできごと
スーパーでリーダーとして働いていたDさん。
月に50~60時間程度の残業をしていたにもかかわらず、リーダーに昇格するまで支払われていた残業代が、昇格後には支払われなくなりました。
昇格によって残業代が支払われなくなるのは不当ではないかと考えたDさんは、当事務所にご相談くださいました。
弁護士の対応
詳しくお話を伺うと、Dさんは昇格後に会社から「管理職となるため残業代は出ない」と言われていたとのこと。
しかし、Dさんの具体的な働き方や職務上の権限の状況などから、会社の言い分は不当であると判断した弁護士は、残業代を請求できる可能性が高いことをご説明しました。
ご依頼後、弁護士はまず、会社にタイムカード等の開示を請求。会社がこれに応じたため、弁護士は開示されたタイムカード等をもとに未払い残業代を計算し、支払いを求めました。
すると会社は、予想通り、Dさんが管理職である(管理監督者)ことを理由に「未払い残業代はない」と反論。
そこで弁護士は、相手方の反論を踏まえてDさんと打ち合わせのうえ、Dさんは管理監督者にはあたらないと粘り強く主張し交渉を続けました。
その結果、会社からDさんに対し、残業代約130万円が支払われることで合意に至りました。
弁護士からのコメント
会社から、管理職であることを理由に残業代を支払わないと説明され、未払い残業代の請求を諦めてしまう方は少なくありません。
しかしながら、今回のケースのように、会社が管理監督者の扱いについて誤解し、本来支払わなければならない残業代を支払っていないこともよくあります。
アディーレには、管理職であることを理由に残業代を支払わない会社との交渉や裁判を行い、残業代を獲得してきた実績があります。「今まで支払われていた残業代が、役職がついたら支払われなくなった」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。