ヤミ金被害のご相談者の声・解決事例集

ご相談者の声

 10年程前,知人を通じてある男と知り合い,1ヵ月くらいたってから「今,5万円が必要なのだが,キャッシュカードを作ってとりあえず5万円貸してもらえないだろうか」という相談があり,「来月の給料に必ず返すから」との言葉を信じてしまい,T社のキャッシュカードを作ってその場で5万円を渡してしまいました。

 その後,私の財布からカードを持って行かれてしまい,融資額の全額を使われてしまったあげく,返済もしていない間に男は自分の携帯からA社,P社…など数社に私名義で融資の申し込みをしていました。家族には内緒だったため,男におどされていた事もあり,返済に困った私は男に逆らう事ができずズルズルと10社に計255万円の借金をしてしまいました。

 最後の頃はヤミ金にも手を出してしまい,毎日毎日携帯や家の電話に何社からも取り立ての電話がかかってきていました。少額ではあるものの返済はしていましたが追いつかず,電話の音が鳴るたびにビクついて頭がおかしくなりそうでした。

 もう限界だと感じ,家族も私が何かとんでもない事に巻き込まれているのでは…?!と感じ始めていたので家族に全てを話し何とか自分で返済していこうと思っていたのですが,職場にまで取り立ての電話がかかってくるようになり,仕事を続けられない状態で何度も職場を変えざるをえませんでした。

 働いて返済しようという気持ちとうらはらに,働くこともできないような状態でした。依頼をお願いしようと思ったキッカケは裁判所からの通知が届き,もうどうすれば良いのかさえ分からなくなっていたため,一刻も早くなんとかしなければという思いでお伺いする事にしました。

 このような多重債務に至るまでの経過が,自分にもたくさんの落ち度があったため,どこからどんなふうにお話しすれば良いのか迷いましたが,途中から泣き出してしまいました。

 しかし,途中から「泣かなくて大丈夫ですよ,大丈夫ですから泣かないで下さい」と言って頂き,その時は本当に救われた思いでした。取り立ての電話やハガキや通知が届かなくなった事は,家族への負担もかなり減り,電話にビクつく事もなくなりました。ただ,10年経過した今でもトラウマではないでしょうけど,家の電話に自分から出る事はなくなりました。

H・Aさん(茨城県・女性・任意整理)

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解決事例1
ヤミ金融にお金を勝手に振り込まれ法外な請求をされるも,全額回収に成功!

 Kさんは,生活費の不足からヤミ金融に借入を申し込んでしまいましたが,何度かやりとりをした後,最終的には借入をするのはやめました。しかし,しばらくするとヤミ金融から突然連絡が来て,「借入の申込をした以上,キャンセルすることはできない。一旦借入をしてもらう必要がある。借入の実績をつくるために5000円を借りてもらい,数日後に2万5000円を返済してくれ」と,押し貸しといわれる要求をしてきたのです。そして,一方的にKさんの銀行口座に580円を振り込んできました。この580円は5000円から契約書作成料や振込手数料を差し引いた金額とのことでした。

 Kさんは困ってしまいましたが,ヤミ金融が執拗に返済を要求してくるため,やむなく指示通り2万5000円を支払ってしまいました。しかし,ヤミ金融Dは「2万5000円は利息分であり,完済するには10万5000円が必要だ」などと要求し,さらにKさんが10万5000円を振り込むと,今度は「登録抹消料として7万8000円を支払え」などと言ってきました。

 その後もKさんに分割して振り込みをするよう指示し,その通りに振り込むと「順番が違う」と難癖をつけたり,「通信エラーが発生したから再度振り込んでくれ」などと理不尽な要求を繰り返したりし,結局,支払が終わることはありませんでした。気がつけばKさんは総額65万2000円もヤミ金融に支払ってしまっていたのです。

 そして,支払に困ったKさんは弁護士の助けを求めて当事務所にご相談くださり,自分自身では解決はできないとご依頼を決意されました。弁護士は,今後,ともにヤミ金融と闘っていくにあたって,Kさんにいくつかのお願いをしました。まず,今後,ヤミ金融とは一切連絡をとらず,相手からの連絡にも対応しないこと,知られている銀行口座や電話番号は解約すること,同居の家族に事情を話し,協力を仰ぐことなどです。

 つぎに,ヤミ金融の情報は携帯電話の番号しかわからなかったため,弁護士は,ヤミ金融に電話をかけました。電話が繋がり,当事務所は弁護士が介入したことを伝え,取立行為を一切やめ,これまでKさんが支払った金額の全額を返還するように要求しました。これに対し,ヤミ金融は取立をやめることには了承したものの,受け取った金銭の返還の話になると一方的に電話をきってしまいました。再度交渉を行うべく,複数の回線を使って何度も電話をかけましたが,連絡に一切応じなくなってしまいました。

 そこで弁護士は,ヤミ金融が利用していた口座に対して振り込め詐欺救済法に基づく被害回復分配金の支払手続をとることにしました。その結果,当事務所が銀行に対して行った口座凍結要請により,ヤミ金融が利用していた不正口座は凍結され,口座に残っていた預金は一切引き出すことができなくなりました。

 凍結された口座に残された預金は,公告などの手続を経て不正に利用された口座であることが確定し,凍結された2つの口座に残されていた約80万円が,被害者の方々で分配されることになりました。そして,この口座についてほかの被害者の方からの届出がなかったため,Kさんの被害額の補てんに充てられることになり,Kさんは被害額65万2000円を全額回収することができました。

 今回のように被害回復分配金の支払手続で被害の全額を回復できるケースは多くはありませんが,このような手続をとることで一部でも被害の回復ができ,今後,その口座を利用した犯罪を防ぐこともできることから,当事務所では積極的に対応しております。また,弁護士が介入したことでヤミ金融も,これ以上取立をしても無駄だと考え,取立をすんなりとやめることも少なくありません。ヤミ金融事件を自力で解決することは難しいですので,お早めに弁護士までご相談ください。

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解決事例2
システム金融から手形を担保にお金を借りてしまうも,弁護士が介入し,不渡りを回避

 Fさんは建築資材や金物を販売する会社を営んでおりましたが,不景気の影響などから売り上げが伸びず,資金繰りが苦しくなってしまいました。ある日,Fさんは,仕入先に振り出した手形をおとす(決済する)ための資金を用意できずに困っていたところ,ちょうどFAXで勧誘された金融業者に借入を申し込んでしまいました。

 Fさんが借入を申し込んだのは,主に事業者に対して手形や小切手を担保に貸付を行う,いわゆるシステム金融とよばれる金融業者でした。システム金融の特徴は,手形・小切手を担保に貸付を行うほか,その返済ができなくなった事業者に対して,グループで次々に勧誘して借入を膨らませるという手口です。

 Fさんの場合も,1社に申し込んだ後,その返済に併せて複数の業者から借入の勧誘があり,結局,3社から借入をし,3社に対して合計11枚の手形(額面600万円以上)を担保として渡すことになってしまいました。システム金融に手形を交換にまわされる(現金化される)と,Fさんはその手形をおとすことはできず,銀行取引停止処分がなされ,会社は倒産してしまいます。Fさんはこの状況に困ってしまい,当事務所にご相談にいらっしゃいました。

 弁護士がお話を伺うと,Fさんの会社の経営は苦しい状況でしたが,システム金融の問題が解決できれば,支店の閉鎖や従業員の定年退職による人件費の削減などを行うことにより,経営の立て直しができる見通しがありました。Fさんの要望は,とにかくシステム金融に渡してしまった手形を取り戻すことでした。そこで,当事務所はシステム金融から手形を取り戻すべく,交渉を行うことにしました。

 システム金融に接触すると,相手方は手形を脅しに使って金銭を支払うよう要求してきましたが,弁護士は,手形をまわせば,刑事告訴やシステム金融が使用している口座の凍結要請,その他取りうる手段をすべて行うことを交渉の材料として反論し,すべての手形を返還するよう要求しました。

 交渉は難航しましたが,最終的にシステム金融3社は貸付金の回収を諦め,取立をしないこと,手形をすべて返還することに合意しました。Fさんの会社は,その後の取立もなく,事業を継続することができました。

 今回は,幸いにも不渡りを出すことなく,すべての手形を回収することができましたが,相手はシステム金融ですから,常に回収できるとは限りません。システム金融は,一度手を出してしまうとあっという間に借入が膨らみ,不渡りを回避しつつ事件を解決することは非常に難しくなってしまいます。万が一,システム金融から借入をしてしまった場合は早めに弁護士に相談することをおすすめします。

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解決事例3
10社の090金融から借入し,自転車操業に。弁護士が粘り強く交渉し,取立がストップ

 Tさんは,サラ金の支払に困り,携帯電話で営業する090金融と呼ばれるヤミ金融から借入をしてしまいました。最初は1社から3万円を借りましたが,10日で1万円の利息を要求され,その支払ができなくなったため,ほかのヤミ金融から借りて返済するようになり,自転車操業に陥ってしまいました。そして,わずか1ヵ月あまりでヤミ金融10社から借入をするまでに借金が膨れ上がってしまい,厳しい取立が始まったことから,当事務所にご相談くださいました。

 Tさんの借入は浪費やギャンブルが原因であり,安易な気持ちでヤミ金融に手を出していたため,弁護士はTさんに今後は支出を控えて生活を立て直していただくこと,ヤミ金融とは一切関わらないことなどをお約束いただき,ご依頼をお受けしました。

 ご依頼後は,まず,Tさんに対して既に取立が始まっており,勤務先や家族にも迷惑がかかっていたことから,ただちに取立を止めさせるため,10社のヤミ金融に対して電話連絡を行いました。多くのヤミ金融は交渉により取立をやめることを了承しましたが,1社だけは,取立をやめることに応じず,当事務所からの電話にも出なくなり,Tさんや勤務先などに取立を続けました。

 そこで,Tさんの勤務先やご家族にも事情を話し,ヤミ金融との闘いにご協力いただけるようお願いし,ヤミ金融からの連絡があっても,一切話をせず電話を切っていただくようお伝えしました。

 そして,当事務所は取立の連絡が勤務先や家族のもとに入るたびに,そのヤミ金業者に電話を連絡し,取立をやめるように要求し続けました。ヤミ金業者も,着信を拒否するなどの対策を取ってきましたが,当事務所は複数の回線や携帯電話を使い,番号を変えながら連絡を取り続け,取立をやめるよう強く命じました。その結果,対応開始から,4日程で取立の電話を鎮静化させることに成功しました。

 090金融は他人名義の携帯電話だけで営業しているため,なかなかその実態をつかめず,お金を取り戻すことは極めて困難といえます。ですが,今回,当事務所は,ヤミ金融に対して,Tさんが支払った金額を全額返還するように粘り強く交渉し,うち1社から全額を取り戻すことができました。また,返還に応じない業者については,振り込め詐欺救済法に基づき,振込先の銀行口座の凍結を要請し,残っていた預金の分配を受けることで,被害の一部を回復することに成功しました。

 ヤミ金融から一度借入をしてしまうと,それを終わらせることは難しく,取立で勤務先や家族なども巻き込んでしまうことがあります。そのような場合,もはや自分ひとりで悩んでいても解決できません。ヤミ金業者からの取立に困ったらすぐ当事務所にご相談ください。

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解決事例4
法外な利息に加え,自動車を担保に。違法行為を明らかにし,すべて返還させることで解決

 Wさんは,生活費の不足や遊興費のために金融業者3社からお金を借り,返済が苦しくなってしまったことから,債務整理の相談で当事務所を訪れました。

 弁護士が詳しい事情をお伺いすると,3社の金融業者のうち1社については,自動車を担保にとられており,その金融業者Pはヤミ金融の疑いが出てきました。Pは,Wさんに5万円を貸し,「保管料」という名目で1ヵ月に2.5万円もの高額の利息を取っていたのです。その利率は年600%を超えるほどの高利であり,明らかに出資法違反にあたります。

 また,Pは,Wさんから車の合鍵や車検証,自賠責保険証,印鑑証明書などを取得し,Wさんに自動車を担保とする契約書や車両引揚げ承諾書などに署名押印をさせていました。5万円の借入に対して自動車の価値は見合わず,これは過大な担保でした。そして,Wさんに契約書の控えなどを一切渡しておらず,この点も明らかに貸金業法に違反する可能性がありました。そこで当事務所は,2社は通常の任意整理を行い,金融業者Pについては,ヤミ金融として対応することでご依頼をいただくことになりました。

 Pには店舗や貸金業登録もあり,表向きは通常の業者のように装っていましたので,まずは弁護士介入を知らせる「受任通知」を送るとともに,電話で取立を行わないことと,これまでのWさんとの取引履歴を開示するように要求しました。法律上,貸金業者は取引履歴を開示する義務がありますが,Pは「事務所がごみ屋敷になってしまっていて書類がみつからない」などと言い訳をして,何度催促をしても取引履歴を出してきませんでした。つぎの策として,Wさんの証言をもとに弁済額を計算し,これまで支払った額の返還を要求しましたが,それでもPは,のらりくらりと当事務所の要求を拒み続けました。

 そこで,金融業者を監督する行政機関に,ヤミ金融Pに対する行政処分を求める申立書を提出しました。そして,監督官庁からの照会や調査に対して全面的に協力した結果,Pに対する立入検査が実施され,違法行為を行っていることが明らかとなりました。

 すると,Pは,これに続いて行政処分や刑事処分されることをおそれ,廃業届を提出し,当事務所にも「Wさんの件について和解をしたい」と申し入れてきました。そして交渉の結果,Wさんが預けた自動車の合鍵や車検証などのすべての物と,Wさんが支払った金額のすべてを返還することで和解が成立しました。

 今回のように,通常の貸金業者のように装い,ほかの名目で利息をとるヤミ金融もあります。このような場合,被害者の方は借入先がヤミ金融であることに気づいていないことが少なくありません。しかし,「保管料」や,「リース料」「保証料」など,名目は問わず,実質的に利息の場合,出資法の範囲の利率を超えるような利息をとることは許されません。ほかにも契約書などの書類を交付しない,法外な担保を要求してくるなどがあれば,ヤミ金融である疑いがあります。取引のある貸金業者がヤミ金融ではないかと思ったら,お早めに弁護士までご相談ください。

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解決事例5
司法書士では取立が止まらず,弁護士に依頼して早期解決へ

 Iさんは,サラ金業者などからの借入が膨らみ任意整理をした経験があり,一般の貸金業者からの借入が難しい状況でした。そんな中,同僚との付き合いで飲み代などがかさみ,生活費が不足してしまったため,ヤミ金融に手を出してしまいました。そして,ヤミ金融からの借入はたちまち膨らみ,返済のためにさらに借入をする状態となり,最終的に6社のヤミ金融から借入をしてしまいました。

 Iさんはヤミ金融のトラブルを自分で解決するのは困難と考え,司法書士に依頼しました。しかし,その司法書士からは「取立をとめるためには元金を支払ったほうがよい」と言われました。Iさんはやむなく,契約金額の5万5千円をヤミ金融に支払うと,その後も「7万円を支払え」と要求されるなど,ヤミ金融からの取立は収まりませんでした。取立に苦しんだIさんは,もはや弁護士に相談するしかないと考え,当事務所にご相談くださいました。

 当事務所の弁護士は,まず,ヤミ金融との関係を断ち切るため,今後,ヤミ金融に対して一切返済を行ってはならないことをIさんにお伝えしました。そしてご依頼をお受けし,ヤミ金融との闘いを始めました。

 Iさんが借入をしていたヤミ金融は,店舗を持たず携帯電話だけで営業を行っている090金融でしたので,当事務所は弁護士介入の連絡をし,取立をやめるよう命じました。ヤミ金融は,一方的にどなり散らし,電話を切ってしまいましたが,当事務所は何度も連絡し,交渉を続けたところ,取立をやめることを了承しました。しかし,その約束は守られず,ヤミ金融はIさんやIさんの勤務先に嫌がらせの電話を続けてきました。

 そこで当事務所は,ヤミ金融が嫌がらせを行うたびに圧力をかけ,取立をやめるよう厳しく臨みました。そのいっぽうで,Iさんの家族や勤務先にヤミ金融から連絡がきても一切,対応しないようお願いし,警察にも相談するなどの対応を行いました。その結果,当事務所が依頼を受けてから,5日程で取立を終わらせることができました。

 今回のように,ヤミ金融にお金を支払うことは何の解決にもなりません。この金額を支払えば取立をやめると言っても,ヤミ金融はお金がとれると思えば,さまざまな難癖をつけてお金を要求してきます。解決するには,ヤミ金融と闘うしかありません。しかし,自身で闘うことには限界があり,ヤミ金融についてノウハウのある弁護士などに依頼して闘うことが早期解決につながります。ヤミ金融からお金を借りてしまったら,すぐ弁護士にご相談ください。

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アディーレ法律事務所