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交通事故で弁護士は意味ない?デメリットとメリットを徹底解説

作成日:
LA_Ishii

※この記事は、一般的な法律知識の理解を深めていただくためのものです。アディーレ法律事務所では、具体的なご事情によってはご相談を承れない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

「交通事故で弁護士にせっかく依頼しても意味がない…。」
そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

実際、弁護士費用や、掛かる時間・負担などの観点からそのように感じてしまった方もいるのでしょう。しかし、そのようなデメリットは回避することができるかもしれません。

このコラムは、その「意味がない」と感じてしまう理由や、そのデメリットを解消する方法、そしてそれを上回る弁護士に依頼するメリットを解説します。この記事を読めば、弁護士に依頼すべきかどうかのお悩みを解決する1つのきっかけになるでしょう。

ここを押さえればOK!

「弁護士に依頼しても意味がない」と感じる背景には、(1)弁護士費用が賠償金の増額分を上回る「費用倒れ」や、(2)解決までの時間の長期化のおそれ、(3)手間がかかるおそれ、といったデメリットがある可能性があります。

しかし、これらのデメリットは回避できるかもしれません。たとえば、「弁護士費用特約」を利用すれば、弁護士費用の心配をせず依頼できる可能性があります。

交通事故の対応に少しでも不安を感じたら、一人で悩まずに、まずはアディーレの弁護士に相談してみましょう。

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弁護士に依頼しても「意味がない」?よくある3つのデメリット

どうして弁護士に依頼しても「意味がない」との声が出てしまうのでしょうか。ここでは、弁護士に依頼しても意味がないと感じてしまう要因となっている3つのデメリットを詳しく見ていきましょう。

(1)弁護士費用で損をしてしまう「費用倒れ」するおそれがある

弁護士費用の費用倒れとは、弁護士費用が、弁護士に依頼することで増額した賠償金(示談金)を上回ってしまうことをいいます。

たとえば、当初加害者側から提示された賠償金(示談金)が20万円で、弁護士に依頼したことで受け取れる賠償金(示談金)が30万円に増えた場合を考えてみましょう。

この場合、受け取れる賠償金(示談金)は10万円増えましたが、弁護士費用が10万円より多かった場合、弁護士に依頼したことによって、かえって損をしてしまう結果となってしまいます。

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(2)裁判になるなど解決までに時間がかかるおそれがある

弁護士は少しでも多く賠償金(示談金)を獲得するために、保険会社の交渉を粘り強く行います。その結果、保険会社との交渉が長引き、裁判となってしまうケースもあり、その分解決までに時間がかかってしまうことがあるのです。

解決まで時間がかかると、その分賠償金(示談金)の受け取りにも時間がかかってしまいます。そのため、弁護士に依頼しても意味がなかったと感じてしまうようです。

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(3)法律事務所に通うなど手間がかかるおそれがある

すでに交通事故の対応で心身ともに疲れている中、弁護士事務所に足を運んだり、弁護士の指示で書類などを用意したりすることに、大きな負担を感じてしまうこともあるようです。

弁護士に依頼するデメリットを防ぐためには?4つのポイント

ここまで紹介した弁護士に依頼するデメリットは、次の4つのポイントを抑えることで防ぐことができる可能性があります。

(1)費用倒れリスクをほぼゼロにする「弁護士費用特約」を利用する

弁護士費用の費用倒れが心配なら「弁護士費用特約」を利用してみましょう。

弁護士費用特約とは、自身や家族が加入している自動車保険などにオプションとして付帯していることが多く、上限額(法律相談料は10万円まで、弁護士費用は300万円までが一般的)の範囲内で弁護士費用を保険会社が肩代わりしてくれる制度です。

死亡事故や重い後遺障害が残ったなど、請求する損害賠償額が数千万~1億円を超えるような場合でない限り、弁護士費用が300万円を超えることはほとんどありません。つまり、この特約を利用すれば弁護士費用負担ゼロで利用できる可能性が高く、大半のケースで費用倒れリスクを気にせず依頼できるといえるでしょう。

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(2)依頼者に優しい費用体系をとっている弁護士を選ぶ

弁護士費用特約が利用できない場合でも、依頼者に優しい費用体系をとっている弁護士を選ぶことで弁護士費用の費用倒れを防ぐことができます。

たとえば、法律事務所の中には、初回相談料無料や着手金を無料にし、問題が解決した後に報酬をいただく「成功報酬制」を採用しているところがあります。

「成功報酬制」では、獲得した賠償金(示談金)から弁護士費用をお支払いいただくことも可能のため、弁護士の費用倒れを防ぐことができる可能性が高いといえるでしょう。

さらに、加害者側の保険会社から提示された「賠償金(示談金)の増加額」が弁護士費用を下回ってしまった場合、その不足した分の弁護士費用をもらわないという制度をとっている法律事務所もあります。このように、費用倒れを防ぐための制度が設けられている事務所を選ぶと安心です。

(3)今後の見通しや賠償金(示談金)の増額見込みなど確認しておく

弁護士に依頼する前には、今後の見通しの賠償金(示談金)増額見込みや弁護士費用の見積もりを確認しておきましょう。

弁護士に依頼する前に賠償金(示談金)の増額見込みや今後の見通しを確認しておくことで、最終的にどれくらいの賠償金(示談金)を受け取れるのかや、受け取りまでの期間の見通しを知ることができます。

また、弁護士費用の見積もりを確認することで、弁護士費用の費用倒れも防ぐことができるでしょう。

(4)電話での相談を受け付けている弁護士を選ぶ

手間をかけずに弁護士に相談したい場合は、電話での無料相談に対応している法律事務所を探しましょう。これにより、法律事務所にわざわざ足を運ぶことなく、自宅にいながら専門家のアドバイスを受けることができます。

また、依頼後も電話やメールで密に連絡を取ってくれる弁護士を選ぶことで、やり取りの手間を最小限に抑えられます。

弁護士に依頼する「意味」とは?3つの大きなメリット

弁護士に依頼することには、「意味(メリット)」があります。
ここでは、これまで紹介したデメリットを上回るメリットについて紹介します。

(1)慰謝料や示談金が大幅に増額する可能性がある

弁護士に依頼する最大のメリットは、慰謝料や示談金が増額する可能性が高まることです。

保険会社が提示する示談金額は、保険会社の基準で算定されたものがほとんどであり、裁判所の基準(弁護士の基準)よりも低額に設定されている可能性が高いです。弁護士に依頼することで、裁判所の基準(弁護士の基準)での算定に基づいた正当な金額を請求できるため、結果的に大幅な増額が期待できます。

受傷の程度や事故の態様によっては、当初、保険会社からの提示された賠償金(示談金)額と比べると、2倍近くまで増額されるケースもあります。

(2)保険会社との交渉や煩雑なやり取りから解放される

交通事故によるケガで辛い中、加害者側の保険会社に対応しなければならないのは心身ともにストレスや負担が大きいといえます。実際、加害者側の保険会社から納得のできないような態度をとられたり、不満に思ってしまう提案をされたりすることもあるようです。

弁護士に依頼することで、弁護士が交通事故被害者に代わって、弁護士が保険会社や加害者との交渉を行います。加害者側の保険会社への対応がなくなることで、ケガの治療に専念することができ、示談交渉によるストレスが軽減されることが期待できます。

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(3)適正な後遺障害等級認定を受けられる可能性がある

交通事故で後遺症が残った場合、後遺障害等級認定を受けることで、後遺症に対する慰謝料や逸失利益を請求できます。しかし、保険会社に任せたままにしておくと、納得のできない後遺障害等級認定をされるおそれがあります。

弁護士は、被害者が適正な等級認定を受けられるよう、医療機関との連携や書類作成のアドバイスといったサポートを行ってくれます。

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すぐに弁護士に相談すべき!弁護士に相談したほうがいいケース

弁護士に相談するか迷っているあなたに向けて、すぐにでも弁護士に相談すべきケースについて紹介しましょう。

(1)保険会社から提示された示談金額に納得できない

保険会社から提示された示談金額に少しでも不満がある場合は、示談に応じる前に一度弁護士に相談しましょう。

保険会社からの提示だからとって、必ずしもその金額が適正とはいえません。弁護士に相談すると、実はもっと増額できる可能性があるというケースもあるのです。

弁護士に相談することで、その提示額が適正かどうかを判断してもらえ、増額の可能性があれば、改めて交渉を依頼できます。

(2)保険会社から治療費の打ち切りを打診された

まだ治療が必要なのに、保険会社から治療費を打ち切ると連絡があった場合も、すぐに弁護士に相談すべきです。保険会社は、治療期間が長引くことを嫌い、早めの治療終了を促すことがあります。

しかし、弁護士が介入することで、医師の判断に基づき、治療継続の必要性を保険会社に主張し、交渉を進めることができる可能性があります。

(3)後遺症が残りそう、または後遺障害等級に不満がある

「後遺症が残りそう」「後遺障害等級に不満がある」という場合も、弁護士へ相談するようにしましょう。

後遺障害等級の認定手続きは、加害者側の保険会社に任せることもできます。しかし、加害者側の保険会社はあくまでもあなたに対し慰謝料を支払う立場ですので、加害者側の保険会社は、あなたの利益ために等級認定手続きを進めることは難しい場合があります。

一方で、弁護士は、あなたの味方となって、後遺障害診断書などの必要書類について専門的なアドバイスを行い、適正な等級認定を得るためのサポートをしてくれます。

後遺障害等級の結果は、最終的に受け取れる賠償金(示談金)額に大きく影響し、結果次第では大きく損をしてしまうおそれもあります。

交通事故と弁護士に関するよくある質問(Q&A)

最後に、交通事故と弁護士についてよく寄せられる質問にお答えします。ぜひ参考にしてください。

(1)弁護士に依頼するタイミングはいつがいいの?

交通事故が発生したら、できるだけ早い段階で弁護士に相談するのが理想的です。特に、治療中に弁護士に依頼することで、治療費の打ち切りを打診された際の対応や、今後の見通しについて適切なアドバイスを受けられます。

依頼した時期が早いからといって、弁護士費用が大きく変わることはありません。そのため、少しでも早く依頼しておいた方がお得ともいえるでしょう。

(2)弁護士から連絡がない?こちらから連絡してもいいの?

弁護士は他にも多くの依頼を抱えているため、常に連絡が密に取れるとは限りません。しかし、依頼者として状況が気になったり、不安に感じたりした場合は、遠慮なく弁護士に連絡するようにしましょう。

事前に聞きたいことなどをメモしておくことで、聞き忘れなどを防ぐことができます。

(3)交通事故の弁護士の探し方にコツはあるの?

交通事故の弁護士を探す際は、交通事故案件の解決実績が豊富かどうかを確認するようにしましょう。

弁護士であればすべての事件が行えるというわけではありません。得意分野やあまり対応しない分野があります。交通事故であれば、交通事故案件の解決実績が豊富な事務所を選ぶことが大切です。

法律事務所のウェブサイトに解決事例やアンケートが掲載されていることも多いので、事前に確認することをお勧めします。

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【まとめ】弁護士に相談することには意味がある|弁護士へ相談を

弁護士に依頼しても意味がないと感じる背景には、弁護士に依頼したことによる費用倒れや解決までの時間の問題といったデメリットがあるからです。しかし、それらの懸念は、弁護士費用特約の活用や弁護士選びのポイントを押さえることで解消できる可能性があります。

交通事故の対応に少しでも不安を感じたら、一人で悩まずに、まずはアディーレの弁護士に相談してみましょう。

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