滞納していた借金の一括請求。弁護士の判断による時効援用で170万円以上の借金が0円に!
※以下にご紹介する解決事例は、当時の状況や条件等によるもので、同様の結果を保証するものではありません。
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- 50代
- 男性
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- カテゴリ
- 任意整理
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- 借金の期間
- 10年
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- 借金の理由
- 生活費の補填
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- 借入先の数
- 1社
月々の返済額
相談時:0万円 → 手続後:0円
借金総額
相談時:176万円 → 手続後:0円
相談までのできごと
生活費を補填するため、キャッシングを重ねたAさん。気が付けば借金は170万円以上に膨れ上がっていました。
過去にも弁護士に依頼して任意整理をし、完済に向けて努力していたAさんでしたが、しだいに生活が苦しくなり返済が難しい状況に。最終的には支払いが滞り数年が経過してしまいました。
そして、忘れたころにカード会社から一括請求をされてしまったAさんは、今後どう対応すればよいかわからず、当事務所にご相談くださいました。
弁護士の対応
弁護士はまず、Aさんに返済が滞った理由や時期に加え、カード会社や裁判所から連絡があったかどうかなど、それまでの経緯について詳しくお話を伺いました。そのうえで、借金が消滅時効を迎えていると主張すること(時効の援用)も視野にいれた任意整理を検討してもよいと判断しご案内。
Aさんには「今後、借金を清算し生活を立て直したい」という強いお気持ちがあったため、納得されご依頼いただきました。
ご依頼後、弁護士はカード会社へAさんの借金の詳細がわかる資料を請求。その結果、時効の援用が可能であると判断し、内容証明を送り手続をすすめました。
任意整理手続を終えて
支払いが滞っていたため月々の返済はありませんでしたが、時効援用で170万円以上あった借金は0円になりました。
弁護士からのコメント
待っているだけでは時効の援用はされないため、債務者側が適切に手続をしなければなりません。しかし、カード会社とやり取りするなかで借金の返済義務を認めたとみなされてしまい、時効が認められなくなることもあります。
そのため、一括請求を受けても焦って回答せず、まずは弁護士にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。