督促がきっかけで借金の整理を決意。時効援用と弁護士の減額交渉により、約1,000万円の借金が150万円まで減額に!
※以下にご紹介する解決事例は、当時の状況や条件等によるもので、同様の結果を保証するものではありません。
-
-
- 70代
- 男性
-
- カテゴリ
- 任意整理
-
- 借金の期間
- 20年以上
-
- 借金の理由
- 遊興費
-
- 借入先の数
- 4社
月々の返済額
相談時0円 → 手続後:0円
借金総額
相談時:996万円 → 手続後:150万円
相談までのできごと
事業における独立を考え、人脈構築や顧客候補のための接待などの出費が増えたことをきっかけに借金を始めたKさん。次第に返済が生活を圧迫するようになっていきました。
その後、無事開業したものの、返済停止状態に陥り10年以上が経過したKさんは、一部の債権者から督促の再開があったことから、借金の整理に踏み切ることにしました。
そして、「長期間の返済停止の状況から時効が見込めるのではないか」と考え、当事務所へご相談くださいました。
弁護士の対応
弁護士がお話を伺ったところ、9社の借入先があることが判明。そのうちの1社については過去に裁判所から通知を受け取った記憶があるとのことでしたが、残りの8社については督促がなく10年以上返済を停止しているということでした。
弁護士は、時効により借金の支払いがなくなる可能性をお伝えしました。
ご依頼後、弁護士が、調査のうえ借入先を整理した結果、4社への返済が残っていることが判明。まず、3社については時効が認められました。残る1社についてはKさんのご記憶どおり過去に裁判上の和解があり、ご依頼の時点では時効を迎えていませんでした。ただ、約700万円の返済が必要であったところ、弁護士が一括での支払いを条件とした減額交渉を粘り強く行った結果、150万円を支払うことで合意できました。
任意整理手続を終えて
返済停止状態となっていたため月々の返済はありませんでしたが、時効援用と弁護士の減額交渉により、1,000万円近くあった借金を150万円まで減額することができました。
弁護士からのコメント
借入や返済停止から長期間経過している場合、当時のことを詳しく覚えていない方も多くいらっしゃいます。しかしながら、弁護士にお任せいただければ、調査のうえ取引状況や現在の負債額などを借入先ごとに整理することが可能です。
また、一括での返済が可能な場合、弁護士が債権者と交渉することで支払額の減額が叶うことがございます。そのため、借金について少しでもお悩みや不安があれば、まずは一度ご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。


