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携帯料金の未払いでブラックリストに載る?載ったらどうしたらいい?

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借金をして返せなくなったらブラックリストに載るというイメージがあるかもしれませんが、携帯料金の未払いをしても、いわゆるブラックリストに載ることがあります。
携帯料金の未払いとブラックリストについて弁護士が解説します。

携帯料金未払いの場合、ブラックリストに載る?

携帯料金を未払いにすると、いわゆるブラックリストに載ることがあります。
ブラックリストというものは存在しませんが、未払い・延滞などの情報が一定の機関に登録されることを一般的にブラックリストに載ると呼びます。
携帯料金を未払いにすると、携帯事業者らが加盟している

  • 一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)
  • 一般社団法人 テレコムサービス協会(TELESA)

に事故情報が登録されることがあります。

また、携帯本体の分割払いを延滞すると、各信用情報機関(CIC、JICC、KSC)に事故情報が登録されることがあります。

TCA・TELESAと信用情報機関について、詳しくご説明します。

(1)TCA・TELESAについて

1999年4月以降、携帯電話契約を解除してもなお、携帯の料金を滞納している場合には、当該事実が、TCAやTELESAの不払者情報に登録されることがあります。
※料金不払いのあった事業者と料金不払いに関して訴訟が行われており、判決が確定するまでの間、または携帯の利用者(所有者)が破産し、免責が決定していることを事業者がそれぞれ確認した場合は、不払い情報には登録されません。

当該不払者情報は携帯電話など、一定の移動系通信事業者間で次の情報が共有されます。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 契約解除前の携帯電話・PHSの電話番号等
  • 連絡先電話番号
  • 料金不払いの状況

不払い者情報が登録されていると、原則として新たな携帯電話の通信契約が難しくなります。

この不払者情報は、未払の料金が完済されると削除されます。
また、携帯電話契約の契約解除から5年以内に、当該情報は削除されます。

ただし、料金を滞納したままであると、TCAから不払者情報が削除されても、滞納先の携帯会社やそのグループ会社に当該が半永久的に登録され続け、当該携帯会社やそのグループ会社での契約は拒まれる可能性があります。

参考:不払者情報の交換|一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)
参考:不払者情報の交換|一般社団法人 テレコムサービス協会(TELESA)

(2)信用情報機関について

携帯電話本体の分割払いに滞納があると信用情報機関にも延滞したという情報が登録されることがあります。
信用情報機関の情報はこれに加盟している携帯電話会社だけでなく、金融機関なども見ることができます。
そのため延滞したという情報が載っていると、携帯電話本体の新たな分割払い契約ができないばかりか、新たな借入れやクレジットカード発行の申込みをどこの金融機関などに行っても、原則として審査に通らなくなります。
また、カードの更新も原則としてできなくなりますし、保証人になる事も原則できなくなります。

携帯事業者間で共有されている不払者情報とは異なり、完済しても直ちには、延滞情報は削除されません。
携帯事業者が加盟している信用情報機関や借入時期などによっては、契約終了後(完済など)から5年程経たないと削除されません。
信用情報機関により、抹消されるための条件・抹消されるまでの期間は次の通り異なります(なお、以下の情報は随時更新、修正される可能性があります)。

【延滞の事故情報が登録される期間】

信用情報機関延滞に関し登録される主な情報いつまで載るか
CIC・延滞・遅延(返済日より61日以上または3ヶ月以上の延滞・遅延)
・延滞・遅延の解消
契約期間中および契約終了後(完済など)から5年以内
JICC
【キャッシングの契約】
延滞(元金・利息の3ヶ月以上の延滞)延滞解消まで
延滞解消【契約日または貸付日が2019年9月30日以前】
⇒延滞解消後1年以内

【契約日または貸付日が2019年10月1日以降】
⇒契約継続中+契約終了後(完済後など)から5年以内
JICC
【クレジットや金融機関等の契約】
・遅延(元金・手数料の返済が、約定返済日から61日以上、または3ヶ月以上遅延している状態)遅延解消まで
遅延解消(支払条件変更後に3回以上正常に入金が行われた場合を含む)【契約日または貸付日が2019年9月30日以前の登録】
⇒遅延解消後1年以内

【契約日または貸付日が2019年10月1日以降の登録】
⇒契約継続中+契約終了後(完済後など)から5年以内
KSC
(全国銀行協会)
・延滞
・延滞解消日
【契約または借入日が2006年10月1日以前の登録】
⇒延滞発生日等から5年

【契約または借入日が2006年10月1日より後の登録】
⇒延滞解消日から5年

参考:「信用情報開示報告書」表示項目の説明|割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関(CIC)
参考:CICが保有する信用情報|割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関(CIC)
参考:<詳細版>『信用情報記録開示書』項目説明書|指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構(JICC)
参考:登録情報開示報告書の見方について|一般社団法人 全国銀行協会

携帯料金の未払いでブラックリストに載った場合の対処

では、携帯料金の未払いでブラックリストに載ったらどうしたらよいか対処法をご紹介します。

(1)携帯の通信契約について

料金の未払いがなくなれば不払者情報から削除されます。
そのため、すぐに通信契約を新たにしたい場合は、既に滞納している携帯料金を支払う必要があります。

すぐに滞納した携帯料金を支払うことができない場合は、プリペイド式の携帯電話などが利用できます。
これは料金前払い式の携帯電話になります。

(2)携帯電話本体の購入について

延滞情報が信用情報に載っている場合、原則として携帯本体の分割払いはできません。
しかし、現金で携帯電話本体を一括購入することはできます。
中古の携帯電話など、金額の安いものを探してみましょう。

【まとめ】携帯料金を滞納しているとブラックリストに載ることがある

以上のとおり、携帯電話の料金を滞納していると、不払者情報や信用情報に登録されることがあります。
これらに登録されると、原則として、新たな通信契約や携帯電話本体の分割払いが困難となります。
携帯料金が未払いとなっているときには、他にも借金がある方が多いです。
携帯料金だけではなく、他の借金も解決しないと経済的な再スタートが難しい場合も少なくありません。
借金でお悩みの方は、アディーレ法律事務所へご相談ください。

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