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リボ払いは危険!?借金が膨らんでしまう仕組みや脱出方法を解説

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どうしても欲しい、10万円のコート。でも、まとまったお金がない……。
こんなとき、リボ払いにすると、レジでクレジットカードを提示していつも通り購入するだけ。

手持ちの現金がないのに欲しいものが手に入る!夢のような方法だ!

リボ払いを初めて体験する人の中にそのように感じる人がいます。
いずれ自分がその代金を支払うことはわかっているけれども、いつかまとまったお金が入ったときに支払えばいい―――、と考えていると、だんだんリボ払いによって借金が膨らんでいきます。
完済する日を先延ばしにすればするほど手数料がかかることを忘れないでください。

今回の記事では「リボ払いの注意点」をご説明します。

リボ払いとは?

リボ払い(リボルビング払い)とは、毎月決められた額を支払っていく方法です。

支払額を決めるものがリボ払い、分割回数を決めるのが分割払いです。
具体的にいえば10万円のものを購入するときに毎月1万円ずつ支払うと決めるのがリボ払い、半年で支払う(月々約1万7000円)と決めるのが分割払いです。

リボ払いであれば利用残高に応じた手数料が発生するのに対し、分割払いでは分割回数に応じた手数料が発生するのが通常です。もっとも、2回までの分割払いであれば、一般的に手数料は発生しません。また、手数料はリボ払いよりも分割払いのほうが低額な傾向にあります。

高額な商品やサービスを購入する時には、リボ払いや分割払いの手数料を調べたうえで、支払総額をシュミレーションしてみましょう。

リボ払いの仕組み

代表的なリボ払いの方式は次の2つです。

  1. 定額方式
  2. 残高スライド方式

(1)定額方式

定額方式とは、支払残高が増えても、毎月の支払い額を一定に保つ仕組みです。
10万円使っても20万円使っても支払金額は変わりません。
クレジットカードによっては、手数料を含めた支払金額が一定になる場合と一定額の利用料と別に手数料を払う場合があります。

(2)残高スライド方式

残高スライド方式とは、支払残高によって、毎月の支払額が変動する仕組みです。

たとえば、次の契約条件である場合に、月々の支払額がいくらになるかみてみましょう。

支払残高10万円未満10万~20万円未満20万円以上
月々の支払額1万円2万円10万円ごとに
1万円プラス

支払残高が10万円未満の状況ならば、月々1万円を支払います。
商品やサービスを購入して支払残高が15万円になると、支払額は2万円に増えます。
その後支払総額が10万円以上20万円未満である限り、月々2万円を支払い続けます。

リボ払いと借金増大の関係性

リボ払いが原因で債務整理の相談に来る方の多くが「支払いが全然終わらない」と口にします。
毎月カードの利用額が支払額を超えるのであれば、支払いが終わらないのも当然でしょう。
1万円しか支払っていないのに2万円分カードを利用していれば、毎月1万円と金利の分だけ借金を積み重ねている状況になります。

しかし、利用額よりも支払額の方が高くても、その支払額のほとんどが手数料の支払いに充てられている場合は、「支払いがなかなか終わらない」状況が起こります。
そもそもリボ払いのリボルビングとは「回転」のこと。支払えない借金を先送りにしているうちに自転車操業になって借金の総額が膨れ上がっていく、とのイメージであながち外れていないでしょう。

例えば、リボ払いを続けていくうちに支払い残高が50万円を超えたとします。
金利が15%であったなら、手数料だけでも月々6250円が発生します。
この状態では定額払いで月々5000円ずつ支払っても、手数料さえ支払えず支払総額は増えていきます。
支払を続けているのに実際には借金が膨らんでいってるのです。
定額方式であれば、毎月の支払額や負債残高、利率等によっては、このようなことが起こる可能性があります。

月々の返済額に目を向け支払い残高への意識が薄れがちになるのがリボ払いのデメリットです。

(1)利息の高さ

リボ払いで借金が膨らむ理由の一つは、利息の高さです。
クレジットカードによって利息は異なるものの、一般に年利15%ほどに設定されます。

(2)支払い金額が高くなる

支払金額によっては、ほとんどが金利の支払いにあてられ、元本がなかなか減らないことがあります。返済を終えてみると、思っていた以上に利息を支払っていたという事態も珍しくありません。

(3)返済が終わらない

リボ払いを夢のような支払いだと感じるのは、お金のない状況で高額な商品を買えるからでしょう。しかし、収入に見合わないものを購入した場合、当然ながら代金完済までかなりの長期間を要します。

単純に考えるため金利を0とすると、100万円の商品を購入して年間50万円支払えば2年で返済できますが、年間10万円しか払えないのであれば10年かかる計算になります。加えて利息を支払わなければならないので、実際には10年以上の期間がかかるというわけです。

(4)借金が膨らんでいることに気付けない

毎月一定金額を支払っていると、支払金額の全体像が見えにくくなります。
また、返済は基本的に口座引き落としなので、多くの人が無意識に返済し、毎月どれだけの利息を支払い元本が減ったのかをあまり意識していません。そうなると、結果としてどれだけ借金を背負っているのか、返済がいつ終わるのかわからなくなり、借金が膨らんでいることに気付けません。
「返済を続けているのだからいつか完済するだろう」と思っていると、ふと気づいたときに支払残高が想定以上の金額になっているかもしれません。

(5)収入以上の買い物をしてしまう

一定金額を支払えば、滞納扱いになることもなく、約束を果たしていることになります。
そうなると、安心してしまい、収入以上の買い物をしてしまうことがあります。
リボ払いを夢のような方法だと考え、収入以上の買い物を続けると、いつしか返済困難な借金にまで膨れ上がってしまっているかもしれません。

気を付けていたつもりなのになぜかリボ払いに……?

レジで「一括払いで」と伝えたにもかかわらずリボ払いになっていた
利用明細を確認したら知らぬ間にリボ払いになっていた
毎月一定額しか引き落とされないため調べてみたらリボ払いになっていた

近年、このような“知らぬ間リボ”が増加しています。
リボ払い専用カードで支払っていた場合や自動リボにチェックして新しくカードを作った場合に意図せずにリボ払いになってしまっていることがあります。

このようなことにならないように、次の3点に注意してください。
〇リボ払い専用カードでないか
〇自動リボ払いを申し込んでいないか
〇支払方法の初期設定がリボ払いになっていないか

知らぬ間リボになるべく早く気づくためには、毎月利用明細を確認することが大切です。
そして、次のようなことに気づいたときにはリボ払いになっていないかをカード会社に問い合わせましょう。

  • 一括で支払っているはずなのに支払残高欄に金額の記載があるとき
  • 一括で支払っているはずなのに手数料の記載があるとき
  • カード利用額に比べ毎月の請求金額が少ないと感じたとき
  • カードを利用していない月にお金を請求されたとき

リボ払いの借金から抜け出す手段と返済方法

リボ払いの借金から抜け出す方法をお伝えします。

(1)全額払いに変更する

まとまったお金を用意してリボ払いの支払残高を返済する方法があります。一括で残金を支払えば、それ以後手数料はかかりません。
「一括返済」「一括払い」とも呼ばれています。

(2)繰上げ返済する

一括で返済するのが難しい場合、繰り上げ返済をする方法があります。
繰り上げ返済とは、月々の支払いにいくらか上乗せして支払うことです。
繰り上げ返済すると、支払期間が短くなるため、手数料の負担を軽減できます。「一部返済」「増額払い」とも呼ばれています。

(3)債務整理する

返済しきれないほどの借金を抱えてしまったならば、弁護士に債務整理を相談するのが良いでしょう。弁護士に相談すれば、収入や借金総額などに応じて、任意整理、個人再生、自己破産の3種類の債務整理の中から適切な手段をアドバイスしてもらえます。

たとえば、任意整理をすることにより、将来利息をカットする和解をすることができれば、手数料による負担から解放される可能性があります(ただし、必ずしも当該条件で和解できるわけではありません)。

【まとめ】リボ払いによる借金にお困りの方はアディーレ法律事務所へ

リボ払いには毎月の支払い金額を一定にできるメリットがありますが、その仕組みを知らないで利用していると、借金がどんどん膨らむ危険性があります。
リボ払いによる返済でお悩みの場合はアディーレ法律事務所へご相談ください。

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