VOICE153返済にあけくれ、何の為に働いているのか、生きているのか分らなくなっていました
T・Kさん(神奈川県・男性・自己破産/少額管財)
- 多重債務に至ったご事情はどのようなものでしょうか。借入の金額はおいくらほどありましたか。また、それは何年くらい前のものでしたか。
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旅行やパチンコ、また同棲している女性に生活面で援助していた為。総額が5社で500万円くらいになっていました。(5、6年前くらいから)
- 当事務所へご依頼いただく直前に滞納や取立てはございましたでしょうか。また、そのようなご事情がおありの場合には、具体的にどのような状況でしたでしょうか。
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ローン会社等への返済は遅れずに支払っていた(と言っても他から借りて充当する自転車操業)為、取立はありませんでした。
- 当事務所を何でお知りになりましたか。また,当事務所に相談をしようと思ったきっかけは,どのような理由からでしょうか。
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インターネットで検索して、破産について調べて、たまたまアディーレのホームページを見て分り易かった為。上記の自転車操業の状態で、返済に充当する為の融資枠が無くなり、返済のめどが立たなくなった為。
- ご相談にお越しいただいた際の当事務所や弁護士,事務員の印象はいかがでしたか。
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事務所に行くまでは、不安でした。何か言われたり、怒られたりするのかと思っていましたが、実際には、その状態に陥った経緯や、収入、支払の状況について、たんたんと確認する感じで、しだいに不安な気持ちがやわらぎました。
- ご依頼を決意されたのは,どのような理由からでしょうか。
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返済のめどが立たなくなり、また今までも収入がありながら返済にあけくれ、何の為に働いているのか、生きているのか分らなくなった為。
- 申立準備はいかがでしたでしょうか。(準備期間・事務員の対応・資料の収集で困難であったもの・その他お気づきになったこと等)
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準備時間については、そこまでキツく無く、事務員さんも、必要な物をハッキリと伝えて頂けたので分り易かったです。収集困難な資料は、「退職金額計算書」で、会社の事務にも「そんな物は無い」と言われてしまいました。計算の根拠となる、就業規則も持ち出しが厳しい為、やむを得ず、信頼できる上司に1名に今の状況を伝えて、就業規則の写しを、手配してもらいました。
- 免責審尋や債権者集会・管財人・個人再生委員との面接はいかがでしたでしょうか。
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管財人との面接は30分ぐらいでした。色々と聞かれましたが、最終的には「今の仕事をつづけ、同じあやまちをせず、頑張って下さい」と言われました。債権者集会に致っては席について3分もしないうちに終わってしまい、びっくりしました。
- ご依頼前と現在を比較して,生活状況に変化はございましたでしょうか。
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同じ事は絶対にくり返したくないので、お金の事にシビアになり、使う事よりも、残す事を考えるようになりました。
- 弁護士費用はどのようにご準備されましたか。また,費用額についてはどのような印象をお持ちになりましたか。
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月の給料と、ボーナスなどを積立しました。他の事務所の費用が分らないので比較が出来ませんが、一から出なおす機会を頂けたと思えば、特別高いとは思いませんでした。
- 以上のほか、債務整理手続や当事務所等についてお気づきの点がございましたら、何なりとお申し出ください。
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事務員さんが、担当毎に変わったりするので、はじめは不安や、不信感がありましたが、担当が変わっても、しっかり引継ぎされているのが分かり「そういうシステムなんだ」と思うようになり、不信感は無くなりました。
- 債務整理を検討されたけれども依頼を躊躇されている方がいらっしゃいます。そのような方に向けて、メッセージをひとことお願いいたします。
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一人で悩んでも、考えても、何の解決にもならず、また手続き前は私自身も「破産者は落後者」というイメージがあり、躊躇しましたが、以後の生活は何も変わらず、社会から差別されるような事もありません。悩んで、自殺したり、不当な方法でお金を作る事を考えたりするのでは無く、相談して、一日も早く、生きる喜び、明るさを取り戻して欲しいと思います。
- 当事務所でのお手続きについて総合的な満足度をご回答お願いいたします。(大満足・満足・やや満足・普通・やや不満・不満)
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大満足
※ご感想をいただいた当時の法律や費用等に関する記載があります。現在とは制度や運用が異なっている場合がありますので、詳しくは弁護士にご確認ください。