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過払金請求のトラブルを防ぐ!専門家選びの5つのポイント

作成日:更新日:
リーガライフラボ

「過払金を請求したいけど、誰に依頼したら一番うまくいくかな?」

過払金を取り扱っている弁護士等(弁護士や司法書士)は多いので、誰に相談すればいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では専門家選びの次の5つのポイントを、弁護士が解説します。

  • 弁護士と司法書士の業務範囲の違い
  • 費用体系の確認
  • 進行状況を聞くことができるかの確認
  • 回収結果を見ることができるかの確認
  • プライバシーが守られているかの確認
この記事の監修弁護士
弁護士 谷崎 翔

早稲田大学、及び首都大学東京法科大学院(現在名:東京都立大学法科大学院)卒。2012年より新宿支店長、2016年より債務整理部門の統括者も兼務。分野を問わない幅広い法的対応能力を持ち、新聞社系週刊誌での法律問題インタビューなど、メディア関係の仕事も手掛ける。第一東京弁護士会所属。

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専門家選びのポイント1|弁護士と司法書士のどちらに依頼する?

過払金請求は、弁護士だけでなく司法書士に依頼することもできます。
しかし、弁護士と司法書士では扱える業務範囲には次のように違いがあります。

(1)司法書士(認定司法書士)が対応できるのは債権額が140万円以下のケースのみ

司法書士は個別の債権額(借金および過払金)が140万円以下の場合に限り、法律相談、交渉、簡易裁判所での訴訟ができるとされています(ただし、司法書士の中でも認定司法書士のみ)。

このように司法書士には担当できる個別の債権額に限度があり、140万円を超える過払金を取り扱うことはできません。

また、認定司法書士であっても、簡易裁判所以外の管轄事件の代理人になることはできません。

(2)弁護士は過払金の金額などによる業務範囲の制限がない

一方、弁護士の場合、140万円を超える過払金についても取扱うことができますし、簡易裁判所以外の裁判所でも代理人として訴訟を行うことができます。

(3)司法書士に依頼しても、結局弁護士に依頼し直すことになることも

上記の業務範囲の違いがあるため、過払金が140万円を超えていると判明したり、訴訟が簡易裁判所だけでは終わらず、地方裁判所に移行せねばならないなどの状況では、自分で行うか弁護士に改めて依頼し直さなければならなくなります。

最初から弁護士に依頼すれば、こうした事態を避けることができます。

専門家選びのポイント2|費用体系を確認する

過払金返還請求の報酬については、弁護士も司法書士も概ね次の基準に従って設定しているのが通常です。

弁護士
(債務整理事件処理の規律を定める規程)
司法書士
(債務整理事件における報酬に関する指針)
結果にかかわらず、依頼した時点で発生する費用着手金:適正かつ妥当なもの(10条)定額報酬:請求先一社につき税込み5万5000円まで(5条)
解決報酬金
(事件が解決した際に発生する費用)
原則、請求先一社につき税込み2万2000円まで(13条、施行規則2条1項)
※商工ローンの場合は税込み5万5000円まで
なし
過払金報酬金
(回収できた過払金の額に応じて発生する費用)
・訴訟をせずに回収した場合…税込み22%まで
・訴訟により回収した場合…税込み27.5%まで
(15条、施行規則4条)
・訴訟をせずに回収した場合…税込み22%まで
・訴訟により回収した場合…税込み27.5%まで
(7条、名称は過払金返還報酬)
減額報酬金
(過払金があることで当該借入先からの負債を減額できた場合、減額できた金額に応じて発生する費用)
税込み11%まで(14条)税込み11%まで(6条1項、名称は減額報酬)

※2022年10月3日時点の情報です。

これらの基準を上回る料金体系のところや、そもそも料金体系が不明瞭なところへの依頼は避けるべきです。依頼の前に、料金についてはしっかり確認しましょう。

また、不当に高い料金を支払うことを避けるためには、複数の事務所に見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを比べてみて、あまりに高いと感じられる事務所への依頼は、避けておきましょう。

アディーレ法律事務所では、ホームページにて料金体系を明示しております。

専門家選びのポイント3|進行状況の共有方法を確認する

過払金返還請求を依頼してから、事件が終了するまでには、通常、3ヶ月から1年程度かかります(個別の事件によって、期間は異なります)。

その間、どのように事件の進行状況を教えてもらえるか確認しておくとよいでしょう。

  • 進行状況について報告してもらえるタイミングや頻度
  • 依頼者側から進行状況を確認したい場合の連絡方法(電話番号や受付日時など)

ご自身が連絡を取れる時間帯に、依頼した弁護士事務所等と連絡を取れるのか、という点がポイントになってきます。

アディーレ法律事務所では、9~22時まで、土日祝日を含めてお電話での問い合わせを受け付けております(担当者の有無によっては、回答が後日になることもございます)。また、過払金についてはウェブ上で24時間進捗状況を確認できるようになっています。

専門家選びのポイント4|和解書など、回収結果が開示されることを確認する

どういう和解などをして、いくらお金がかえってくることになったのか、という結果がきちんと開示されるか、確認しておきましょう。

過払金返還請求の結果は、債権者との和解書などに記載されます。そこで、

和解書など、過払金の回収結果が分かる書類を見せてもらえるか

を確認しておきましょう。

専門家選びのポイント5|プライバシーは大丈夫か?

現在も借金を抱えて困っていらっしゃる方や、過去に借金をしていた方は、「過払金返還請求について相談したことがきっかけで、借金のことが他に漏れてしまうのでは」と不安に感じるかもしれません。

この点、違法な事務所でない限り、当然法律に基づいて、プライバシーの保護は遵守されます。それでも不安という方は「プライバシーマーク」に着目するとよいでしょう。

プライバシーマークって何ですか。

プライバシーマークとは、個人情報の取扱いについて適切な保護措置を講じていると認められた民間企業に対し、JIPDECが認定・付与しているものです。

アディーレ法律事務所では、2008年10月にプライバシーマークを認定されています。

【まとめ】過払金請求を専門家に依頼するポイントは5つ

今回の記事のまとめは次のとおりです。

  1. 司法書士と弁護士のどちらに依頼するかについては、司法書士の方が取扱い可能な範囲が狭いことを踏まえて考慮する。
  2. 料金体系が明快で、不当に高すぎないかを、確認しておく。
  3. 進行状況をどのように共有してくれるのかを、確認しておく。
  4. 過払金の回収結果について、和解書などで実際に確認させてもらえるかを確認しておく。
  5. 過払金について依頼した事実が漏洩しないか、個人情報をしっかり管理している事務所かを確認しておく。

法律事務所への相談は勇気がいるかもしれません。また、自分が選んだ法律事務所がきちんと対応してくれるのか不安になるかもしれません。

ただ、勇気をもって相談して弁護士に依頼し、結果として「あの時相談してよかった」と感じている方は多くいます。

アディーレ法律事務所を利用されたご相談者様の声(口コミ・評判)については下記をご覧ください。

アディーレ法律事務所では、負債が残っている業者に対する過払金返還請求をご依頼いただいたのに所定のメリットがなかった場合、当該手続にあたってアディーレ法律事務所にお支払いいただいた弁護士費用を原則として全額ご返金しております。また、完済した業者への過払金返還請求の場合は、原則として、弁護士費用は回収した過払金からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要はありません。

(2022年10月時点。業者ごとに判断します)

過払金返還請求をご検討中の方は、過払金返還請求を得意とするアディーレ法律事務所にご相談ください。