ケース4住宅を維持したまま無理なく返済したい。民事再生手続で、約750万円の減額に成功!

Dさん(50代・男性)
Dさん(50代・男性)
カテゴリ 民事再生
借金の期間 約10年
借金の理由 子の学費
借入先の数 7社

相談までのできごと

Dさんは、勤務先の業績不振に伴って給与・賞与がカットされ、生活費や子どもの進学費用が賄えずに借金をしました。自転車操業で何とか滞納をしないよう返済していましたが、住宅ローンを除くDさんの借金は943万円で毎月の返済金額が大きく、また、住宅ローンを組んで購入した住宅は維持したいため、困っていました。
ある日、テレビでCMを見たDさんは、過払い金が戻ってきて少しでも楽になればと考え、当事務所にご相談くださいました。

弁護士の対応

弁護士は詳しくお話を伺い、Dさんの希望である住宅の維持を考えれば、任意整理手続または民事再生手続を取るべきだが、Dさんの負債額が大きく、任意整理をしても毎月の返済額はそこまで減らないと予想されるため、民事再生手続を行うのが一番よいと判断しました。Dさんも、住宅を維持しつつ毎月の返済金額を減らすことを希望されており、弁護士のアドバイスに従って民事再生手続を取ることを決心されました。
弁護士は、住宅に関する資料を集めつつ、住宅資金特別条項付の民事再生を申し立てました。そして、Dさんの負債状況や財産状況を丁寧に調査して申立書を作成した結果、当初の想定どおり、住宅を維持したまま借金を大幅にカットすることに成功しました。

解決ポイント

債権者のうち1社から訴訟提起を示唆されていましたが、早期に裁判所に民事再生を申し立てたため、訴訟提起を回避することができました。

民事再生手続を終えて

民事再生を行った結果、Dさんの住宅ローン以外の借金総額は相談時の943万円から197万円へ約750万円の減額となりました。そして、Dさんは住宅を維持したまま、月々約5万4,000円を返済していくこととなり、収入の範囲内で無理なく返済することが可能となりました。

月々の返済額

相談時:27万4,000円  →  手続後:約4,000

借金総額

相談時:943万円  →  手続後:197万円

弁護士からのコメント

住宅購入や子どもの進学といったライフイベントに加え、勤務先の業績不振など想定外の事情で借金を抱えてしまう場合があります。そのような時でも、返済方法を見直すことで生活を立て直すことができます。また民事再生を利用すれば、愛着のある我が家等の財産を維持したまま借金を整理することが可能です。当事務所への債務整理に関するご相談は、何度でも無料です。まずはご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

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丁寧な対応に感謝しています。気持ちに余裕ができ、安心して生活をすることができました。

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