ケース9依頼する決心がつかず1年後に再相談。希望どおり住宅を維持したまま借金減額へ
カテゴリ | 民事再生 |
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借金の期間 | 16年 |
借金の理由 | 住宅ローン・転職による収入減・交際費・学費など |
借入先の数 | 11社 |
相談までのできごと
Nさんは、マンション購入にあたり住宅ローンを組んだあと、5年ほど経過したところで転職により大きく収入が減ってしまい、毎月の赤字を賞与や借入で補填するようになりました。それにもかかわらず、生活レベルを落とすどころか、勤務先の付き合いでの飲み会やパチンコでの出費を増やしてしまい、加えて、子どもの学費もあり、気がつけば住宅ローンを除いた負債が1,100万円を超えていました。返済が厳しくなったNさんは、テレビCMを見て、当事務所にご相談くださいました。
弁護士の対応
弁護士が詳しくお話を伺ったところ、住宅を処分せずに借金を減らせる個人再生手続を検討するにあたって、不動産の価値よりも住宅ローン残額のほうが少ない、いわゆるアンダーローンの可能性がありました。このまま手続が進められるか微妙であったため、まずは不動産の無料査定を取得していただくよう説明し、できるだけ早く査定を取得して再度相談に来ていただくことにしました。しかし、Nさんは帰宅後に奥さまと話合いをしたものの、依頼する決心がつかず、自転車操業を続けてしまい、いよいよどうにもならなくなった約1年後に、再度弁護士との相談を希望され、個人再生手続を依頼されました。
解決ポイント
個人再生手続の必要資料・見通しを、弁護士が丁寧に説明し、依頼者の希望どおり、住宅を維持したまま借金の減額を実現できました。
民事再生手続を終えて
個人再生手続の申立てをした結果、住宅ローン以外の借金を大幅に減額でき、その結果、依頼者のご依頼時からの希望である「住宅を維持したまま月々の返済額を減額すること」をかなえることができました。
弁護士からのコメント
今回の事例では、無事に、住宅を維持したまま月々の返済額を減額するという依頼者のご希望をかなえることができました。
しかし、Nさんが初めにご相談いただいたあと、約1年後ではなく、早急に無料査定を取得して再度の相談に来ていただいていれば、返済額が100万円ほど少なくて済んだ可能性がありました。手続開始が遅れると、負担が増えてしまう、場合によっては自己破産しか方法がなくなってしまう場合もあります。悩んでいても問題は解決しません。不安になるお気持ちもよくわかります。ですが、事態の深刻化を避けるため、まずはお早めにご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
お客様の声
仕事を辞めずにすみました。親身になって考えてくれてありがとうございます。
- ★★★★★★大満足
- 個人再生
- 50代以上
- 男性
なんとかなると思わないことが大事です。相談して大変楽になりました。
- ★★★★★満足
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- ★★★★★★大満足
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