PayPayカードの支払いに遅れたらどうなる?滞納時の対処法を解説
- 更新日: 2026年05月01日
「PayPayカードの支払いに遅れると、いわゆるブラックリストに載るのかな?」
「PayPayカードを返せない。どうすればいいんだろう?」
本ページではこのような疑問を解消していきます。
あなたがPayPayカードの支払いに遅れた原因は以下のどちらかではないでしょうか?
- 必要な資金が不足していて支払えない
- お金はあるけど引き落とし口座に入金していなかった
それぞれ解決策は異なりますが、1日も早く支払い遅れに対処することが重要です。
本ページでは、支払いに充てるお金がある場合とない場合に分けて、PayPayカードの支払い遅れへの対処法を解説していきます。
また、どれくらいの支払い遅れでいわゆるブラックリストに載るのかにも触れていきます。
今回の記事でわかること
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PayPayカードの締め日・支払日

PayPayカード(旧ヤフーカード)の締め日は毎月月末で、支払日は翌月の27日です(支払日が非営業日の場合は翌営業日)。
毎月15日または20日に支払金額が確定(※)し、支払金額確定後に引き落とし金額が記載されたメールが届きます。
支払い前日までに、お金を引き落とし口座に用意しておかなければ、支払い遅れの原因となりますので気をつけましょう。
※金融機関によって異なる。口座未登録の場合は10日。
PayPayカードの支払いに遅れたらどうなる?
「PayPayカードの支払いに遅れると、いわゆるブラックリストに載るのかな?」
このように考える方がいらっしゃるかもしれませんが、すぐに事故情報が登録される(いわゆるブラックリストに載る)わけではありません。
事故情報に登録されるのは、支払日から2ヵ月程度経過しているかどうかが目安となります。
ここでは、PayPayカードの引き落とし日に支払えなかったときにどうなるかを詳しく見ていきます。
PayPayカードの利用停止
PayPayカードの支払いに遅れると、早い場合には支払日の翌日からカードを利用できなくなります。
もし公共料金の支払いや家賃をPayPayカードでの支払いにしている場合、支払いが行われず気づかないうちに滞納となるリスクがあるので注意が必要です。
このタイミングで支払いを済ませて数日が経てば、再びPayPayカードを利用できるようになります。
回収事務手数料の発生
PayPayカードの支払いに遅れ、翌日以降に支払う場合、代金の回収事務にかかる費用として、支払いが遅れたカードごとに275円(税込)の「回収事務手数料」が発生します。
回収事務手数料を請求されるタイミングは、翌々月の支払日です。
遅延損害金の発生
PayPayカードの支払いに遅れると遅延損害金が発生します。遅延損害金とは、返済が遅れた際の罰金のようなものです。
PayPayカードの遅延損害金の年率は14.6%と高めに設定されており、1日遅れるごとにどんどん増えていくので注意が必要です。
たとえば、10万円を20日間滞納すると以下のように800円の遅延損害金が発生します。
「800円ならいいか」と感じる方もいらっしゃると思います。
たとえば、200円のつもりで買い物していたのに、1,000円取られることを想像してみてください。
「800円ならいいか」と感じる方はいないと思います。
遅れずに返せていれば、遅延損害金を支払わずに済んだことを理解しておきましょう。
督促
支払い遅れがしばらく続くと、電話・SMSやはがきを通じて督促が届きます。
督促に応じなければ、いわゆるブラックリストに載ったり、一括払いを要求されたりするほか、最終的には財産を差し押さえられるリスクもあるため、早めに対応しましょう。
また、支払いが厳しいなら弁護士に相談して債務整理を検討するなどの対応が必要です。
0570-00-5046からの着信はPayPayカードの督促電話
PayPayカードの支払いが遅れた場合、「0570-00-5046」という番号から自動音声電話がかかってくることがあります。
この電話は、PayPayカードの支払確認・督促の電話です。
電話があった場合には、無視せず折り返しの連絡をするか、PayPayアプリやWebサイトの会員ページなどから支払状況の確認をしましょう。
なお、連絡を無視して何の対応もしないでいると、自宅の電話や職場に電話がかかってくるおそれもあります。
ブラックリストへの登録
本来の支払日から2ヵ月程度が経過すると、「滞納」の事故情報が信用情報機関に登録されます。いわゆるブラックリストに載った状態です。
信用情報機関に事故情報が登録されると、新たにカードを作ったりローンを組んだりするのが難しくなります。
強制解約と一括請求
事故情報が登録されるタイミングと同時期にPayPayカードは強制解約されて、支払完了していない元金と利息、遅延損害金を一括請求されます。
一括請求に応じない場合は、法的措置を取られることになります。
法的措置の実施(訴訟や差し押さえなど)
支払日から3ヵ月ほど経過すると、裁判所から訴状や支払督促が届きます。
もし訴状や支払督促を無視すると財産や給与の一部などを差し押さえられるリスクがありますので必ず対応しましょう。
PayPayカードの支払い遅れが発生しそうな場合の対策
PayPayカードの支払いに遅れそうなことが事前にわかっている場合には、以下のような対策をとることも考えられます。
「これだけスキップリボ」を活用する
給料が入れば支払いできそうだけど、一時的に支払いが難しいという場合は、リボ払い(PayPayカードの場合「これだけスキップリボ」という名称)に変更することで対処できる可能性があります。
リボ払いを利用すると利息は発生しますが、支払い遅れにはならないので、カードが止まってほかの支払いに影響が出る等のリスクを避けられます。
ただし、長期にわたってリボ払いを行うと、借金元本が減らなくなる、気づかないうちに借金が増えている等のリスクが発生します。リボ払いはあくまで返済の目途が立っているときの対処法です。
家族に一時的に立て替えてもらう
家族に頼めるのであれば、一時的にお金を立て替えてもらう方法も考えられます。
ただし、立て替えてもらったお金は、しっかりと返済しましょう。
親しい間柄であっても、お金の貸し借りはトラブルの原因になりやすいため、いつまでに返すのかを約束し、誠実な対応を心がけることが大切です。
低金利の融資・貸付制度を利用する
すぐにお金を用意できない場合、金利の低い融資・貸付制度を利用してお金を借りるという方法もあります。
たとえば、国や自治体による「公的融資制度」や、生命保険の「契約者貸付制度」が考えられるでしょう。
ただし、利用できるかどうかは状況によって異なります。利用できそうな制度があるか、あらかじめ確認が必要です。
PayPayカードの支払いに遅れたときの対処法

「お金はあるのに引き落としの口座にお金を移すのを忘れていた」というような場合は、できるだけ早いタイミングで支払いを行いましょう。
PayPayカードの公式サイトには、支払日に引き落としができなかった対処法として以下の3つを紹介しています。
詳しく解説していきます。
振込依頼書での支払いの場合
引き落としができなかった場合、数日後に振込依頼書が届きます。
この振込依頼書に従って、銀行やコンビニで支払いを行いカード会社側が支払いを確認できれば再びカードを利用できるようになります。
ただし、振込依頼書が届くまでには1週間から10日程度かかります。その間も遅延損害金は発生するので注意が必要です。
口座への銀行振り込みの場合
指定された口座に銀行振り込みする方法もあります。
銀行の振込手数料は自己負担になりますが、支払日に振り込みを行えば遅延損害金が発生しないというメリットがあります。
振込先の口座情報等については、PayPayアプリやWebサイトから確認できます。
PayPayマネー・PayPayポイントによる支払いの場合
PayPayアプリに登録している場合、PayPayマネーやPayPayポイントで支払うことも可能です。
会員メニューの「〇月のお支払いが確認できません」という案内から、「PayPayで支払う」を選択し、表示される画面にしたがって手続を行います。
詳しくは、PayPayカードの公式サイトの案内をご確認ください。
PayPayカードの支払いが難しいなら弁護士に早めに相談を
返済に充てるお金がないことが原因で、PayPayカードの支払いが遅れている場合は、早めに弁護士へ相談し、債務整理を検討しましょう。
債務整理には3つの手続があり、それぞれ以下のような特徴があります。
任意整理:将来利息カットや長期分割払いを交渉する
個人再生:借金元本を減額して長期分割払いで返済していく
自己破産:借金を法的にゼロにする
どの手続が適しているかは、収入や滞納の状況によっても異なります。弁護士であれば、あなたにあった手続を適切に判断することが可能です。
また、弁護士に依頼すると、以下のようなメリットもあります。
督促が止まる
弁護士に債務整理を依頼する大きなメリットの1つは、督促が止まる(※)ことです。
弁護士がカード会社に「受任通知」を送付することで、債務者本人への直接の連絡や取立てが禁止されます。
厳しい取立てがなくなれば、ストレスやプレッシャーから解放され、安心して生活を立て直せるはずです。
※裁判上の請求(支払督促、民事訴訟等)は停止されませんので、ご注意ください。
PayPayカード以外の借金もまとめて依頼できる
PayPayカードのほかにも、クレジットカードのリボ払いや、消費者金融のカードローンなど、複数の支払いを滞納している方もいらっしゃるかもしれません。
弁護士に依頼すれば、PayPayカードだけでなく、これらの借金の債務整理もまとめて任せることができます。
弁護士であれば、借金の総額やあなたの収入から総合的に判断し、どの手続がもっとも適しているか見極めることも可能です。
手続するカード会社に合わせた対応ができる
たとえば、任意整理を行う場合、各カード会社と直接交渉する必要があります。
しかし、交渉の進め方や和解案の傾向はカード会社によってもさまざまです。
債務整理の経験が豊富な弁護士であれば、PayPayカードはもちろん、各カード会社が「どのような条件なら和解に応じてくれるか」といった傾向を熟知しています。
そのため、よりスムーズな解決も期待できるでしょう。
PayPayカードの支払い遅れに関するよくある質問
PayPayカードの支払い遅れについて、お客さまからよく寄せられるご質問にお答えします。
残高不足でPayPayカードの支払いができなかった場合、再引き落としはありますか?
再引き落としは行っていません。
そのため、PayPayカード指定の銀行口座へ直接振り込むか、後日送られてくる振込依頼書などで支払う必要があります。
詳しい手続の方法は、PayPayカードのWebサイトやマイページなどからご確認ください。
PayPayカードを滞納して強制解約になっても、再度申し込めば新規発行はできますか?
基本的に、一度強制解約になった会社のカードを新規発行することは難しいでしょう。
再度申込みをすること自体はできますが、審査に通らない可能性が高いといえます。
PayPayカードからの督促の電話やハガキを無視するとどうなりますか?
督促を無視すると、遅延損害金を含めた一括返済を求められます。
最終的には裁判を起こされたり、財産を差し押さえられたりするおそれもあるため、放置せず早めに適切な対応をとりましょう。
PayPayカードの滞納を続けるとブラックリストに載りますか?
滞納が2ヵ月程度続くと、信用情報機関に事故情報が登録されます(いわゆるブラックリストに載る)。
事故情報が登録されている間は、クレジットカードの新規作成や新たなローンを組むことができなくなります。
PayPayカードの滞納分の支払義務が時効で消滅することはありますか?
最後の取引から5年以上が経過している場合、「消滅時効」を援用することで返済義務がなくなる可能性はあります。
ただし、裁判を起こされた場合や支払督促をされた場合は、その時点で時効のカウントがリセットされます。
また、裁判を起こされたにもかかわらず無視していると、財産を差し押さえられるおそれもあります。
「滞納したまま放置すれば支払わなくてよくなる」というわけではないため、注意しましょう。
PayPayカードの支払いを滞納すると裁判を起こされますか?
PayPayカードの支払いを滞納し、督促や一括請求を無視し続けると、裁判を起こされる可能性が高いです。
PayPayクレジット(旧 PayPay後払い)を滞納するとどうなりますか?
PayPayカードを滞納した場合と同じように、以下のことが起こります。
0570-00-5046から電話があったらどうすればいいですか?
「0570-00-5046」はPayPayカードの支払いが遅れている場合の確認・督促に使用されている電話番号です。
無視せずに電話に出ることをおすすめします。
電話に出られなかった場合には、PayPayカードの会員サイトやアプリなどで利用明細を確認しましょう。
支払いができていないのであれば、振込などの手続が必要です。
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PayPayカードの支払いが遅れた状態が続けば、一括請求されたり法的措置をとられたりするリスクがあります。
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監修者情報
- 資格
- 弁護士
- 所属
- 第一東京弁護士会
- 出身大学
- 早稲田大学法学部,首都大学東京法科大学院
困りごとが起きた時,ひとりで考え込むだけでは,どうしても気持ちが暗い方向に向かいがちで,よい解決策も思い浮かばないものです。そのようなときは,ひとりで抱え込まないで,まず専門家に相談することが,解決への近道ではないでしょうか。どのようなことでも結構ですので,思い悩まずにご相談ください。依頼者の方々が相談後に肩の荷を降ろして,すっきりとした気持ちで事務所を後にできるよう,誠心誠意力を尽くします。


