借りてないのにクレディアから督促が来た。訪問・差押えを防ぐ正しい対処法
- 更新日: 2026年08月17日
クレディアという会社から書類が届いたら、社名に心当たりがなくても、まずは内容をよく確認しましょう。
クレディアは、未払いとなっている借金の回収を正規に行っている会社です。
書類が届いたということは、あなたにも未払いの借金があるのかもしれません。
適切な対応をせず放置してしまうと、最終的に裁判を起こされたり、財産を差し押さえられたりするおそれもあるため注意が必要です。
このページでは、クレディアから書類が届いたときにやるべきこと、してはいけないこと、そして借金を支払う義務がなくなるケースなどについて解説しています。
ご自身の判断だけで安易な判断をして状況が悪化しないよう、正しい対処法をご確認ください。
今回の記事でわかること
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株式会社クレディアとは?
株式会社クレディアは、未払いとなったまま放置されている借金の回収業務を行っている会社です。
貸金業者の一種ですが、現在では新たな貸付は行っていません。
ほかの会社の金融事業や債権(借金を請求する権利)を引き継いで、借金の回収業務のみを行っており、「みなし貸金業者」と呼ばれています。
「クレディア」という社名に聞き覚えがなくても、ほかのカード会社などから借入があり、長期間滞納をしていた場合には、クレディアから書類が届くことがあります。
クレディアの会社情報
| 商号 | 株式会社クレディア(CREDIA CO.,LTD.) |
|---|---|
| 本店 | 静岡県静岡市駿河区南町10番5号 |
| 会社設立年月日 | 平成20年7月8日 |
| 事業内容 | 金融サービス業 |
| 資本金 | 1億円 |
| 宅地建物取引業者免許番号 | 静岡県知事(4)第13120号 |
| 代表者名 | 豊巻健一 |
| 電話番号 | 054-202-1111(大代表) |
| お問合せ | 054-202-1341(静岡支店) |
クレディアから書類が届いたときにしてはいけないこと
クレディアから書類が届いたときに誤った対応をすると、問題が解決しないばかりか、状況が悪化したり、損をしたりするおそれがあります。
以下にご説明するような対応はできるだけ避けるべきです。詳しく見ていきましょう。
届いた書類を無視もしくは破棄する
クレディアから書類が届いても決して無視をしてはいけません。
架空請求や詐欺でない限り、請求が止まることはありませんし、クレディアはより厳しい手段を講じてきます。詳細はのちほどご説明しますが、適切に対応することが問題解決の近道だということを覚えておきましょう。
また、届いた書類は時効援用の主張などで活用できる可能性がありますので、破棄せずにお手元に残しておくようにしましょう。
電話をかけて借金について話す
クレディアに電話をかけて、借金について話すことはできるだけ避けてください。
もし会話のなかで、自分に借金があることを認めるような発言をすると、時効援用ができなくなるおそれがあります。
「借金を認めるような発言さえしなければいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、どんな発言が債務の承認に繋がるか、法律知識のない方では正確に判断できないはずです。
万が一、債務の承認に繋がれば時効援用はできなくなるため、安易な連絡は避けるようにしましょう。
クレディアからの書類を無視し続けるとどうなる?
自宅を訪問される
クレディアは、「日本インヴェスティゲーション」や「トラスト弁護士法人」に委託をして、自宅訪問を行っています。書類が届いても無視をしていると、そういった委託先の調査員が自宅を訪れる可能性があるのです。
当然、借金の回収が目的ですが、書類などにサインをさせて時効を更新することも狙いです。また突然の訪問に慌てて、借金を認めてしまうこともあり得ます。
一度、サインをしたり借金の存在を認めたりすると、のちの対処が難しくなるため、くれぐれもご注意ください。
裁判所を通した請求が行われる
請求を放置し続けると、やがてクレディアは裁判所を通して法的手続を行うようになります。
時効が過ぎている借金の場合、裁判所を通した請求をしなければ、時効を更新して借金を回収することができないからです。
裁判所はクレディアの訴えに応じて、「訴状」や「支払い督促」といった書類を送付します。万が一、これらの書類まで無視した場合、裁判所は「判決」や「仮執行宣言付支払督促」を出します。そういった支払命令が確定してしまうと、遅延損害金や利息を含めた借金の全額を返済しなければなりません。
そうならないためには、訴状などが届いた時点で「答弁書」という文書を作成して異議を申し立てる必要がありますが、法的知識のない方では対応が難しい可能性があります。
預貯金や給与などが差し押さえられる
裁判所が借金の支払いに関する判決を出した場合、債権者は預貯金や給与などを差し押さえることができます。そのほか不動産や車なども、場合によっては差押え対象となります。
差押えを受けると、日々の生活に悪影響が出ることは避けられないでしょう。とはいえ、早い段階で適切な対応を行えば、ここまで事態が悪化することはありません。弁護士などの専門家に速やかに相談することをおすすめします。
クレディアから書類が届いた理由
クレディアから書類が届くのは、過去に利用したクレジットカードやカードローンが未払いになっている可能性があるためです。
クレディアから借金をしていなくても、クレディアは元の借入先の代わりに借金の支払いを請求します。
クレディアからの請求の原因になる借入
たとえば、以下の貸金業者からの借入が未払いになっていた場合、クレディアから書類が届く可能性があります。
「クレディアからは借りていないのに、何で書類が届いたの?」と思っている方は、上記のような金融業者から借入をしたことがないか、確認してみてください。
クレディアから届く書類の種類
クレディアからは以下のような書類が届きます。「自分には関係ないから」と考えて、すぐに破棄してはいけません。のちにご説明しますが、適切な対応をするためにはこれらの書類が必要になるため、お手元に残しておくようにしてください。
なお、クレディアは未払い金の回収をする際、「トラスト弁護士法人」に業務を委託することがあります。
そのため、クレディアへの支払いについてトラスト弁護士法人から「受任通知書」が届くことがありますが、この場合も無視や放置をしないようにしましょう。
クレディアから書類が届いたときにやるべきこと
クレディアから書類が届き、「最後通告」や「法的手続移行」などと書かれていても、慌ててはいけません。適切な対応を心掛ければ、大きな問題とならずに解決することが可能です。
以下で、書類が届いたときにやるべきことを確認していきましょう。
架空請求や詐欺ではないか確認する
真っ先に確認すべきなのは、「クレディアを名乗る架空請求や詐欺ではないか」という点です。過去に借入やローンなどの経験がなく、クレジットカードの未払いもないのであれば、架空請求や詐欺の可能性があります。
書類には、未払いとなっている金額(請求金額)のほか、利用名称などが書かれている場合もあるので、それらの情報をもとに身に覚えのある請求かどうか確認しましょう。
記憶があいまいで不安な場合は、「CIC」や「JICC」といった信用情報機関に問い合わせることで、過去の借入先や借金残高などの情報を開示してもらえる場合があります。
ただし、問合せ方法や開示された情報の判断に自信がないようなら、弁護士などの専門家に相談されたほうが、手間もかからず確実です。
請求内容に心当たりがあった場合
調べた結果、請求内容に心当たりがあれば、その支払いについて考えなければなりません。
しかし、クレディアから請求を受けている時点で、借金の支払期限は大幅に過ぎています。その場合、滞納した金額と日数に応じて遅延損害金が発生し、借金総額が膨れ上がっている可能性が高いでしょう。
以下では、請求どおりの支払いが困難な場合も想定し、対処法を解説していきます。
時効援用を主張する
まずは「時効援用を主張する」という方法があります。
時効援用とは、簡単にいえば「借金が消滅時効を迎えているので、返済義務はありません」と伝えることです。借金の消滅時効は、返済期限などから原則5年(※)と定められています。債権者からの督促がないままこの期間が過ぎていれば、時効援用を主張できるかもしれません。
※権利を行使することができるときからは10年
具体的には、以下の条件を満たしていれば時効援用を主張できるため、ご自身が当てはまるか確認してみてください。
なお、届いた書類に「最終貸付年月日」や「約定返済日」の記載があれば、そこから返済期限や最終返済日を確認することができます。
債務整理をする
時効援用の条件を満たしていない場合は、「債務整理」という方法を検討しましょう。
債務整理とは、債権者との交渉や裁判所を通した手続によって、借金の減額・免除を目指す手続です。
より詳しくいうと、債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産という3種類の方法があり、関連する手続として過払い金請求も挙げられます。
たとえば、任意整理は利息のカットや分割払いができるように、債権者と交渉する手続です。借金を大幅に減らすことはできませんが、自己破産ほどデメリットが大きくないため、比較的利用しやすい手続といえます。
このように、各方法でメリット・デメリットが異なるため、ご自身の状況や希望に応じて最適な手続を選ぶことが重要となってきます。
弁護士に相談する
「自分が時効援用できるのかわからない…」
「債務整理をしたいけど、自分だけで進めるのは不安…」
このように思った方は、一度弁護士に相談されたほうがよいでしょう。
弁護士であれば、借金に関する疑問や不安を解消してもらえますし、依頼をすれば難しい手続もすべて任せることができます。
もちろん、弁護士費用はかかりますが、借金は放置していてもなくならないどころか、さらに金額が膨れ上がって、より対処が難しくなるおそれがあります。そうなる前に、早い段階から弁護士に依頼して、適切に対処することをおすすめします。
クレディアに関するよくある質問
クレディアについて、お客さまからよく寄せられるご質問にお答えします。
クレディアは貸金業者ですか?
貸金業者の一種である「みなし貸金業者」です。
現在は新たな貸付をせず、過去の借金の回収を専門に行っています。
クレディアからしつこい取立てをされている場合どうすればよいですか?
お金が用意できず支払いが難しいのであれば、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に債務整理を依頼すれば、クレディアからの取立てをストップさせることができます。
長期間、支払いを滞納している場合は時効を援用できる可能性もあるため、早めに適切な対応をとりましょう。
督促や取立てはすぐに止まりますか?
弁護士に債務整理の依頼をすれば、最短当日~翌日に債権者へ「受任通知」を発送し、督促や取立てを止められます(※)。
まずは、届いた書類の内容を確認し、弁護士にどのように対応すればよいか相談することをおすすめします。
※裁判上の請求(支払督促、民事訴訟等)は停止されませんので、ご注意ください。
クレディアから届いた書類を無視して大丈夫ですか?
届いた書類を無視するのは、やめましょう。
無視や放置を続けると裁判を起こされたり、最終的には給料や財産を差し押さえられたりしてしまうリスクがあります。
まずは、書類の内容を確認し、適切な対応をとりましょう。
弁護士に相談すると家族や職場にバレますか?
弁護士に相談をしても、相談内容がご家族や職場に知られることはありませんので、ご安心ください。
債務整理をご依頼いただく場合、任意整理であれば、家族や職場にバレないよう手続を進めることが可能です。
ただし、個人再生や自己破産の手続をする場合、家計簿などを提出する必要があるため、同居している家族には知られる可能性があります。
また、会社から借金をしているケースなど、状況によっては職場に知られる可能性はあります。
クレディアから書類が届いた方はアディーレへ
クレディアという身に覚えのない会社から突然借金を請求されたら、不安になってしまうのは当然です。しかし、ご説明してきたような適切な対応を心がけることで、借金を支払う義務がなくなる可能性もあります。
アディーレ法律事務所では、借金問題に関するご相談は何度でも無料です。時効援用や債務整理をお考えの方は、ぜひ一度お問合せください。借金問題に詳しい弁護士が解決まで全力でサポートさせていただきます。
アディーレの弁護士との無料相談は家族や職場に秘密でできます。
書面の送付先指定や郵送物を個人名で送るなど、ご家族や職場に債務整理したことが知られないよう最大限の配慮を行っておりますので、安心してご相談ください。
弁護士との無料相談を経て、方針にご納得いただけましたらご契約となります。ご契約後に弁護士から債権者へ「受任通知」を発送することで、取立てを止めることが可能です。具体的な相談内容や、ご契約後の手続についてもっと詳しく知りたい方は「ご相談の流れ」をご覧ください。
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監修者情報
- 資格
- 弁護士
- 所属
- 第一東京弁護士会
- 出身大学
- 早稲田大学法学部,首都大学東京法科大学院
困りごとが起きた時,ひとりで考え込むだけでは,どうしても気持ちが暗い方向に向かいがちで,よい解決策も思い浮かばないものです。そのようなときは,ひとりで抱え込まないで,まず専門家に相談することが,解決への近道ではないでしょうか。どのようなことでも結構ですので,思い悩まずにご相談ください。依頼者の方々が相談後に肩の荷を降ろして,すっきりとした気持ちで事務所を後にできるよう,誠心誠意力を尽くします。




