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Amazon、FC2、Google…実在の企業を名乗った架空請求に注意!

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皆さんの携帯に次のようなSMSが届いたことはありませんか?

料金未納の為、法的措置へ移行します。心当たりがない場合はご連絡の上、至急詳細をご確認下さい。amazon サポート 03-××××-××××
情報サイト閲覧履歴があり未納料金が発生しております。本日ご連絡なき場合、法的手続きに移行します。FC2 相談窓口 03-××××-××××
コンテンツ利用料について確認事項がございます。本日ご連絡無き場合、法的手続きに移行致します。  Google 窓口 03-××××-××××

引用:架空請求事業者一覧 | 東京くらしWEB

これらはいずれも架空請求として実際に使われた文章です。
弁護士からみると、内容証明郵便ではなくSMSで請求していること、未納だという料金について発生日時や発生根拠が書かれていないことなど突っ込みどころ満載なのですが、実在の企業名に似せた名前を名乗っているために問い合わせして被害に遭うケースが後を絶ちません。

そこで、今回の記事では「実在の企業を名乗った架空請求」について説明します。

SMSが届いたらどうしたらいいのか?

SMSが届いたら、電話やメールなどリアクションをせずに放置しましょう。

先ほどご紹介したSMSは、誰宛のメッセージなのかが書かれていません。これは、相手に自分の名前や住所を知られていないことを意味しています。

相手はとにかく多くの人に同じ内容のSMSを発信して電話をかけてくる、あるいはメールに返信してくる人を待っているので、反応さえしなければこれ以上相手から何か連絡が来ることはありません。もし気になるのであれば、着信拒否にしておきましょう。

電話を掛けるとどうなるのか?

実際に電話をかけたりメールに返信したりすると、「詳細を調べる」との名目で氏名や住所、生年月日など個人情報を尋ねられ、その後、何らかの名目でお金を請求される可能性が高いといえます。相手の指定する口座にお金を振り込むように要求される場合のほか、購入したAmazonギフト券やプリペイドカードの番号を電話で教えるように求められる場合などがあります。

氏名、住所を教えてしまった場合に厄介なのが裁判所を利用した架空請求です。本物の裁判所からの書類が届いたにもかかわらずこれを無視すると、悪徳業者の言い分を認めた判決が下され、強制執行が可能になってしまうのです。「〇〇裁判所」と記載された書類が届いた場合には、書類に記載された電話番号ではなく消費生活センターに電話して、その電話番号が本物の裁判所の電話番号なのかを確認しましょう。

参照:督促手続・少額訴訟手続を悪用した架空請求にご注意ください | 法務省

お金を払ってしまった場合にはどうすればよいのか?

相手の指定する口座にお金を振り込んでしまった場合、振込先の金融機関等に連絡して、被害を申告しましょう。その口座に残っているお金を上限として、その口座の残高や被害額に応じて被害額の全部または一部を取り戻せる可能性があります。また、あわせて警察にも被害を申告してください。

ゆうパックに現金を同封して送ってしまった場合やAmazonギフト券の番号を電話で教えてしまった場合にも警察や消費生活センターに被害を相談することをおすすめします。もっとも、残念ながらお金を取り戻すのはなかなか難しいでしょう。

身に覚えのない請求が来たら、無視する、削除するが最善です。相手にしないようにしましょう。