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リーガライフラボ

バスの急ブレーキ!車内で転倒してケガをしたらどうする?

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リーガライフラボ

今回のご相談はこちらです。

相談者 女性 70代
いつも通りバスに乗って、手すりを掴んで立っていました。
すると突然急ブレーキがあり、体重を支えきれずに、転倒してしまいました。
手首をねんざするケガを負いましたが、治療費などは支払ってもらえるのでしょうか。

相談者のような、バス車内での事故(「車内事故」)も、交通事故の一種です。

車内事故について、重症となるケースも少なくないことから、国土交通省は、昔から、注意喚起をしてきました。
事業者に対してもマニュアルを作成するなどして、安全対策を取るよう指導しています。

今回の記事では、バスの急ブレーキでケガをしてしまった場合について解説します。

高齢の女性が被害に遭うことが多い

2019年6月に国土交通省自動車局から公表された「交通事故統計及び事故事例の分析に基づき実施すべき死亡・重傷事故の低減対策のポイント」によれば、バスによる事故自体は年々減少しています。

しかし、事故類型でみると、人や車との衝突事故等より、車内事故の件数の方が多くなっています(死亡・重傷事故の場合)。
また、車内事故の被害者は、75~84歳の高齢の女性が多いです。
車内事故が発生する状況としては、およそ半数がバスの発進時となっています。

バス発進時に、高齢の方がバランスを崩して、転倒してケガを負うというケースが多いようです。

まずは運転手と警察にケガをしたことを申告

ケガをした以上、それは人身事故ですから、その時点できちんと運転手に申告し、警察にも事故を報告して、詳しい事故の状況を説明するようにしましょう。

転倒時にはケガに気付かず、帰宅してから気付くということもあるかもしれません。

その時は、気付いた時点でバス会社と警察に事情を申告するようにしましょう。

また、すぐに整形外科等を受診し、医師の診断を受けて治療するようにしましょう。

治療費等を請求できるが、被害者に過失があることも

車内事故も交通事故ですので、車同士の衝突や、車と人との衝突事故でケガをしたのと同様に、相手方の任意保険や、自賠責保険から、治療費等の損害賠償の支払いを受けることができます。

しかし、被害者に過失があるとして、損害賠償額が減額されることがあります。

一般的に、バスの車内で立っている乗客は、急ブレーキにより停車することにより転倒してケガを負ったりすることのないように、つり革や手すりを持つなどして、自分の安全を図る義務を負っています。

具体的な事情を考慮して、被害者が上記のような安全を図っていなかったとされると、何割かの過失があったとして、その分損害賠償額が減額される可能性があるのです。

保険会社から、「あなたにも過失がある」と言われて、納得できない場合には、すぐに示談はせず、弁護士に相談するとよいでしょう。
粘り強く交渉することで過失割合を下げることができるかもしれませんし、また、過失割合は変わらなくとも損害賠償額の増額ができるかもしれません。

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