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弁護士に不倫の慰謝料請求を頼むと裁判になる?アディーレ弁護士が回答

作成日:更新日:
yamazaki_sakura

※アディーレ法律事務所では様々な法律相談を承っておりますが、具体的な事情によってはご相談を承れない場合もございます。予め、ご了承ください。

「配偶者の不倫相手に慰謝料を請求したいけれど、弁護士に依頼したばっかりに、裁判になって大ごとになったらどうしよう…」
弁護士への依頼は、多くの人にとって初めてのことです。
そのため、弁護士に依頼したらいきなり裁判になってしまうのではないか、と心配になってしまう方も少なくありません。

しかし、依頼者が希望しない限り、弁護士が勝手に裁判を提起することはありませんし、いきなり裁判をするのではなく、まずは話し合いによる解決(示談)を目指すのが一般的です。

この記事が、弁護士に慰謝料請求を依頼する心理的ハードルを下げる一助となれば幸いです。

この記事を読んでわかること
  • 弁護士に依頼=裁判ではないこと
  • 裁判になる場合、ならない場合

慰謝料請求を弁護士に依頼するにあたってよくあるQ&A

Q. 不倫の慰謝料請求を弁護士に頼むと必ず裁判になってしまうのですか?

A. 多くの場合、慰謝料請求を弁護士に頼んだとしても裁判にならずに示談で解決できます。

弁護士は、いきなり裁判を提起することは基本的にはありません。
裁判は、示談と比べて費用も時間も多くかかってしまいます。このため、弁護士は、まずは交渉での解決を目指します。

依頼者であるあなたは、「あまり大ごとにはしたくない」「裁判は起こしたくない」というお気持ちかもしれません。
弁護士は、依頼者の気持ちを丁寧に伺いつつ方針を決めます。依頼者であるあなたが裁判を望んでいない場合には、裁判はしませんし、なるべく示談によって解決できるように力を尽くします。

実際にも、慰謝料請求を示談で解決できた事例は多くあります。

Q. 示談で解決できずに裁判になってしまう場合とはどのような場合ですか?

A. 次のような場合には、裁判を起こして慰謝料を請求する傾向にあります。

  • 証拠があるのに、不倫相手が肉体関係を認めない場合
  • 証拠があるのに、不倫相手が慰謝料を払わないと主張している場合
  • 証拠があるのに、不倫相手が不当に低い金額しか支払わず慰謝料の金額に折り合いがつかない場合

不倫相手が「肉体関係はない」と主張している場合には、いくら証拠を示して交渉を重ねても慰謝料を払ってくれない場合もあります。
このような場合、裁判を起こして慰謝料を請求することになります。

また、不倫相手が肉体関係について認めているのに「慰謝料を払わない、払えない」と主張している場合や、低い金額しか払わないと主張している場合もあります。
このようにいくら交渉しても相手の主張が変わらない場合にも、(あなたが希望すれば)裁判を起こしてあなたが納得できる額の慰謝料を請求することになります。

なお、いずれの場合でも依頼者が裁判を希望しない場合には、裁判はしません(※)。ただしこの場合、慰謝料の支払義務を認めさせることができないまま委任関係が終了する可能性があります。

※相手側(請求されている側)が、「債務不存在確認訴訟」といって、慰謝料の支払い義務そのものが存在しないことや、一定の金額を超えた支払い義務が存在しないことの確認を求める裁判を提起してくる可能性はあります。

【まとめ】弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼しても、自分が希望しない限り、いきなり裁判になることは基本的にない


今回の記事のまとめは次のとおりです。

  • 弁護士に慰謝料請求を依頼しても、裁判せずに解決できる場合が多い
  • 依頼者が希望していないのに、弁護士が勝手に裁判を提起することはない
  • いきなり裁判をするのではなく、まずは話し合いによる解決(示談)を目指すのが一般的
  • 不倫相手が「肉体関係はない」と主張している場合や、「払わない」「払えない」などと言っており、一向に話し合いがまとまらない場合には、裁判によって解決することになりやすい

「弁護士に依頼する」=「裁判」ではありません。
大ごとにはしたくないと考えている場合であっても、不倫相手から慰謝料を獲得できる可能性はあります。
今ある証拠や具体的事情の下で慰謝料請求が可能かどうかについては、一度弁護士に相談してみると良いでしょう。

アディーレ法律事務所では、不倫の慰謝料請求につき、相談料、着手金をいただかず、原則として成果があった場合のみ報酬をいただくという成功報酬制です。
原則として、この報酬は獲得した賠償金等からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要がありません。
また、当該事件につき、原則として、成果を超える弁護士費用の負担はないため費用倒れの心配がありません。

(以上につき、2023年6月時点)

不倫の慰謝料請求でお悩みの方は、不倫の慰謝料請求を得意とするアディーレ法律事務所へご相談ください。

この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

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※本記事の内容に関しては執筆時点の情報となります。

※¹:2024年4月時点。拠点数は、弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所の合計です。

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