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後遺障害診断書はどこでもらうことができる?依頼する時の注意点も解説

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kiriu_sakura

後遺障害認定の申請手続きを行うにあたっては、「後遺障害診断書」が必要となります。

しかし、後遺障害認定の申請手続きを行った経験がある人はあまりいませんので、

「そもそも後遺障害診断書ってなに?」
「後遺障害診断書はどこでどうやってもらうことができるのか?」

など、疑問に思っているかもしれません。

そもそも、「後遺障害診断書」とは、交通事故で後遺症が残ってしまった被害者が、医師に依頼して作成してもらうものをいいます。

そして、後遺障害診断書は、最終的に受け取ることができる賠償金額に影響を与える可能性がある重要な書類になります。

きちんと適正な金額の賠償金を受け取るためには、後遺障害診断書をもらうにあたっての注意点をきちんと知っておくことをおすすめします。

この記事では、

  • 後遺障害診断書とは
  • 後遺障害診断書をもらう時期
  • 後遺障害診断書をもらう方法
  • 後遺障害診断書をもらうにあたっての注意点

について弁護士が詳しく解説します。

これから後遺障害認定の申請手続きを行う方、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修弁護士
弁護士 村松 優子

愛知大学、及び愛知大学法科大学院卒。2010年弁護士登録。アディーレに入所後,岡﨑支店長,家事部門の統括者を経て,2018年より交通部門の統括者。また同年より、アディーレの全部門を統括する弁護士部の部長を兼任。アディーレが真の意味において市民にとって身近な存在となり、依頼者の方に水準の高いリーガルサービスを提供できるよう、各部門の統括者らと連携・協力しながら日々奮闘している。現在、愛知県弁護士会所属。

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後遺障害診断書とは?

「後遺障害診断書」とは、正式名称を「自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書」といい、交通事故で後遺症が残ってしまった被害者が、医師に依頼して作成してもらうものです。

「後遺障害診断書」とは、次のものをいいます。

後遺障害等級の認定の申請には、必ず「後遺障害診断書」を提出する必要があり、等級認定されるかどうか、等級認定されたとして何級に認定されるかどうかを、医師が作成した「後遺障害診断書」の記載内容を考慮して、判断することになります。

「後遺障害診断書」の記載内容しだいで、後遺障害認定がされるか否か、どの等級が認定されるのかが決まることも少なくなく、「後遺障害診断書」は後遺障害認定の最重要書類といえます。

後遺障害認定がされるかどうか、どの後遺障害等級が認定されるか否かで、最終的に受け取ることができる賠償金額が大きく変わる可能性があります。つまり、「後遺障害診断書」の記載内容は最終的に受け取ることができる賠償金額にも大きく影響する可能性があるということです。

後遺障害診断書をもらう時期

「後遺障害診断書」は、医師が症状固定と診断した後に、残った後遺症について後遺障害等級認定を受けるために作成されるものですので、症状固定と診断された後に作成される必要があります。

「症状固定」とは、治療を継続してもその効果が見込まれず症状の改善がない状態のことを言います。
つまり、医師が治療をこれ以上継続しても治療の効果が見込めず症状の改善がない(症状固定である)と判断した後に、「後遺障害診断書」の作成を医師に依頼することになります。

症状固定とは?診断の目的や時期、診断後に必要な後遺障害等級認定の手続きを解説

後遺障害診断書をもらう方法

「後遺障害診断書」には決まった書式があり、医師が独自に作成した診断書ではありません。
そのため、「後遺障害診断書」の作成を医師に依頼する前に、患者側で後遺障害診断書を取り寄せる必要があります。

「後遺障害診断書」の書式は、保険会社から受け取ることもできますし、インターネットからダウンロードすることもできます。

「後遺障害診断書」の作成費用は病院によって異なりますが、5000~1万円程度であることが多いようです。

「後遺障害診断書」の作成に1週間~10日間程度かかる場合もありますので、医師から症状固定の診断を受けた後になるべく早く作成を依頼するようにしましょう。

後遺障害診断書をもらう上での注意点

後遺障害診断書が、あなたが最終的に受け取ることができる賠償金額に影響を与える可能性がある重要な書類になるのは、これまで説明したとおりです。

そのため、後遺障害等級が認定されるにあたって認定に必要な事項がきちんと記載されている「後遺障害診断書」をもらうことが必須となります。

ここで、後遺障害診断書の作成を医師に依頼する前に気をつけてほしい注意点がいくつかありますので、「後遺障害診断書」を依頼する前に次の点を注意するようにしてください。

  1. 自覚している症状について、具体的かつ正確に伝える
  2. 後遺症が生じる場所や原因に応じて必要な検査を受ける
  3. 後遺障害診断書の内容について弁護士にチェックしてもらう

(1)自覚している症状について、具体的かつ正確に伝える

被害者は、自覚している症状について、具体的かつ正確に、医師に伝えたうえで、医師に後遺障害診断書に記載してもらう必要があります。

後遺障害として認定されるためには、事故直後から一貫・継続して存在することが必要となりますので、「毎回言わなくてもわかるだろう」「勘違いかもしれない」と思ったりせず、具体的な症状について、具体的かつ正確に伝えるようにしましょう。

自分の身体の自覚症状について一番わかるのは自分自身ですので、しっかりと医師に伝えるようにします。

(2)後遺症が生じる場所や原因に応じて必要な検査を受ける

後遺症は、体の一部にのみ残存するとは限らず、複数の後遺症が残存するケースもあります。

症状によっては、専門科が異なることもありますので、症状にあった科を別々に受診し、治療を受けるようにしましょう。

治療の結果完治せず、後遺症が残ると診断された場合には、それぞれの課でそれぞれの症状について別個に後遺障害診断書を作成してもらうようにします。

例えば、交通事故によって頭部を受傷し、顔面に傷跡が残り、歯にも障害が残った場合には、顔面の傷は形成外科等、歯は歯科医を受診し、それぞれ後遺障害診断書の記載を依頼します。

(3)後遺障害診断書の内容について弁護士にチェックしてもらう

後遺障害診断書は医学的な判断に基づいて医師が作成するものです。

しかし,作成された後遺障害診断書が,被害者の事故から現在までの症状を適切に認定機関に伝える内容になっているのか,診断書という書面の出来具合を判断するのは弁護士の仕事になります。なぜなら,弁護士は証拠に基づいて事実を証明する「立証」のプロフェッショナルだからです。

被害者請求の場合には、後遺障害診断書を提出する前に、事前に弁護士のチェックを受けることをおすすめします。

【まとめ】後遺障害診断書は症状固定後、医師に作成してもらう

今回の記事のまとめは次のとおりです。

  • 「後遺障害診断書」とは、正式名称を「自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書」といい、交通事故で後遺症が残ってしまった被害者が、医師に依頼して作成してもらうもの。
  • 後遺障害等級の認定の申請には、必ず「後遺障害診断書」を提出する必要がある。
  • 後遺障害診断書の記載内容によって等級認定されるかどうか、等級認定されたとして何級に認定されるかどうかを、判断することになる。そのため、後遺障害診断書の記載内相次第では、最終的に受け取ることができる賠償金にも影響を与える可能性がある。
  • 「後遺障害診断書」は、症状固定と診断された後に医師に作成の依頼をする必要がある。
  • 「後遺障害診断書」の作成を医師に依頼する前に、患者側で後遺障害診断書を取り寄せる必要がある。
  • 後遺障害診断書をもらう上での注意点
  1. 自覚している症状について、具体的かつ正確に伝える
  2. 後遺症が生じる場所や原因に応じて必要な検査を受ける
  3. 後遺障害診断書の内容について弁護士にチェックしてもらう

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(以上につき、2021年7月時点)

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