ケース1010年前後の間、返済が滞っていた借金約300万円。時効援用によって10分の１以下に！

相談までのできごと

Ｏさんは、10年以上返済を停止していた複数業者のうちの１社から、突然の訪問を受けたことをきっかけに当事務所へご相談くださいました。

弁護士の対応

弁護士がお話を伺うと、Ｏさんは、総負債は４社で約300万円あり、借入の記憶のあるすべての業者について、10年前後の期間、返済を停止していたとのこと。また、そのうちの１社から突然の訪問を受けた際、支払いをする旨の口約束をしてしまったことがわかりました。そこで弁護士は、支払いを約束した債権者は時効の更新事由に該当する可能性があるものの、他債権者については申告から時効の更新事由はないと思われ、時効援用が成功する見込みがあることをお伝えしました。仮にうまくいかずに支払義務が残ってしまった場合でも、Ｏさんは年金受給者であり、年金月額４万円は小遣いとして自由に使えることから、返済は検討できるとして、すぐにご依頼いただきました。

解決ポイント

心配されていた１社（突然の訪問で支払いを約束してしまった業者）については、弁護士の対応により、一転、過払い金の回収に成功しました。
他業者については予定どおり時効援用を行いました。判決を取得されていたために時効援用がうまくいかなかった業者については、交渉の結果、30万円から22万5,000円へ減額することができました。

任意整理手続を終えて

弁護士が交渉を行った結果、294万円あった負債は22万5,000円まで減り、一括返済することができました。時効援用が難しいと危惧していた業者からは、６万円の過払い金が返還される結果となりました。

弁護士からのコメント

長期間返済が滞っている場合、時効援用を検討できる場合があります。時効援用により債務総額が減少すれば、返済を無理なく行えるようになります。当事務所であれば、債務整理に関するご相談は何度でも無料ですので、まずはお気軽にお問合わせください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。