ケース16裁判所の判決で一括請求された！弁護士の交渉で分割払いが認められ差押えを回避

相談までのできごと

Ｓさんは、飲食店を営んでおり、９年ほど前に事業資金として銀行より100万円の借入を行っていました。その後、返済が滞るようになり、支払いをしないまま数年経過したところ、銀行から債権譲渡を受けた債権回収会社から、財産を差し押さえる意向があるとの書面が届き、困ったＳさんは当事務所にご相談くださいました。

弁護士の対応

弁護士が詳しくお話を伺うと、Ｓさんは以前に裁判所からの通知が届いたことがあり、対応しなかった債権者１社から、すでに判決を取得され差押えの可能性があることがわかりました。Ｓさんは、経営する飲食店への影響を心配され、奥さまに借金を内緒にしていることからも、自己破産は絶対に避けたいと強く希望されていました。そこで弁護士は、Ｓさんにアルバイトでの副収入もあることから、借入額が少額で支払いを継続している１社はそのまま支払い、返済が滞っている２社について任意整理での手続の可能性をお伝えしたところ、Ｓさんは納得され、すぐにご依頼をいただきました。

解決ポイント

弁護士の粘り強い交渉により、一括請求されていた債権者について、分割での返済が認められました。差押えを受けることなく、将来利息のカットにも成功し和解が成立しました。

任意整理手続を終えて

弁護士の交渉により、一括請求を受けていた債権者が分割払いに応じたことで、無理なく返済できるようになり、飲食店の経営継続ができました。

弁護士からのコメント

一括請求を受けている業者でも、分割払いで返済を無理なく行える場合があります。アディーレにご相談いただければ、毎月の返済額を減らして負担を抑えることができるよう業者と交渉いたしますので、ご安心ください。裁判所からの通知が届いてどう対応すればいいかわからない方は、アディーレにご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。