ケース30利息だけしか返済できていない状況。任意整理で借金の80％以上をカットすることに成功！

相談までのできごと

Dさんは20代のころ、ギャンブルと外食代のために借入を繰り返し、借金が約190万円まで膨らんでしまいました。
現在はギャンブルや高額な費用のかかる外食は行っていないものの、返済が苦しく利息のみを支払っている状況とのことで、一度ご相談にいらっしゃいました。
しかし、事故情報に登録されることを懸念して、手続を行わない選択をされました。
その後も利息のみの支払いが続き、一向に借金の元金が減らない状況であったため再び当事務所に相談されました。

弁護士の対応

弁護士が詳しくお話を伺うと、借入は2000年ごろから行っており、途中の完済はないということがわかりました。ただ途中で利息を下げる交渉を業者と行った記憶があり、その時期はあいまいとのことでした。
そこで弁護士は、今の借金をゼロにできるかは調査交渉次第であるものの、2000年からの借入であれば過払い金が発生している可能性があることをご説明。
Dさんは納得され、すぐにご依頼いただきました。
ご依頼後、弁護士が取引履歴を取り寄せたところ、借入当初は高い利率での取引が行われていたことが判明。
支払いすぎている利息を計算すると、197万円ほどあった借金が、28万円にまで減ることがわかりました。
さらに弁護士は、残った借金について分割払いにしてもらうよう和解交渉を行いました。

解決ポイント

Dさんにとって無理のない範囲で毎月の支払いを行えるような条件で和解。さらに、将来利息のカットにも成功しました。

任意整理手続を終えて

弁護士の交渉により、Dさんの借金は7分の1まで減り、毎月の返済額も4分の1以下になりました。

弁護士からのコメント

毎月返済を続けていても利息しか支払えていない場合、任意整理で借金問題を解決できる可能性があります。
また、事故情報（いわゆるブラックリスト）に登録されることを心配して、任意整理に踏み出せない方もいらっしゃいます。
懸念されるお気持ちは十分に理解できますが、滞納などが続けば手続を行わなくてもいずれ事故情報に登録される可能性があります。
借金問題は早いうちに手続を行うことで、よりよい解決を目指せる可能性も高まりますので、ぜひアディーレにご相談ください！

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。