ケース6膨らんだ借金は約1,800万円!原因となった自営業は継続しつつ、借金をゼロにすることに成功!
カテゴリ | 自己破産 |
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借金の期間 | 11年 |
借金の理由 | 自営業運転資金、接待交際費、返済資金捻出 |
借入先の数 | 15社 |
相談までのできごと
Iさんは、約30年前に自営業を開始し、運転資金が不足した際に借入をされていました。また、仕事を増やしていく過程で接待交際費が増えていき、今度は生活費が不足。それを補うため借入をするうちに、借金が徐々に膨らんでいきました。そうして自転車操業を続けていたところに、債務は1,800万円近くまで増加。融資を受けられなくなり、家賃も滞納することになったため、弁護士にご相談いただきました。
弁護士の対応
Iさんは、長年継続していた自営業の維持を希望されていました。弁護士が詳しく状況をお伺いし、自営業への影響を少なくする方法として、任意整理や個人再生の方針を検討しました。しかし、すでに債務は1,800万円近くに膨らんでおり、いずれの方法も取れない状態でした。そこで、まずは大きく膨らんだ借金を減額するために、破産申立てが最善の方針であることをご提案しました。確かに自営業が続けられない可能性はありましたが、弁護士はできるだけIさんの希望どおりに自営業を続けられるよう、破産申立てをすることを丁寧に説明しました。Iさんも現状を理解され、破産手続のご依頼をいただきました。
解決ポイント
弁護士が依頼者の状況を詳細に分析し、できるだけ依頼者の希望に沿うような、最善の方法で手続をサポートさせていただきました。
自己破産手続を終えて
自営業については、借金の原因ともいえるため、続けられない可能性もかなりありました。しかし、裁判所に対し、接待交際費の支出をやめていること、無駄な支出・取引を改善し現在は黒字であることなどを弁護士が丁寧に説明した結果、自営業を続けながら、破産手続で免責を受けることができました。
弁護士からのコメント
Iさんは、自己破産手続によって債務がなくなり、ご希望されていた自営業も続けることができました。一方で、自動車は処分され、一部の取引先への影響も避けられませんでした。もっと早く相談されていれば、自営業への影響をさらに抑える方法が取れた可能性があります。借金返済についてお悩みの方は、ぜひお早目にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
お客様の声
自己破産という言葉に抵抗があっても、勇気を出して相談してほしいです。
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このままではいけないと思い、家族の為に決意しました。
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