お電話では土日祝日も休まず朝9時~夜10時まで(Webでは24時間対応)法律相談のご予約を受付けています。 万全な管理体制でプライバシーを厳守していますので、安心してお問い合わせください。

LINEの非表示=浮気の可能性あり?相手を特定したときの対処法

作成日:更新日:
ito-d

※アディーレ法律事務所では様々な法律相談を承っておりますが、具体的な事情によってはご相談を承れない場合もございます。予め、ご了承ください。

「LINEの友だちやトークの非表示は、浮気している証拠?」
このような心配をしている方はいませんか?

通知の非表示の場合、浮気と判断するには早いかもしれませんが、友だちやトーク履歴の非表示であれば、浮気の可能性がそれなりにあると考えられます。

非表示を表示にしてチェックする方法がありますが、勝手にスマホを操作する行為は、違法である可能性があります。

また、浮気相手を特定できたのであれば、慰謝料を請求できる可能性があります。適切な対応をするためにも、ぜひこの記事をご一読ください。

この記事を読んでわかること
  • LNEの非表示機能の概要
  • LINEの非表示機能の利用と浮気の可能性
  • 浮気相手を特定できたときの対処法
  • 浮気相手に慰謝料を請求する方法
この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

浮気・不貞による慰謝料のご相談は何度でも無料

費用倒れの不安を解消!「損はさせない保証」あり

ご相談・ご依頼は、安心の全国対応。国内65拠点以上(※1)

LINEの非表示機能と浮気の可能性

LINEの非表示機能の概要と、浮気の可能性についてご説明します。

(1)LINEの非表示機能とは?

LINEの非表示機能によって非表示にできるものは、主に次の3つです。

  • メッセージの通知
  • 友だちのアカウント
  • トーク履歴

通常、LINEが届いた場合、LINEのアプリを開かなくても新着メッセージがスマホ画面にポップアップで表示されます。
しかし、設定により、LINEが届いた際、スマホ画面にポップアップで表示されないようにすることが可能です。

また、特定の友だちのアカウントや、トーク履歴も非表示にすることができます
友だちのアカウントを非表示にした場合、友だち一覧の画面から特定の人物だけが表示されなくなりますが、メッセージのやり取りは通常通り行うことができます。
トーク履歴を非表示にした場合、トーク一覧の画面から特定の人物とのやり取りだけを見えないようにすることができます。

トーク履歴の非表示機能は、公式アカウントのように、返信やきちんと内容を確認する必要がないトークを消す際などにも便利ですが、特定の人物とのやり取りを隠したい場合にも役立つ機能です。

(2)LINEの非表示機能=浮気の可能性あり?

配偶者がLINEの通知や特定のアカウントを非表示にしている場合、見られたくない事情があるものと推測されます。
LINEの表示機能以外に、スマホやLINEのアプリそのものにロックをかけるケースもあります。

セキュリティ面の強化という理由も考えられますが、以前はそれほど気にしていなかったのに急にロックをかけるようになったなど、普段と違う様子があれば、何か隠したいことがあるのではないか、と注意深く観察する必要があるかもしれません。

もっとも、LINEの通知を非表示にしている場合、通知がわずらわしいとか、街中でののぞき見防止のためであるなど、浮気とは無関係な可能性も大きいと考えられます。

(3)LINEのトークを削除するケースもある

非表示機能を利用して隠すほか、トーク履歴を定期的に削除して証拠隠滅を図るケースもあります。

また、ひとつひとつのメッセージを削除することも可能なため、メッセージが削除された痕跡があり、会話の流れが不自然になっている場合には、メッセージの一部を削除した可能性があるでしょう。
頻繁にLINEしている人物なのに、トークが削除されている場合や、トーク履歴の中で不自然にメッセージが削除されている場合には、その人物が浮気相手である可能性が考えられます。

(4)LINE以外で浮気を見破るコツ

正確に浮気を見破るためには、LINEの非表示機能だけでなく、行動面もチェックする必要があります。
例えば、お風呂やトイレにまでスマホを持って行ったりしていないか、画面を見られないようにスマホを操作したりしていないかなど、スマホの使い方をチェックするようにしましょう。

「どのような行動を取るか」よりも、「行動がどのように変化したか」に着目することがポイントです。
スマホの使い方以外にも、帰宅が遅くなることが増えた、持ち物や服装の好みが変わった、お金の消費が増えたなど、浮気は行動の変化に表れやすいものです。

浮気の疑いあり!LINEの非表示機能を確認する方法

具体的に、友だちやトーク履歴が非表示に設定されているかどうかの確認方法をご説明します。

(1)トーク非表示の確認方法

トーク履歴の非表示にしている人物の一覧は、ホームの設定画面から、「トーク→非表示リスト」で確認できます
非表示リストが公式アカウントなどだけでなく、怪しいと感じる人物がいた場合、非表示リストから編集ボタンをタップし、「トークルームを再表示」でその人物とのトークを確認することもできます。

(2)友だちの非表示の確認方法

ホームの友だち追加アイコン→歯車→非表示リストをタップすれば、非表示リストを確認できるため、非表示にしている友だちがわかります。
なお、浮気相手の名前を変更して表示しているケースもあります。
プロフィールを見れば本来の名前(本人がLINEに登録している名前)が表示されるため、不自然に名前を変えている人物がいれば要注意でしょう。

浮気相手を特定できたときにすべきこと

浮気相手が特定できた場合、まずどうすべきでしょうか。
ここでは、配偶者の浮気相手に慰謝料を請求することを目的とした場合に適切な対処法をご説明します。

(1)浮気の証拠を押さえる

配偶者の浮気相手に慰謝料を請求するために必要な証拠は、「不貞行為」があったことを示す証拠です。
不貞行為とは、基本的に既婚者と自由な意思に基づいて性的関係を持つこととされており、法律上、不貞行為がなければ慰謝料を請求できないのが原則です。
したがって、キスをしたにとどまる場合や、2人きりでデートをしていただけであれば、慰謝料を請求できない可能性が高いです。

そのため、LINEのやり取りで浮気の可能性が高いと判断した場合、性的関係があることがわかる内容は、画面を撮影して証拠を残すと良いでしょう。
その際は、日付や浮気相手のアカウントも確認できるように撮影し、スマホの本体ごと撮影や録画をすると効果的です。
また、やり取りが長い場合は分割して撮影(もしくは動画を撮影)し、会話の流れを確認できるように撮影することをおすすめします。

LINEの証拠としての価値や注意点について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

LINE(ライン)の画面は浮気の証拠になる?慰謝料請求のポイント

LINEなどメッセージのやり取りだけでなく、他の証拠も探してみましょう
例えば、ホテルや食事、プレゼントなどの領収書が、財布の中から発見されることがあります。
それだけでは特定の浮気相手との不貞行為を証明することはできないと考えられますが、LINEのやり取りなどの証拠と組み合わせることで、不貞行為を証明できるようになる可能性があります。

領収書以外にも、他の証拠と組み合わせることで、有効な証拠になり得るものがあります。
例えば、浮気相手とのツーショット写真や、交通系ICカードの利用履歴、第三者の証言などが挙げられます。

性行為の様子を撮影した写真や動画(顔が写っていて浮気相手が特定できるもの)や、2人がラブホテル内にいることがわかる写真などは、単体でも浮気の有力な証拠になり得ます。

(2)探偵や興信所に調査を依頼する

LINEの非表示リストなどから、浮気相手である可能性が高い人物を特定できたものの、決定的な証拠をつかめていない場合には、探偵(興信所)に調査を依頼する方法もあります。
プロに依頼することで、自分で調査するよりも当事者に気付かれることなく証拠を押さえられる可能性が高まるでしょう。
もっとも、調査料金は高額になることが多いです。すでに入手している手持ちの証拠で大丈夫なのかどうかについては、前もって弁護士に相談してみても良いでしょう。

(3)スマホをチェックするときの注意点

配偶者を含む他人のスマホを勝手に見て証拠を確保した場合、民事上の不法行為であるプライバシーの侵害にあたる可能性があるため、ご注意ください。
また、他人のパスワードを勝手に利用したり、ロックを不正解除したりすると、不正アクセス禁止法(正式名称:不正アクセス行為の禁止等に関する法律)に違反する犯罪となってしまう可能性があります

LINEのトーク履歴などの証拠が必要な場合には、配偶者の同意を得て入手するようにしましょう。
その際に浮気を否定されたり、協力を拒否されたりするリスクを減らすためには、有力な証拠を突き付けて、言い逃れすることが難しい状況を作っておくことが望ましいです。
自白が得られたのであれば、(当該浮気相手と)浮気したことについて認める旨の念書を書いてもらっておくと良いでしょう。

浮気相手に慰謝料を請求できる

不貞行為があった場合、浮気した配偶者と浮気相手の双方に慰謝料を請求できるのが原則です
浮気当事者双方に請求しても、一方当事者だけに請求しても構いません
そのため、浮気が発覚しても離婚せず、夫婦が共同生活を継続する場合には、浮気相手だけに慰謝料を請求するケースが多いようです。

請求する相手は、離婚する・しないに関係なく、被害者(浮気された側の配偶者)が自由に選択できます。しかし、双方に請求した場合であっても、獲得できる慰謝料が必ずしも2倍になるわけではない点にはご注意ください。

【コラム~浮気相手への慰謝料請求は弁護士への依頼がおすすめ~】

浮気が原因の慰謝料請求をする場合、当事者同士が話し合いをすると、金額について合意がまとまらなかったり、感情的な言い合いになったりして、無用なトラブルを招きがちです。
弁護士が代理人として交渉することで、冷静な話し合いが期待できるうえ、裁判に移行することなく、交渉の段階で慰謝料について合意できる可能性が高まります
また、弁護士に依頼すれば、浮気相手と直接顔を合わせることを避けられるため、精神的な負担の軽減も期待できます
さらに、後々になってトラブルが再燃することを防止するため、合意内容を記載した書面の作成も任せることができます。

【まとめ】LINEの非表示だけで浮気とは言い切れないが、浮気の可能性があるなら他の証拠も探してみよう

今回の記事のまとめは次のとおりです。

  • LINEは友だちやトーク履歴、通知を非表示にする機能があり、浮気を隠すために利用されるケースがある
  • トーク履歴の非表示にしている人物の一覧は、ホームの設定画面から、「トーク→非表示リスト」で確認できる
  • ホームの友だち追加アイコン→歯車→非表示リストをタップすれば、非表示リストに入っている友だちを確認できる
  • 慰謝料を請求するためには、浮気の証拠を押さえることが重要である

浮気の慰謝料請求は、感情的な言い合いになりやすいだけでなく、慰謝料として妥当な金額や法律についての知識がなければ、示談交渉の場で不利になりかねません。
慰謝料請求をご検討中の場合は、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。

アディーレ法律事務所では、浮気の慰謝料請求につき、相談料、着手金をいただかず、原則として成果があった場合のみ報酬をいただくという成功報酬制です。
原則として、この報酬は獲得した賠償金等からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要がありません。
また、当該事件につき、原則として、成果を超える弁護士費用の負担はないため費用倒れの心配がありません。

(以上につき、2023年7月時点)

浮気の慰謝料請求でお悩みの方は、浮気の慰謝料請求を得意とするアディーレ法律事務所へご相談ください。

この記事の監修弁護士
弁護士 池田 貴之

法政大学、及び学習院大学法科大学院卒。アディーレ法律事務所では、家事事件ドメイン(現:慰謝料請求部)にて、不貞の慰謝料請求、離婚、貞操権侵害その他の男女トラブルを一貫して担当。その後、慰謝料請求部門の統括者として広く男女問題に携わっており、日々ご依頼者様のお気持ちに寄り添えるよう心掛けている。第一東京弁護士会所属。

浮気・不貞による慰謝料のご相談は何度でも無料

費用倒れの不安を解消!「損はさせない保証」あり

ご相談・ご依頼は、安心の全国対応。国内65拠点以上(※1)

ご来所不要

お電話やオンラインでの法律相談を実施しています

※本記事の内容に関しては執筆時点の情報となります。

※¹:2024年4月時点。拠点数は、弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所の合計です。

浮気・不貞による慰謝料のご相談は何度でも無料

朝9時〜夜10時
土日祝OK
まずは電話で無料相談 0120-783-184
メールでお問い合わせ
ご来所不要

お電話やオンラインでの法律相談を実施しています