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マッチングアプリで不倫!慰謝料請求するためにはどうすればいい?

作成日:更新日:
kiriu_sakura

夫(妻)がマッチングアプリで不倫をしていたことが発覚!
慰謝料請求ができるのか、慰謝料請求するためにはどうすべきなのか、お悩みではありませんか。

マッチングアプリで不倫をしていた場合であっても、当然慰謝料請求することができます。

もっとも、マッチングアプリをやっていただけでは不倫には当たりませんし、また、慰謝料請求をするためには、慰謝料請求するための準備をしておく必要があります。

この記事では、

  • マッチングアプリ不倫で不倫慰謝料請求ができる場合
  • 不倫相手に対して慰謝料請求する場合に注意が必要なこと
  • マッチングアプリ不倫で証拠となるもの
  • 慰謝料請求するための方法・流れ
  • 慰謝料を獲得するためのポイント

について、弁護士が詳しく解説します。

夫(妻)のマッチングアプリ不倫で慰謝料請求をお考えの方、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修弁護士
弁護士 林 頼信

慶應義塾大学卒。大手住宅設備機器メーカーの営業部門や法務部での勤務を経て司法試験合格。アディーレ法律事務所へ入所以来、不倫慰謝料事件、離婚事件を一貫して担当。ご相談者・ご依頼者に可能な限りわかりやすい説明を心掛けており、「身近な」法律事務所を実現すべく職務にまい進している。東京弁護士会所属。

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マッチングアプリ不倫|慰謝料請求できる場合とは?

夫(妻)がマッチングアプリをしていれば、全てに慰謝料請求が認められるわけではありません。

夫(妻)がマッチングアプリをして、それが「不貞行為」に当たる場合に慰謝料請求することが認められるのです。

では、「不貞行為」にあたる浮気や不倫とはどういったものをいうのでしょうか。

「不貞行為」とは、一般的に、配偶者のある者が、配偶者以外の異性と自由な意思で性行為・肉体関係を持つこととされています。

つまり、「不貞行為」にあたる不倫とは、性行為・肉体関係をもつことが一般的に必要とされているのです。

もっとも、性行為・肉体関係とまではいかなくても、性的に密接な関係(一緒に風呂に入る、愛撫をする等の性交類似行為など)を持つことも、「不貞行為」にあたるとされています。

一方、2人きりで会う、食事をする、手をつなぐ、SNSでやりとりをするといった行為だけでは、基本的に「不貞行為」にはあたりません。
詳しくはこちらの記事もご確認ください。

不貞行為の判断基準はどこから?配偶者に疑惑がある際に取るべき2つの行動

マッチングアプリ不倫|不倫相手にも慰謝料請求できる?

マッチングアプリ不倫が「不貞行為」に当たる場合には、基本的にマッチングアプリ不倫の当事者である夫(妻)や不倫相手に対して慰謝料請求することができます。

もっとも、夫(妻)に対して慰謝料請求ができる場合であっても、不倫相手に対しては慰謝料請求が認められない場合があるのです。

どういうことかというと、夫(妻)が既婚であることを隠してマッチングアプリに登録し、不倫相手が「既婚者であることを知らなかった(知る由もなかった)」という場合には、夫(妻)に対しては慰謝料請求ができても、不倫相手に対して慰謝料請求ができないということがありうるのです。

不倫相手に対して慰謝料請求するには「既婚者であること」を知っている必要がある

慰謝料請求が認められるためには、「故意・過失」が必要であるとされています。つまり、慰謝料請求される側に悪いことをしている認識(もしくは認識の可能性)が必要ということです。

つまり、不倫の慰謝料請求の場合には、不倫相手が「既婚者であることを知りながら(知る可能性があったにもかかわらず)性行為・肉体関係を持ったこと」が必要となります。

マッチングアプリでは、既婚者であることを隠して登録している場合があり、その場合には不倫相手が既婚者であることを知らずに交際している場合があります。この場合には、不倫相手は慰謝料請求することは難しいといえます。

マッチングアプリ不倫|どのような証拠が必要?

マッチングアプリ不倫の場合には、夫(妻)と不倫相手が携帯でやりとりをしていることが一般的です。

この場合には、携帯でのやりとりが不倫(肉体関係・性行為があったこと)の証拠となる場合があります。

例えば、夫(妻)と不倫相手との間で、次のようなやりとりの内容があれば、夫(妻)と不倫相手との間に性行為・肉体関係があったことをうかがわせ、不倫の強力な証拠となる場合があります。

  • 不倫相手に対する「エッチをしよう、エッチをした」などの文言
  • 「気持ちよかったよ」「またしようね」など肉体関係があったことをうかがわせる内容(「好きだよ」「会いたい」では肉体関係があることまではわからない)
  • 不倫相手とラブホテルで過ごしたことをうかがわせる内容
  • 不倫相手と二人で泊りがけの旅行に行ったことをうかがわせる内容
  • 不倫相手の自宅で二人きりで長時間過ごしたことをうかがわせる内容

詳しくはこちらの記事もご確認ください。

LINE(ライン)の画面は浮気の証拠になる?慰謝料請求のポイント

また、不倫相手とのSNSのやりとり上で写真がある場合には、写真についても不倫の証拠をなりえる場合があります。

例えば、次のような写真があれば、夫(妻)と不倫相手との間に性行為・肉体関係があったことをうかがわせ、不倫の強力な証拠となります。

  • 不倫相手との裸(下着姿)のツーショット写真
  • 夫(妻)が撮った不倫相手の裸(半裸)の写真
  • ラブホテル内と思われる場所でのツーショット写真
  • 性交渉中の写真(相手が不倫相手であることがわかる)

写真を不倫の証拠とする場合には、写真に写っているのは不倫相手と夫(妻)であることが分かる写真であることが重要となります(別人であると言い訳されないため)。

さらに、不倫の慰謝料については、次のような証拠が不倫の強力な証拠となります。

  • 夫(妻)や不倫相手が不倫の事実を認めた録音
  • ラブホテルなどの領収書・クレジットカードの利用履歴
  • ホテルに出入りする写真や目撃情報

なお、不倫の強力な証拠とは言えない場合でも、他の証拠と組み合わせることで、不倫の強力な証拠となる場合があります。手持ちの証拠で不倫の証拠となるのかどうか不安がある場合には、弁護士に手持ちの証拠で十分なのか、他にも証拠が必要なのか、相談することをおすすめします。

詳しくはこちらの記事もご確認ください。

浮気・不倫の慰謝料請求に効果的な証拠は?集めるときの4つの注意点
不倫(不貞行為)の証拠がない!意外な証拠の集め方を解説

慰謝料請求をするためにはどうすればいい?

では、夫や不倫相手に対して、どのようにして慰謝料請求をすればよいのでしょうか。

流れとしては、次のようになります。

まず、話合い中で請求することになります。ここで慰謝料の支払いについて合意がまとまれば、裁判や調停を行う必要はありません。

話合いをすることが難しい場合、もしくは、話合いをしても慰謝料を支払いについて合意に至らなかった場合には、調停や裁判の中で慰謝料を請求するという流れになります。

(1)話し合いで交渉する

証拠を収集できたら、慰謝料請求をすることになります。
相手と話し合うことができる場合には、話し合いの中で慰謝料を請求します。

話し合いによって、慰謝料の支払いについて合意がまとまった場合には、示談書を作成するようにしましょう。

示談書を作成しておくことで、示談後に「気が変わったから支払わない」ということを防ぐことができます。

口頭の話し合いでは、曖昧になってしまう部分も、示談書を作成しておくことで、細かく決めることができ、相手が示談したことを守らないということを防ぐことができます。

不貞行為に関する示談書については、こちらをご覧ください。

不倫示談書に書くべき7つの項目とトラブル回避のための4つの注意点

(2)調停もしくは裁判で交渉する

相手と話し合いをすることが難しい場合、もしくは、話し合いをしても解決しなかった場合には、調停もしくは裁判の中で請求することができます。

話合いとは違い、調停や裁判は通常、月に一度程度しか開かれませんので、解決まで長期化してしまうとのデメリットがあります。

そのため、話し合いで解決することが、早期の解決にもつながりますし、調停や裁判の費用もかかりませんので、望ましいとも思えます。

しかし、話合いで無理に妥協することもよくありません。
無理に妥協して納得のいかない結果となってしまうと、後々後悔してしまうことも少なくなく、のちに紛争が発生してしまうこともあります。

(2-1)調停の中で請求する

夫に対して慰謝料請求する場合に、すでに夫と離婚をした場合には、調停を使って、不貞行為の慰謝料請求をすることができます(離婚前の場合には、離婚調停の中で慰謝料について請求し、話し合うことができます)。

「調停」は、家庭裁判所で行いますが、裁判のように勝ち負けを決めるのではなく、話合いによりお互いが合意することで解決を図る手続のことをいいます。

「調停」では、裁判官と民間から選ばれた調停委員(不貞や離婚の調停の場合は男女2名)が双方の事情や意見を聞いて、双方が納得して解決できるように、助言を行います。
調停の中で、当事者間で合意が成立すると、合意事項を書面にして調停は終了します。

なお、当事者双方が顔をあわせたくないとの希望があれば、当事者双方が顔をあわせないように配慮してもらえることもあります。

参考:調停手続一般|裁判所 – Courts in Japan
参考:慰謝料請求調停|裁判所 – Courts in Japan

(2-2)裁判の中で請求する

夫に対する慰謝料は調停だけではなく、裁判によっても請求することができます。
調停か裁判かを選ぶことができます(不貞相手に対して慰謝料請求する場合には、調停ではなく裁判で請求することになります)。

裁判を起こしたからといって、裁判官の判決を待つのみというわけではありません。

当事者双方に和解の可能性がある場合には、裁判官から和解をすすめられ、当事者にとって納得がいく形での解決(和解)を行うこともあります。

ただ、どうしても双方が合意することが難しい場合(和解できない場合)には、裁判官が、相手方が慰謝料を支払うべきか否か、支払うべきだとするといくらの慰謝料が妥当かなどについて、決めることになります。

不倫の慰謝料を獲得するためのポイント

不倫の慰謝料を獲得するためには、次のポイントを押さえておくことをおすすめします。

  1. きちんと浮気の証拠をつかんでおくこと
  2. 慰謝料請求を弁護士へ依頼すること

詳しく説明します。

(1)きちんと浮気の証拠をつかんでおくこと

不倫の慰謝料を獲得するためには、相手に反論をさせない証拠をきちんとつかんでおくことが重要です。不倫の証拠があることで有利に慰謝料交渉を進められる可能性が高くなります。

証拠が少ない場合には、探偵などを使って証拠を集めるということも検討してみてもよいかもしれません。

(2)不倫の慰謝料請求には、弁護士へ依頼することがおすすめ

慰謝料請求を弁護士に依頼することで、次のようなメリットを受けることができます。

1. 弁護士からの請求であなたの本気の怒りを伝えることができる
2. 高額な慰謝料を獲得できる可能性が高まる
3. 配偶者や浮気相手と連絡をとらなくてもよい
4. トータルでサポートしてもらえる

詳しく説明します。

(2-1)弁護士からの請求であなたの本気の怒りを伝えることができる

配偶者は「家庭の問題だから」など、あなたにしたことを軽く考えていたり、浮気相手は、「配偶者から誘ってきた」など、不貞を重く考えていなかったりすることがあります。そのため、あなたから慰謝料請求が来ても無視したり、適当にあしらったりすることもあります。

しかし、弁護士からの書面が届くと、あなたの本気度が伝わって態度が一変し、事の重大性が気付いてきちんと対応するケースが多いといえます。

(2-2)高額な慰謝料を獲得できる可能性が高まる

少しでも高額な慰謝料を獲得するためには、過去の裁判例や法律の知識、交渉のテクニックが必要となります。

高額な慰謝料を請求する場合には、配偶者や不貞相手からの反発も当然大きくなりますので、その反発を抑えるためにも、専門家による交渉が必要となるのです。

弁護士であれば、法律の専門家としての知見を駆使して、配偶者や不貞相手と粘り強く交渉し、少しでも高額な慰謝料の獲得を目指しますので、高額な慰謝料を獲得できる可能性があります。

(2-3)配偶者や不貞相手と連絡をとらなくてもよい

弁護士が慰謝料の支払い交渉を行う場合、弁護士が交渉すべてを代行しますので、あなたが自ら配偶者と連絡を取る必要はありません。

慰謝料の請求を検討するといった場合、当然配偶者や不貞相手に対する怒りも大きい場合が多いと思います。

そのような場合に、慰謝料交渉のために、自ら配偶者や不貞相手と連絡をとらなければいけないということは、肉体的にも精神的にも大きい負担がかかります。

弁護士が交渉を代行することで、あなたにかかる負担を減らすことができます。

(2-4)トータルでサポートしてもらえる

さらに、弁護士は、慰謝料請求に限らず、例えば、配偶者や不貞相手との関係を断ち切ったり、慰謝料の未払いなど後々に起こりうるトラブルを防ぐための和解書なども作成したりすることもできます。

弁護士は、依頼者の悩みに寄り添い、依頼者にとって一番よい解決を目指します。

【まとめ】マッチングアプリ不倫で慰謝料請求するにはきちんと証拠をつかむことが重要!

今回の記事のまとめは次の通りです。

  • 慰謝料請求することができる「不貞行為」にあたる不倫とは、一般的に、性行為・肉体関係が必要とされています。
  • 夫(妻)が既婚であることを隠してマッチングアプリに登録し、不倫相手が「既婚者であることを知らなかった(知る由もなかった)」という場合には、夫(妻)に対しては慰謝料請求ができても、不倫相手に対して慰謝料請求ができないということがありえます。
  • マッチングアプリ不倫の場合には、夫(妻)と不倫相手が携帯でやりとりをしていることが一般的です。この場合には、携帯でのやりとりが不倫(肉体関係・性行為があったこと)の証拠となる場合があります。
  • 不倫の慰謝料請求は、まず、話合い中で請求することになります。ここで慰謝料を支払いについて合意がまとまれば、裁判や調停を行う必要はありません。話合いをすることが難しい場合、もしくは、話合いをしても慰謝料を支払いについて合意に至らなかった場合には、調停や裁判の中で慰謝料を請求するという流れになります。
  • 不倫の慰謝料を獲得するためのポイントは、1.きちんと浮気の証拠をつかんでおくこと、2.慰謝料請求を弁護士へ依頼することがおすすめです。

アディーレ法律事務所では、浮気・不倫の慰謝料請求につき、相談料、着手金をいただかず、原則として成果があった場合のみ報酬をいただくという成功報酬制です。
原則として、この報酬は獲得した賠償金等からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要がありません。

また、当該事件につき、原則として、成果を超える弁護士費用の負担はないため費用倒れの心配がありません。

(以上につき、2021年8月時点)

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