ケース7完済した業者に過払い金があるか知りたい！取引履歴をもとに過払い金の回収に成功

相談までのできごと

Oさんは生活費の補填のため、6社から借入を始め、そのうち消費者金融2社については完済するまでの約7年間、お取引が継続していました。その後、TVCMで当事務所と過払い金の存在を知り、お取引のあった業者のうち、完済した2社について過払い金があるかを確認するため、ご相談にいらっしゃいました。

弁護士の対応

弁護士が詳しくお話を伺うと、完済した2社のお取引時の利率は不明ではあるものの、お取引の期間が古いため、過払い金が発生している可能性があることが確認できました。しかし、借入時期から過払い金が消滅時効により返還されない可能性がありました。そこで弁護士が、過払い金が返還されない場合は弁護士費用がかからないことをOさんにご説明。ご納得いただいたうえでのご依頼となりました。ほかの4社については信販会社のショッピングクレジットや法定利息の取引であり、支払いも問題なかったためOさんが返済を続けていくことにしました。
弁護士が、完済していた2社からお取引の履歴を取り寄せ、法定利率で引き直し計算をしたところ、過払い金が発生していることがわかり、過払い金の返還交渉を開始しました。

解決ポイント

過払い金が時効で消滅している懸念も踏まえたご説明をしたうえで、手続を開始。業者との話合いでは折り合いがつかず、訴訟を行い、依頼者の利益を追求した交渉により、過払い金を獲得できました。

過払い金返還手続を終えて

話合いがまとまらず、裁判を起こしたことにより、98万円の過払い金が返還されました。

弁護士からのコメント

すでに借金を完済している業者に対しても過払い金の返還請求ができます。過払い金には消滅時効の制度があり、一定期間経過後は請求ができなくなるため、早めの相談が重要です。また、アディーレでは、債務整理に関するご相談は何度でも無料です。完済している業者から過払い金が返還されない場合、弁護士費用はかかりません。過払い金があるか知りたい方は、まずは当事務所までご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。