ケース820年以上前の借金に過払い金回収の可能性あり。完済した業者から349万円を獲得！

相談までのできごと

22年前から建築関係の自営業を営んでいたMさん。自営業を始めたころはなかなか経営が安定せず、2社の消費者金融からまとまったお金を借りて運転資金に充てました。また、経営が軌道に乗るまでの間も何度かお金を借り、借金は一番多いときで170万円ありました。その後、自営業の経営は順調となり、借金は22年で完済。消費者金融で借入をしていたころには過払い金の存在を知らなかったMさんですが、あるとき当事務所のテレビCMを見たことがきっかけで、過払い金についてご相談くださいました。

弁護士の対応

弁護士がお話を伺ったところ、Mさんが消費者金融で借入をした時期は20年以上前とのこと。当時の消費者金融の金利は法定利息を超えていたため、弁護士は過払い金が回収できる見込みが高いことをご説明。Mさんはぜひ過払い金を回収したいと当事務所に依頼されました。ご依頼後、弁護士はすぐに貸金業者に対して取引履歴の開示を求め、そこから引き直し計算により過払い金を算出して、過払い金を請求しました。

解決ポイント

貸金業者から何度も過払い金の減額を求められたものの、弁護士が粘り強く交渉した結果、請求どおりの過払い金の獲得に成功！

過払い金返還手続を終えて

弁護士の交渉により349万円の過払い金が返還されたことで、Mさんは、組んで間もない自動車のローンを返済するお金を手にすることができました。

弁護士からのコメント

20年以上前から続く古いお取引で、かつ、お手持ちの資料が何もない場合でも、過払い金の請求をご依頼いただくことは可能です。しかし、完済から10年（または過払い金の存在を知ってから5年の場合もあります）が経ってしまうと、消滅時効により回収できなくなってしまいます。過払い金が時効で消滅してしまう前に、ぜひお早めにご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。