ケース9借金の期間30年。裁判で争ったことで600万円の過払い金を獲得！

相談までのできごと

35年前、Aさんは収入が少ないことから生活費が不足し、消費者金融からの借入を開始しました。そして、Aさんは借入と返済を繰り返すようになり、借金が一時期200万円近くまで膨らみました。その後、数十年間にわたって地道に返済を続け、完済しました。
完済後、過払い金請求をしたいと思うようになり、TVCMを見たことがきっかけで当事務所に相談されました。

弁護士の対応

Aさんが取引を開始したのは、かなり過去のことだったため、高額な過払い金が発生している可能性が見込まれました。一方で、取引の途中で完済され、再び借り入れるまでに期間が空いていました。そこで弁護士が、古い取引については、別の取引として時効により過払い金を請求できない可能性があることをご説明しました。そのうえで、Aさんから過払い金返還請求のご依頼を受けました。

解決ポイント

古い取引については、時効を迎えて過払い金を回収できない可能性がありました。
それでも、弁護士が過払い金の返還を求めて訴訟を提起し、粘り強く一つの取引であることを主張し、高額の過払い金を取り戻すことができました！

過払い金返還手続を終えて

過払い金の返還を求めて、弁護士が裁判で争ったことにより、600万円の過払い金が返還されました。

弁護士からのコメント

取引期間が長いほど過払い金が発生している可能性が高くなります。すでに借金を完済している貸金業者であっても、過払い金が発生している場合は、返還請求を行えます。しかし、過払い金は、消滅時効の制度があるため一定期間が経つと請求できなくなります。アディーレは、債務整理に関するご相談が何度でも無料です。過払い金請求をためらっているうちに時効を迎えてしまうリスクもありますので、お早めにご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。