「かつて、レイクから借金をして過払い金がありそう…。レイクから過払い金を取り戻すにはどうしたらうまくいく?」
レイクから過払い金を取り戻すためには、まずは「レイクの過払い金返還請求」について詳しく知っておきましょう。
一言で過払い金の請求と言っても、業者ごとの対応や回収率などは異なります。
そこで、過払い金を取り戻す業者ごとの特色を知っておく必要があるのです。
例えば、レイクから過払い金を取り戻す場合、裁判をせずに交渉する場合と、裁判をする場合とでは、取り戻せる過払い金の回収率が異なります。
また、過払い金を取り戻すまでの時間も変わってきます。
レイクの過払い金返還請求について詳しく知っておくと、あなたに有利な戦略を立てることができます。
この記事では、アディーレの弁護士が次のことについて解説します。
- レイクの過去の利率
- レイクの過払い金返還請求の方法・注意点
- レイクの過払い金の回収率
- レイクの過払い金回収にかかる時間 など
早稲田大学、及び首都大学東京法科大学院(現在名:東京都立大学法科大学院)卒。2012年より新宿支店長、2016年より債務整理部門の統括者も兼務。分野を問わない幅広い法的対応能力を持ち、新聞社系週刊誌での法律問題インタビューなど、メディア関係の仕事も手掛ける。第一東京弁護士会所属。
債務整理に関するご相談は何度でも無料!
費用の不安を安心に。気軽に相談!3つのお約束をご用意
国内65拠点以上(※1)
ご相談・ご依頼は、安心の全国対応
かつて、レイクの金利は利息制限法の上限金利を超えていた
過払い金というのは、一言で言えば、借金を返済する際、利息制限法の上限を超えて払いすぎた利息です。
かつて、レイクをはじめ、多くの消費者金融会社が利息制限法の上限金利を超えた金利を取り過ぎていました。
「レイクの借金は完済してしまったから、金利なんて覚えていない…。」
そんな方でも大丈夫です。
レイクから『取引履歴』(過去の借入れと返済を記録した書面です)を取り寄せれば、レイクからいついくら借りて、いついくら返済したのかが分かります。
借入日と借入金額、返済日と返済金額が分かれば、利息制限法の上限金利をどれだけ上回って返済していたのかは計算すれば分かるのです。
利息制限法の上限金利は20%です。
レイクは、2007年(平成19年)12月2日に最大金利を18%として利息制限法の上限金利以下に金利を引き下げましたが、それ以前はずっと利息制限法の上限を超えた金利を取っていました。
例えば、直近の2007(平成19年)12月1日までは、最大金利は29.2%でした。
さらに、その前は30%台、40%台の時代もありました。
レイクからの借入れで過払い金が発生しているケースとは?
レイクから借入れをしていた方で、過払い金を取り戻せる可能性があるのは次の条件をいずれも満たす場合です。
(1) 2007年(平成19年)12月1日までに借入れをした方
(2) 最後に借入れ・返済をしてから10年以内の方
(*改正前民法の場合。2020年4月1日以降に完済した場合は、最後に取引した日から10年、または過払い金を請求できることを知ってから5年となる可能性があります。)
なお、2000年に「コーエークレジット」という会社がレイクに吸収合併されています。
コーエークレジットから借入れをされていた方も、最後に借入れ・返済をしてから10年以内であれば、レイクから過払い金を取り戻せる可能性があります。
レイクから取り戻せる過払い金をシミュレーション
上の女性のような状況で、5年間、限度額50万円の範囲で借入れと返済を繰り返した後に完済した場合、どのくらいの過払い金が発生しているのかシミュレーションしてみましょう。
次の表の「残元金」は、借入当時のレイクの金利(29.2%)に従って計算した残元金、「利息制限法に従った場合の残元金」は、レイクの金利ではなく利息制限法の規定する上限利息に従って計算した場合の残元金です。
途中で赤色のマイナス表示の金額になっているのが、まさに過払い金が発生しているということです。
この頃、「レイク」の名称で消費者金融業を展開していたのはGEコンシューマーファイナンスという会社です。
GEコンシューマーファイナンスは2008年9月に新生銀行に全株式を譲渡して同銀行の子会社となり、2009年4月に「新生フィナンシャル株式会社」に商号を変更しました。
レイクからお金を借りたという方は、「新生フィナンシャル株式会社」に対して過払い金を請求することになります。
借入れと返済を繰り返す場合、レイクの金利に従うと、残元金がなかなか減らなかったという方は多いでしょう。ですが、実は、利息制限法の上限金利に従って計算すると、残元金がどんどん減っていき、いずれ過払い金が発生することも多いのです。
2007年~2012年までの間、限度額50万円近くまで借入れと返済を繰り返した場合、レイクの金利(29.2%)で計算すると、2012年12月時点での借入金額は47万円を超えています。
ですが、このケースで、レイクの金利ではなく、利息制限法の上限金利に基づいて計算をし直すと、本来は残元金はなくなる上に、実は1万1,439円の過払い金が発生しているのです。
このように、利息制限法の上限金利に基づいて計算し直すことを『引き直し計算』と言います。
ですが、この時点で、残元金がなくなる上にレイクから過払い金を取り戻せると知らなければ、通常は残元金を返そうと思うでしょう。
そこで、仮に、その後、毎月1万5,000円ずつ定期的に返済をした上で、最後に30万円余をまとめて一括返済してレイクの借金を完済したとしましょう(シミュレーションのため、あえて借入れはなしとしています)。
その場合の過払い金は次のようになります。
レイクの金利に従って2013年1月から毎月1万5,000円ずつ返済し、2015年9月に残元金をまとめて一括返済したとすると、その時点での過払い金の合計は80万2,186円になります。
さらに、過払い金を取り戻す際は「利息」も請求することができます。
2020年3月末までに発生した過払い金の利息は年5%です。
上のケースでは、計算上、完済時に3万円余の利息が発生しています。
つまり、 レイクに対して、完済時点で過払い金と利息を含めて合計83万円以上の請求ができるのです。
後でご説明しますが、利息は、レイクから過払い金を取り戻すときに裁判をするかどうか決める重要な判断要素になります。
というのは、今回のシミュレーションでは、完済時の利息は3万円余でそれほど大きな金額ではありませんが、過払い金を取り戻せると気が付かないまま時間が経過すると、その間利息も膨らんでいきます。
2015年9月時点で発生している80万円の過払い金を7年後に取り戻そうとした場合、利息だけで28万円にもなっているのです。
過払い金が多額になるケースは?
取り戻せる過払い金の額は、レイクから借りていた金額や期間などによって変わりますが、一般的に、次のようなケースでは取り戻せる過払い金が多額になります。
- レイクからキャッシングしていた期間が長い
- レイクからキャッシングしていた金額が大きい
- レイクからキャッシングしては返すということを繰り返していた など
消費者金融会社から長年借金をしていた方で、多額の過払い金を取り戻した解決事例はこちらをご確認ください。
レイクの過払い金は、いまだ返還されていないものも多い
新生フィナンシャル株式会社に対する過払い金の請求は年々減少傾向にありますが、2023年3月の決算資料によれば、新生フィナンシャル株式会社が今後の過払い金返還請求に備える引当金は約225億円です。これだけ多額の引当金が準備されているということは、依然として多くの過払い金が未返還であることが伺われるのです。
レイクから過払い金を取り戻す手続の流れと、手続にかかる期間
レイクから過払い金を取り戻すためには、まずは次の作業が必要です。
新生フィナンシャル株式会社から『取引履歴』を取り寄せる
取引履歴をもとに『引き直し計算』をする
過払い金がいくら発生しているのか把握する
レイクから取引履歴を取り寄せると、これまでにいつ、いくら借りたのか、また、いつ、いくら返済したのかが分かります。
これを先ほどのシミュレーションでお示ししたように、利息制限法の金利に従って『引き直し計算』をします。
そうすると、利息制限法の上限金利をオーバーして支払っていた分、つまり過払い金がいくらあるのか計算できます。
過払い金が発生していることが分かったら、次はレイクから過払い金を取り戻しましょう。レイクから過払い金を取り戻す際、大きく分けると2つの方法があります。
- 裁判をせずに、レイクとの交渉で取り戻す
- レイクを訴えて(裁判をして)取り戻す
裁判というと、徹底的に争って裁判官が判決で白黒をつけるというイメージがあるかもしれませんが、実際には裁判をしている間もレイクとの交渉を継続し、話がまとまればその時点で「和解」(お互いに譲歩して合意に至ること)をして裁判を終了させることも多いです。
それぞれ、過払い金を取り戻すまでの期間はどのくらいかかりますか?
ご自身で取り戻す場合、その方によってスピード感が違いますので一概に期間は言えません。参考までに、アディーレ法律事務所がこれまでレイク(新生フィナンシャル株式会社)から過払い金を取り戻した経験から、アディーレ法律事務所に過払い金の取り戻しを依頼された場合の期間(※)をご紹介します。
(※2021年7月~2022年6月の期間で、弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所が取り扱った事件の平均期間です。)
【裁判をせずに交渉で過払い金を取り戻すケース】
弁護士がレイクと交渉して過払い金を取り戻す場合、トータルの期間は5か月程度です。
【裁判をした上で和解をするケース】
これに対して、裁判をした上で和解をして過払い金を取り戻す場合のトータルの期間は1年1か月半程度です(*後でご説明する「取引履歴」の一部の開示のない事案では、これよりも長期化する可能性があります)。
時間がかかっても裁判をするメリットとは?
このように、裁判をせずにレイクから過払い金を取り戻す方が短い期間で済みます。
時間をかけて裁判をするメリットは、裁判をした方が最終的に回収できる過払い金の金額が高くなる可能性があることです。
レイクと交渉して過払い金の問題を解決する場合には、発生している過払い金全額の支払いを受けられることはまずありません。
ましてや、過払い金に対する利息はさらに困難です。
これに対して、裁判をする場合には、発生している過払い金に加えて、過払い金に対する利息の支払いを得られる可能性が高くなります。
先ほどのシミュレーションの事例でも、80万円の過払い金が発生していることを知らずに7年が経過すると、それだけで利息は28万円になります。それ以上に多額の過払い金が発生していれば、利息も膨らみますので、利息をあきらめることは、とてももったいないのです。
レイクから過払い金を取り戻す場合、裁判をするかしないかは、発生している利息の金額や、レイクが任意に返すと言っている過払い金の総額と、裁判をした場合のコストなどを慎重に検討して決める必要があります。
借入期間が長く、利息が多額であったため、交渉ではなく裁判をして利息も請求した解決事例もご参照ください。
自分でレイクに過払い金を請求する場合の注意点は?
もしも、ご自身でレイクから過払い金を取り戻したいと考えている方は、次の点に特に注意してください。
(1)消滅時効に注意!
(2)引き直し計算を間違えない!
(3)レイクと合意をしたら、やり直しはできない!
それぞれご説明します。
(1)消滅時効に注意!
レイクから過払い金を取り戻そうと思ったとき、最も注意すべきは「消滅時効」です。
過払い金を取り戻す権利は、基本的には最後に借入れや返済をした日から10年で時効にかかります。
さらに、2020年4月1日以降に発生した過払い金については、次のうち早い時点で時効消滅してしまいます。
- 過払い金返還請求ができると知ってから5年
- 最終取引日から10年
時効期間が1日でも経過してしまうと、基本的には過払い金も利息も取り戻すことができなくなります。
時効のカウントダウンは、個別のケースによって異なりますが、時効消滅する時期はいつなのか判断するためには、専門的知識が必要な場合が少なくありません。
時効は、完成する前であれば完成を阻止することができます。
もしも、レイクに過払い金があって時効が迫っているという場合には、大至急弁護士にご相談ください。
(2)引き直し計算を間違えない!
引き直し計算は、借入日・借入金額・返済日・返済金額・利息制限法上の金利を間違えずに正確に計算することが大切です。
これらに間違いがあると、正確な過払い金とその利息を計算できません。
長年借入れ・返済を繰り返していた場合には、取引回数も数百回以上になります(先ほどのシミュレーションでも、完済まで187回の借入れ・返済がありました。)ので、1つ1つ、絶対に間違えないように注意しましょう。
ご自身で引き直し計算をする場合、インターネット上にある過払い金の計算ソフトを使うと思いますが、ソフトの計算式などが間違っていないか、十分ご確認ください。
(3)レイクと合意をしたら、やり直しはできない!
ご自身でレイクに取引履歴の開示を請求すると、レイクから合意案の提示がされることもあります。
ですが、レイクからの合意案はレイクに一方的に有利な内容になっている可能性があります。安易に合意をするのは待ってください。
一度レイクと合意をしてしまうと、本当は自分に損になる取引であっても後でやり直しはできません。
ご自身で過払い金を請求する場合、足元を見られて弁護士が請求するよりも低額な合意案が提示されることもあります。ご自身で交渉される場合には、本当にその額で合意をして良いのか慎重に検討しましょう。
レイクから過払い金を取り戻す際のレイク特有の問題点とは?
さらに、レイクから過払い金を取り戻す場合、次のように、レイク特有の問題がありますので、注意が必要です。
(1) レイクには「旧レイク」と「新レイク」がある
「レイク」は、もともと株式会社レイクという会社(「旧レイク」と呼びます)が経営していた消費者金融のブランド名です。
旧レイクは、1998年11月、GEキャピタルコンシューマーローン株式会社という会社(同年8月に「株式会社レイク」に商号を変更していることから、同社を「新レイク」と呼びます)に「レイク」の営業を譲渡しました(*GEキャピタルコンシューマーローンは、その後、商号変更や吸収合併を経て、現在の新生フィナンシャル株式会社になります)。
そこで、旧レイクから借入れをしていた方は、1998年11月以降、順次、新レイクとの契約に切り替えをされています。
現在、新生フィナンシャル株式会社に対してレイクの過払い金返還を請求すると、同社は、「新レイクは旧レイクの過払い金債務を承継していない」などと主張し、 旧レイクからの借入れで発生した分の過払い金の返還を拒んでいます。
(2) 取引履歴の一部が開示されない
新生フィナンシャル株式会社に取引履歴の開示を請求すると、1993年9月以前の履歴はないと回答されることがあります。
同社によれば、それ以前の取引履歴は廃棄されたとのことですが、真偽は分かりません。
このような場合、開示された時点での残金がゼロであったと仮定してその後の過払い金を計算するなどの対応が必要になります。
その他、取引期間中に、いったん完済している期間がある場合などは「取引の分断」を主張してきます。
また、取引期間中にレイクへの支払いを滞納し、残元金を減額してもらったことがあるという場合には、その時点で発生していた過払い金の支払いを拒絶するなど、レイクは返還する過払い金額を減らすべく、様々な主張をしてきます。
レイクとの交渉に慣れていない方は、弁護士に相談されることをお勧めします。
レイクに対する裁判は、自分でできる?
レイクとの交渉や裁判は、ご自身ですることも可能です。
交渉段階で、先ほどご説明したような点をレイクが主張している場合、当然、裁判でも主張してきます。
もしもレイクの主張が通って裁判で負けてしまうと、交渉でレイクと合意をしていた方が、受け取れる過払い金が多かったということもありえます。
そのため、裁判前に、まずはしっかりとレイクの主張を踏まえ、どのような判決が出るのか予測を立てることが必要です。
裁判には、経験や専門的知識が必要です。
しかも、裁判では早い段階から適切な主張・立証をしておく必要があり、形勢が不利になってから弁護士に依頼しても手遅れになることもあります。
ご自身で対応が難しい場合には、早いうちに弁護士に相談されることをお勧めします。
レイクとの話合いがつかなければ、最終的に裁判官が判決を出します。
レイクに支払いを命じる判決であれば、レイクは判決で命じられた分の過払い金(+利息)を支払わなければいけません。
もっとも、レイクが徹底的に争っている場合には、仮にあなたが勝訴してもレイクから控訴される可能性があります。控訴された場合には、控訴審の判決が確定するまでは支払ってもらえません。
ですから、レイクが争点について徹底的に争っている場合には、控訴されるリスクなどを踏まえて和解ができるかどうか、和解をした方がメリットがあるかなどを判断する必要があります。
レイクの借入れを完済している場合、過払い金の請求をしてもブラックリストに載らない!
過払い金を請求すると、信用情報機関の信用情報に登録されるのではないか(いわゆる「ブラックリストに載る」)と心配される方もいらっしゃいます。
ですが、レイクの借入れを完済している場合には、レイクに対して過払い金の請求をしても、信用情報には登録されません。
過払い金の請求と信用情報の登録について詳しくはこちらの記事をご参照ください。
アディーレ法律事務所のレイクに対する過払い金返還請求の実績(目安)
これまで、レイクから過払い金を取り戻す際の手続の流れや注意点をご説明しましたが、ご自身で請求するのは難しいと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
弁護士に頼めば、 取引履歴の請求・確認、引き直し計算、レイクとの交渉、過払い金の回収などを代わりに行ってくれます。
アディーレ法律事務所がレイク(新生フィナンシャル株式会社)から取り戻した過払い金の総額は、次のとおりです。
25億8152万円
(※2017年12月~2021年6月までの期間で計測。弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所の合計)
レイクからの過払い金の回収率の実績(目安)
アディーレ法律事務所がレイクから取り戻せた過払い金の回収率は次のとおりです(※2023年12月時点 ※個々のケースによって異なります)。
【裁判をせずに交渉で取り戻す場合】
過払い金元金の約90%
利息の支払いは受けられない
【裁判をして和解をする場合】
交渉次第で過払い金元金の約100%
(*場合によっては利息の一部も回収できます。)
アディーレ法律事務所では、 裁判をせずに弁護士が交渉しでレイクから過払い金を取り戻す場合、最大で9割程度の過払い金を取り戻せる可能性があります。
さらに、アディーレ法律事務所では、 裁判をしてレイクから過払い金を取り戻す場合、過払い金全額(場合によっては利息の一部も)を取り戻せる可能性があります。
もっとも、レイク(新生フィナンシャル株式会社)は、過払い金の返還を求めるだけでは、決して過払い金の元金の約9割は返還してくれません。
レイクに限らず、貸金業者は、顧客に返す過払い金額を何とか減額しようと試みます。
利息どころか、本来、取り戻せるはずの過払い金のほんの一部しか返してもらえなかったという方は本当に多いです。
弁護士が交渉する場合であっても、レイクは、交渉の当初から過払い金の9割の返還を提示してくるわけではありません。交渉開始時には、より低い割合での提示がなされます。
それに対し、弁護士がレイクと粘り強く交渉することによって、上でご紹介した回収率まで引き上げるのです。
大切なのは、「交渉力」と、これまでに過払い金を取り戻した「経験」です。
アディーレ法律事務所では、先ほどご紹介したとおり、2017年12月~2021年6月の間だけでも25億円以上もの過払い金を新生フィナンシャル株式会社から取り戻しています(弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所の合計)。
ですから、同社の様々な主張に対し、適切に反論・交渉が可能なのです。レイクも過払い金返還請求の対応には慣れており、交渉のプロです。
ご自身で交渉される場合には、必ずしも同じ回収率にはならないことにご注意ください。
弁護士などに依頼して少しでも多くレイクから過払い金を取り戻したい場合、まずは これまでにレイクから取り戻した過払い金の回収率をご確認ください。
アディーレ法律事務所の弁護士費用
アディーレ法律事務所では、次のご依頼を承っています。
・完済した業者への過払い金返還請求
・借入れが残っている業者へ任意整理(過払い金返還請求を含む(※))をする場合
(※)任意整理とは、引き直し計算をしても借金が残る場合に、借金の利息のカットや分割払いを目指して、業者と負債の支払い方につき話し合いをする手続です。
1社あたりの弁護士費用は次のとおりです(2023年12月時点)。
【レイクへの借入れを完済している場合】
〈初期費用〉 無料
〈基本費用・報酬金〉
※基本費用および報酬金は、回収した過払い金からお支払いいただきます。
- 交渉により解決した(裁判をしない)場合
基本費用:6万6000円(税込)
+
報酬金:回収した「過払い金」の22%(税込)
- 裁判により解決した場合
基本費用:6万6000円(税込)
+
報酬金:回収した「過払い金」の27.5%(税込)
※万が一、回収した過払い金が基本費用および報酬金の合計額に満たなかった場合、不足分をお支払いいただく必要はありません。
※訴訟で解決する場合、訴訟費用は依頼者の方のご負担となりますが、回収した過払い金を超えてお支払いいただく必要はありません。
※委任事務を終了するまでは契約を解除できます。この場合、解除までの費用として事案の進行状況に応じた弁護士費用をお支払いいただきます。
【レイクへの借入れが残っている場合】
※レイク(任意整理の相手(過払い金の請求先)となる業者)からの借入れが残っている場合での費用は、次のとおりです。
〈基本費用〉 4万4000円(税込)
※債権者から訴えられて裁判となっている場合(既に債務名義を取得されている場合も含みます)は、6万6000円(税込)
※ご契約から90日以内に契約の解除をご希望された場合、一定の場合に基本費用を全て返金いたします。
〈報酬金〉
和解できた場合(解決報酬金)
2万2000円(税込)
+
債務額を減額または免除することができた場合(減額報酬金)
減額または免除できた金額の11%(税込)
+
過払い金を回収できた場合(過払金報酬金)
・和解により解決した(訴訟をしない)場合:回収した「過払い金」の22%(税込)
・裁判により解決した場合:回収した「過払い金」の27.5%(税込)
※裁判で解決する場合、訴訟費用は依頼者の方のご負担となります。
※原則、4回までの分割払いが可能です。
※商工ローン、システム金融、不動産担保ローンの場合は、別途料金となる場合があります。
委任事務を終了するまでは契約を解除できます。この場合、解除までの費用として事案の進行状況に応じた弁護士費用をお支払いいただきます。
【まとめ】レイクからの過払い金の取り戻しの成功の鍵は「交渉力」と「経験」!
今回の記事のまとめは、次のとおりです。
- レイクの金利は、かつて利息制限法の上限金利を大きく超えていた。
- 2007年12月1日までにレイクから借入れをしていた人は、レイクに過払い金が発生している可能性がある。
- レイクから過払い金を取り戻すためには、取引履歴を取り寄せた上で、引き直し計算、交渉、必要に応じて裁判をする必要がある。
- いずれの手続も、やり方を誤ると過払い金が減ってしまったり失ってしまったりする危険がある。最終的に回収できる金額は、専門知識や交渉力の有無、裁判をするか否かによって左右される。
- 弁護士に依頼すれば、取引履歴の取得から過払い金の回収まで、代わりに行ってくれる。
- アディーレ法律事務所における、レイクの過払い金の回収率(目安)は次のとおり(2023年12月時点)。
裁判をする前の交渉:
・過払い金元金の約9割
・利息の支払いは受けられない
裁判で和解をする場合:
・争点がない場合には、交渉次第で過払い金の100%
(+場合によっては利息の一部)
ただし、レイクが争点について争っている場合には判決となって、控訴されることもある
アディーレ法律事務所では、借金が残っている業者に対する過払い金返還請求をご依頼いただいたのに所定のメリットがなかった場合、当該手続にあたってアディーレ法律事務所にお支払いいただいた弁護士費用を原則として全額ご返金しております。
また、完済した業者への過払い金返還請求の場合は、原則として、弁護士費用は回収した過払い金からのお支払いとなりますので、あらかじめ弁護士費用をご用意いただく必要はありません。過払い金が回収できなかった場合、過払い金請求の弁護士費用は請求しません。
さらに、回収できたとしても、過払い金請求の弁護士費用の方が高かった場合、回収額を超えた過払い金請求の弁護士費用はいただきません。
(2023年12月時点。業者ごとに判断します)
弁護士との面談にて、過払い金が発生している可能性があるかどうか無料で診断もしております。
レイクへの過払い金返還請求でお悩みの方は、レイクへの過払い金返還請求を得意とするアディーレ法律事務所にご相談ください。